『臭い(におい)』と『匂い(におい)』~『臭い(くさい)』ものには蓋をしますか?~

『臭い(におい)』と『匂い(におい)』~『臭い(くさい)』ものには蓋をしますか?~

みなさんは『くさい』ものがあった場合、どうしますか?
“くさい”というだけで、何であっても嫌な気分になり、フタをしてしまいがちですが、それは頭が固くなっているのかもしれません・・・。

例えば“くさい”臭いに遭遇したときを想像してみてください。
私の場合、朝キッチンの生ごみを処理し忘れていて、夕方に帰宅したら部屋から異臭事件で大慌て!ということがよく起こってしまいます。そんな時は、とりあえず袋で包み込んでしまってからゴミの日と相談する、というのが常です。

一方、最近はフレグランスブームで、柔軟剤をはじめとして、ボディークリームやヘアケア商品でも香りが重視されていますね。香りの良さで商品を選んでいる、ということもよくあるのではないでしょうか。

『臭い』と『匂い』で、明暗がスッパリ分かれてしまっていますが、実は両者共に立派な『香り=においがする成分』なのです。
ただ、“嫌な”臭いなのか“良い”匂いなのかの違いだけ。少し専門的に言えば、成分の構造式が少し違うだけなのです。

先日、化粧品技術者会が主催されている、学術講演会に行ってきました。
テーマは「香りの使い方」で、香りの専門家である先生のご講演でした。
その講演内容の一つに、「ある関西のテレビ番組で依頼された内容が、ビシネスや商品開発につながった」というお話がありました。

ある番組とは、関西では長寿番組になっている探偵さんの人気番組です。
「父の工具箱がとてもくさいからなんとかしてください!」という娘さんの切なる依頼を探偵さんがなんとかする、という内容なのですが、“くさい臭い”というと「洗って流す」「捨てる」など、いわゆる“フタをすること”しか頭が回りませんよね。

しかし、その先生は香りの専門家であり、開発者です。
ある方法によって、大切な工具箱を捨てることなく、家族も大喜びで一件落着、という結末をちゃんと準備してこられました。

それは、とってもくさい工具箱に“ある普通の香り”を吹きかけることで、まるで香水の様な良い香りに変化させることだったのです。
実は“くさい”臭いは、敢えて色んな香水に使われています。
そう、あの“くさい”臭いによって、あの奥深い、重厚感のある香りがつくられているのです。
まさに “くさい”臭いを“香り”だという発想で考えられた結果ですね。

くさい臭いにはフタ!という発想だけでは生まれないこと、他にもたくさんありそうですね^^
何事も考え方次第だな、ということで、固くなりがちな頭をリセットしたいと思います(^.^)

(キレイ研究室:研究員 西川)

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