お口も年齢とともに老化!年代別お口の悩みランキング~アンケート結果からみる美容のはなし~

お肌の悩みと同じく、お口の悩みも年齢を重ねるほど多くなります。
お肌の曲がり角・・・という話題はよく聞きますが、お口の曲がり角っていったいいつなのでしょう?

今回は、20代以上の女性1223名におこなったお口のケアに関するアンケートの結果から、お口の悩みを中心にご紹介したいと思います。

★年齢と共にお口も老化している!

疲れや肌あれも一晩ぐっすり眠ればなんとかなった若かりし頃に比べて、年を重ねるたびに「肌トラブルが起こりやすい」「疲れが取れにくい」などお肌も体も悩みは増え、その悩みは表面化する一方です。(肌の悩みに関するおはなし)。では、お口の悩みはどのように変化するのでしょうか。お口の悩みは20代以上の女性にお口の悩みについて聞いてみました。
その結果、若い年代では「口臭」や「歯の着色」、「虫歯」が気になる悩みの上位になっていますが、年齢と共に「歯周病」や「歯茎の痩せ」などの歯以外の悩みが増えています。その数を比較すると、50代の女性は20代の女性の1.5倍の悩み(歯以外)があるということになります。年齢を重ねることで、歯だけではなく、お口全体に悩みが広がっていくのですね。
一方、どの年代でも高い割合で「口臭」や「歯の着色・変色」で悩んでいるという結果になりました。「口臭」や「歯の着色・変色」は、人との関係を左右するエチケット的な要素から自身のイメージを左右する美容的な要素にまで及ぶものとして高い意識で捉えられている結果なのかもしれませんね。

★女性のお口の悩みは、40代から大きく変わる!

年齢と共にお口の悩みは増えていくのですが、その悩みはいつ、どのように変化するのでしょう。お口の悩みランキング先ほどご紹介したお口の悩みについてのアンケート結果を、悩みの多い順にランキング形式でまとめてみました。
20~30代のお口の悩みは「口臭」「歯の着色・変色」「虫歯」が抜きんでて上位にランクインしています。しかし、40代では「口臭」「歯の着色・変色」と並ぶ勢いで「歯周病」で悩む方の割合が増えます。50代・60代以降では更に増え、2人に1人が「歯周病」で悩んでいるという結果になりました。
これは、加齢によって歯を支えている歯肉が下がり、歯と歯の間に歯垢や歯石がたまりやすくなることで、歯周病が蔓延しやすくなってしまうからだといわれています。まさにお肌にハリがなくなっていくのと同じで、お口の中も老化し、歯周病などの悩みとなって表面化してくるのですね。

ご紹介したとおり40代を境に悩みの上位がガラッと変わります。30~40代は忙しい毎日によるお手入れ不足と、ストレスによる唾液分泌量の低下が起こりやすいことも影響し、お口の環境はより悪化してしまいがちです。悩みが深刻化する前に、お肌のお手入れ同様、お口の中のお手入れも必要だと感じますね。毎日のブラッシング(オーラルケアのはなし①間違っていない?正しい歯みがきの仕方とは。)やケア方法を見直し、お肌だけでなくお口の中も健康で若々しくありたいですね。

●年代別 お口の悩みに関するアンケート
※本アンケート結果はキレイ研究室がおこなった、美容商品愛用者に対する調査結果です。
※実施:2013年6月20~7月20日、N=1223
※掲載データ及び画像転載不可
データのご利用希望の際はコチラからお問い合わせください。

関連記事一覧