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ツラ~イ花粉の時期、大切なのは「花粉に触れない」「吸い込まない」!

ほんの少し工夫をするだけで、花粉症のツライ症状軽減することができるかも?!是非試してみて!

天気予報の花粉の飛散情報が気になる季節となりました。
マスクをする、薬を飲む、目薬をさす…など、皆さまそれぞれ対策をしているのではないでしょうか?
春は、気温の変化や空気の乾燥、紫外線照射量が増加などにより、お肌がゆらぎやすい季節ですが花粉もお肌に影響を与えるものの一つなのです。
花粉症ではない方も、「私には関係ないから…」なんて油断しない方がいいかもしれません。
なんと、花粉に対する抗体が体内に蓄積されていくことで、誰しも花粉症を発症する可能性があるのです!
花粉の時期を乗り越えるために大切なひと工夫・ひと手間について、お話しします。

最も大切なことは、花粉に触れたり吸い込んだりしないこと

花粉は呼吸の時に吸い込んだり、目やお肌に付着したりして体に侵入します。
そのため、接触する機会を減らすことが最も有効です。
ですが、空気清浄機を運転させた部屋に春中こもっているわけにはいきませんよね。
外出する際は、お肌の露出を避け、できるだけ花粉に接触しない工夫をしましょう。
●マスク・メガネをする
マスクは口や鼻からの花粉の侵入を防ぎます。
また、顔を覆うので、お肌への花粉の付着も防いでくれます。
目に症状が出る方は、メガネやサングラス、ゴーグルの使用が有効です。
●帽子をかぶる・髪をまとめる
風にそよぐ美しい髪は魅力的ですが、この時期の風には花粉がたっぷり。
帽子をかぶったり、髪をなるべくコンパクトにまとめ、花粉の付着を防ぎましょう。
●ファンデーションを使用する
メイクをするときには、ファンデーションを使用し花粉が直接お肌に触れることのないように、1枚膜をつくります。
しかし、ファンデーションの油分には花粉が付着しやすいので、フィニッシングパウダー(おしろいなど)などを使用して、お肌の表面をさらさらに保つようにするとなお良いでしょう。
●長袖やツルツル・スベスベな生地を選ぶ
ウールなど、毛羽だった服には花粉が付着しやすくなります。
花粉の付着を防ぐ柔軟剤や、衣類用ミストなどもあるので、試してみるのもいいかもしれません。
外出先から戻った際には、服などを払って、花粉を落としてから家に入りましょう。
花粉に触れる機会を徹底してなくすこと、これがとても大切です。

スキンケア・メイクでのひと工夫

外から帰ったら、手を洗う時に一緒に洗顔もしてしまいましょう。
入浴時にメイクを落とすという方も多いかと思いますが、早めにメイクと一緒に花粉も落としてしまうことが大切です。
「こすらずやさしく洗う」「人肌ぐらいのぬるま湯で洗い流す」が基本となります。
洗顔の後は、十分な保湿が大切です。
この時期は、冬から春に向けての大きな気候の変化により、お肌が不安定になりがちですが、さらに鼻をかむ、目元をこするなどの物理的な刺激を与えることにより、お肌のバリア機能を低下させてしまいます。
また、この時期多用するマスクですが、お肌とこすれて肌あれの原因となることもあります。
保湿後は油分の入っているクリームや乳液で、しっかり蓋をしてあげてください。
お肌が不安定なときは、たっぷりの保湿とその保護といった、基本のケアがもっとも大切になります。メイクでは、先ほどもお話ししたとおり、ファンデーションを上手に使用しましょう。
春先は紫外線量がアップする時期でもあるので、同時にUVケアも忘れずに。
また、メイクをするときは、ブラシやチップ、スポンジなどで強くこすり過ぎないことも大切です。
粘膜に近い部分のアイメイクは、皮膚も薄くデリケートな部分なので、お肌の様子を見ながら慎重におこなってください。
かゆみが出たり、赤くなったりした時は、残念ですが、使用を控えましょう。
また、アイラインやマスカラなどは涙で流れてしまうこともあるので、メイク方法にも注意が必要です。

花粉症の方にはつらい季節ですが、春は美しく、外出が楽しい季節ですよね。
少しでも気持ちよく過ごすため、毎日のちょっとした工夫を大切にしましょう。

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

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