あなたは「SPF」をきちんと説明できる!? ~日焼け止めの表示について~

あなたは「SPF」をきちんと説明できる!? ~日焼け止めの表示について~

特に紫外線が強くなってくるこの時期、紫外線対策を全く行っていない女性というのはあまりいないのでは、と思います。
帽子をかぶったり、日傘をさしたり…オシャレな紫外線対策品もたくさん増えました。
しかし、TPOに関わらず頼りになる紫外線対策といえば、やはり日焼け止め。
皆さんは、日焼け止めを購入するときにはどんなところをチェックしますか?

好きなブランド、メーカー、使用感…など、いろいろあると思いますが、SPFやPAといった数値を重視している方も多いのではないでしょうか。
なんとなく、数値が高い方が紫外線防御効果も高い…くらいの認識はあっても、実際に「どういう意味なの?」と聞かれると「う~ん…」となってしまうのではないでしょうか?
今回は、まずSPFについてお話ししたいと思います。

SPFっていったい?!

SPF(Sun Protection Factor)は、サンバーンと呼ばれるUV-B(紫外線のはなし 3つの紫外線ABC)によって起こる紅斑(こうはん)をどの程度防止できるかという目安を表した数値のことです。

SPFは、実際に皮膚に紫外線B波(UV-B:290~320nm)を照射し、日焼け止めを塗布したときのMED(最小紅斑量:サンバーンを起こすのに必要な最小の紫外線照射量)が、なにも塗布していない時のMEDの何倍にあたるかを調べるという方法で測定されています。
通常、20分紫外線に浴びると紅斑が出てしまうという人が、SPF30の日焼け止めを使うと、20分×30倍=600となり、600分(10時間)の間、日焼け止めの効果が持続するということになります。
SPF測定時には、日焼け止めは2mg/?の塗布量を使用するのですが、実際にお肌に塗られている日焼け止めの塗布量を調査したところ、顔では平均1.1mg/?、体では1.3mg/?程度で、とても2mg/?には足りない量でした。
塗布量がSPF測定時の半量の場合、SPF4→2、SPF15→3.9、SPF50→7.1に低下したというデータがあり、これではSPF値どおりの紫外線防御効果を得ることができません。
顔の場合、SPF通りの効果を出そうとすると、だいたい0.8g程度塗る必要があります。
0.8gといってもピンとこないかもしれませんが、30g入りの日焼け止めでひと夏もってしまうという方は、塗布量が全く足りてないと思われるので、注意が必要ですね。

また、きっちり塗っているという方でも、日焼け止めは汗や皮脂によって浮いてしまったり、顔をこすったりすることで落ち、効果はどんどん下がってしまいます。
日焼け止めを塗るときは、

①ムラのないよう厚めに塗ること(一度にたくさん塗るとムラになりやすいので、重ね塗りがオススメです)
②こまめに塗り直すこと

このふたつを徹底することが、美肌を守る秘訣です!!

SPFは高いほどお肌にとっていいの?!

「日焼け止めをこまめに塗り直すのは面倒だし、厚く塗るのも難しいし、じゃあなるべくSPF値の高いものを選べばいいんじゃない?」と思った方もいるかもしれません。
しかし、日焼け止めに含まれる紫外線散乱剤や吸収剤は、どうしてもお肌にとっては負担となってしまうもの。
高SPFの製品には、これらの量が多くなってしまうため、お肌への負担も大きくなってしまいます。

下の図を見ても分かるとおり、実はSPFというのは20前後までは数値が上がれば、防御率もそれなりに上がるのですが、それ以上の数値では防御率にあまり差はありません。
実際の紫外線防御率はSPF30も50もほとんど変わらないのです。SPFと紫外線防御率(透過率)の関係日常生活を送る場合は、20~30前後のもの、屋外レジャーやスポーツなどを楽しむ場合は30以上のものを使うというように、シーンによって日焼け止めを使い分けている方は、スキンケアの上級者といえるかもしれませんね。
自分の生活スタイルに合わせた日焼け止めを選ぶようにしましょう。
屋外で過ごす場合は、海やプールで泳いだり、汗をかいたり顔をタオルで拭いたりするため、日焼け止めが落ちやすくなってしまいます。
SPFの数値が高いものであっても、やはり数時間毎に塗り直しましょう。

今回は、知っているようで意外と知らないSPF値についてお話ししました。
次回は更にわかりにくいと思われる、PAについてお話ししたいと思います!

(キレイ研究室 研究員:船木)

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