夏野菜なのに「冬の瓜」!その正体は女性に嬉しいヘルシー食材!

15.7.13UP

痩せたい人は食べなさい、太りたい人は食べてはいけません??冬瓜(とうがん)ってどんな野菜?

夏、暑い日が続くと、ついクーラーを使いすぎたり、冷たいものを飲み過ぎたりして体を冷やし、むくんでしまった…なんて人もいるのではないでしょうか。
今日は、夏のカラダにうれしい作用がいっぱいの「冬瓜」についてお話したいと思います。

冬の瓜なのに夏が旬?! 冬瓜について

名前だけを聞くと、冬の食べ物のようですが、冬瓜は7~9月ごろに旬を迎える夏の野菜です。
冬瓜の皮は熟すと硬く丈夫になるため、丸のまま低温のところに置いておくと、冬まで保存が可能であるといわれることから「冬瓜」という名前がついたそうです。
冬瓜は、そのほとんどが水分で、カリウムやビタミンC、カルシウム、葉酸、マグネシウム等を含んだとても低カロリーでヘルシーな食材です。
夏はたくさん汗をかき、汗とともにカリウムが失われることにより、低カリウム血症をおこし、それが夏バテの原因になるともいわれています。
カリウムや水分をしっかりとることは、夏の体にはとても重要です。
この冬瓜のように、旬の野菜には人間にとってその時期に摂ると丁度いい栄養素が含まれています。
現代はとても便利になり、季節を問わず様々な野菜がいつでも手に入りますが、旬や季節を感じながら食事を摂ることの大切さが分かりますね。
また、冬瓜には女性にはうれしい、ダイエット効果もあるといわれています。
約1200年前の中国唐代の薬学書である『食療本草』には、「欲得体痩軽健者、則可常食、若要肥、則勿食也」とあり、「痩せたい人は常に食べなさい、太りたい人は食べてはいけません」と記載されています。
確かに、高い利尿作用を持ち、低カロリーで食物繊維を多く含む冬瓜は、ダイエットに適した野菜であるといえるでしょう。

捨てるところなし!丸ごと食べよう

冬瓜というと、硬い皮をむき、中のワタと種を出した後の半透明の部分を思い浮かべる方が多いかと思います。
冬瓜のワタと種の部分は、漢方では「冬瓜子(とうがし)」といわれており、煎じて飲まれる他、化粧品や外用薬をつくる際に利用されてきました。
ワタは、おみそ汁の具にしたり、炒めものにしたりして種ごと食べることができます。
そして冬瓜の皮は漢方では「冬瓜皮(とうがひ)」といわれ、この皮には実の部分よりもさらに高い利尿作用があることが分かっています。
冬瓜の皮は硬めですが、千切りにしてきんぴらなどにするとおいしく食べることができます。

冬瓜は、最近ではスーパーでもよく見かける野菜ですが、おなじウリ科の仲間であるキュウリやカボチャなどに比べると、まだまだ食卓に上る回数も少ないのでは?
美味しく食べられるうえ、夏バテや水太りの解消にもバッチリの冬瓜。
立秋が過ぎ、暦の上では秋となりましたが、まだまだ暑い夏は続きます。
冬瓜を食べて、夏を乗り切る体をつくりましょう。

(キレイ研究室:研究員 船木)

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