疲労回復、熱中症対策さらには、紫外線対策に!スイカはこの時期の強い味方!

スイカ

今、再注目されているスイカ。みずみずしい果肉には沢山の魅力が詰まっていました!

「緑と黒のしましまの服がおしゃれな、中味は真っ赤なもの、なぁ~に?」
緑と黒のしましまの皮を切ると、中からは鮮やかな赤い実が現れる…答えはそう、スイカです。
子供のころは、半月状に切ったスイカにかぶりついて、種の飛ばしっこをした、なんて思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、最も夏らしい食べ物の一つ、スイカの知られざる魅力についてお話しします。

夏にぴったりの食材、スイカ!

スイカは、西瓜と書きますが、これは漢語の表記で、中国の西の国であるウイグルから伝わったためだといわれています。
日本では、水瓜と書かれることもあるそうで、これは90%以上が水分であるスイカにはぴったりの名前ですね。

水分の多いスイカはカロリーも低く、なんと100gあたり37kcalしかありません。
これは、ニンジンやタマネギ、大豆モヤシとほぼ同じカロリーになります。

甘くてジューシーなうえに低カロリー、おまけに食物繊維も豊富なため、ダイエットが気になる方にはおすすめの食材ですね。
さらに、スイカは、美肌にもうれしい、美容食材でもあります。

スイカを赤くしている色素は、実はトマトと同じリコピンなのですが、なんとスイカにはトマトよりも豊富に含まれているのです。
抗酸化作用の高いリコピンは、紫外線の強いこの時期の強い味方となってくれますね。

また、ビタミンB1,ビタミンB2、ビタミンC、といったビタミン類、カルシウム、リン、鉄などのミネラルを含むスイカは、まるで天然のスポーツドリンクのよう!
夏の水分補給にもピッタリなのです。
このときに、少し塩を振って食べると、ナトリウムも摂取できるので、熱中症予防には最適です。
疲労回復効果も高いので、夏バテかな…と思ったら、冷蔵庫で冷やしたスイカをいただきましょう(果糖の多いスイカは、冷やした方が甘くおいしく食べられますよ)。

スイカから発見されたアミノ酸とは?!

1930年、日本でスイカからシトルリンというアミノ酸が発見されました。
シトルリンには、一酸化窒素(NO)の生成を高め、血管を拡張する作用があることが解明されています。
血管を拡げ血液の流れをスムーズにすることで、動脈硬化や心筋症の予防、冷え性やむくみの改善、記憶力や集中力のUPなど、様々な効果が期待されており、シトルリンスーパーアミノ酸とも呼ばれているのです。
シトルリンを摂取することにより運動時の乳酸値が低下し、持久力の向上効果があるという報告もされています。
また、乳酸やアンモニアなどを除去する働きがあり、運動後の筋肉痛抑制や疲労の軽減、パフォーマンスの向上に効果があるといわれています。
そのため、シトルリンはスポーツをする方のためのサプリメントとしても人気のある成分です。
スポーツをされる方は、試合の前にスイカを食べてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、シトルリンは真っ赤な実の部分よりも、外皮近くの白い部分に多く含まれていますので、シトルリンを摂取したい方は白い部分を食べるようにしましょう。
甘味はありませんがさっぱりしていてクセも少ないので、浅漬けにしたり、冬瓜のように煮物にしたりしておいしくいただけます。
そして、シトルリンに関しては、米国テキサス農業大学のパティル博士の“Watermelon May Have Viagra-Effect”という2008年の論文が話題を集めています。
タイトルを訳すと“スイカはバイアグラの効果を有することができる”となりますが、スイカに含まれるシトルリンの、NOの産生を促すことで血管を弛緩させ、血流を促進させる効果がバイアグラと同様の効果をもたらすそうです。
パティル博士は「バイアグラほど局部的効果はなくても頭痛、動悸、顔のほてりなどの副作用もなく、安価で入手しやすいスイカは血管をリラックスさせる素晴らしい食材である」と述べています。
スイカは、漢方の世界でも身の部分を西瓜(セイカ)、皮を西瓜皮(セイカヒ)、種を西瓜仁(セイカニン)として、利尿作用があることから腎炎やむくみなどの際に利用されています。
皮はともかく種の利用は難しそうですが、スイカをスムージーやジュースにする際に、種も一緒にミキサーにかけてみると、あまり気にせずに食べることができます。
種にはリノール酸やビタミンEが豊富に含まれており、また種を取る手間もなくなるので、ぜひお試しください。

夏の風物詩であるスイカですが、美容効果も健康効果もバッチリなんて、驚きですね。
暑い夏を乗り切るのにもってこいの食材、スイカ。
朝に摂ると、睡眠後の水分補給や糖分補給ができ、その後の紫外線対策にも期待できるので、おすすめです。
この夏、朝ごはんのメニューにいかがでしょうか?

(キレイ研究室 研究員:船木)

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