その数分が、後悔の元!うっかり日焼け

その数分が、後悔の元!うっかり日焼け

梅雨時期の雲の合間からも、じりじりとした日差しを感じる今日この頃。
紫外線対策を万全に…と、今さらここでいうまでもなく、皆さま方もきちんと対策をとられていると思います(イマドキの紫外線対策事情~アンケート結果より~)

それでも、たまにやってしまうのが“うっかり日焼け”!
「ちょっとゴミを捨てに行くだけだから…と無防備なまま外へ出たらつい立ち話してしまった」
「海で遊んでいたら夢中になって、日焼け止めの塗り直しを忘れてしまった」
こんな風に、いつもは気をつけているのに「つい、うっかり」という経験、ありませんか?

今日は、そんな“うっかり日焼け”についてお話ししたいと思います。

うっかり日焼けでお肌が赤くヒリヒリ…このときお肌で起こっていることは??

ついうっかり、紫外線を無防備なまま浴びてしまったその後。
お肌が赤く熱を持ち、ヒリヒリ痛んでツライ思いをした方や、真っ黒になった顔を見てビックリした方も多いのではないでしょうか?
これらは、紫外線による急性障害と呼ばれる症状で、主に4つあります。

1:サンバーンセル
紫外線照射から数時間後、ケラチノサイト(表皮角化細胞)が紫外線によって傷害を受け、修復困難な状態となると、アポトーシス(細胞の自然死)が誘導され、サンバーンセル(日焼け細胞)と呼ばれる状態となります。
これには、紫外線により皮膚で発生する活性酸素の関与が示唆されています。
2:紅斑
主にUV-Bによって引き起こされる、皮膚が赤くなる一過性の現象で、照射数時間後から現れ始め、24時間後にピークとなり、その後消失します。
多くの紫外線を浴びると、水疱ができ、火傷のようになってしまうことも。
3:黒化(即時型黒化・遅延型黒化)
UV-Aによる即時型黒化(照射中もしくは直後に現れ、数時間で焼失する)と、UV-AとUV-Bの大量照射による遅延型黒化(照射後10時間で現れ、3~10日目でピークを迎え、数ヶ月間持続する)があります。
メラニン産生の亢進は、紫外線を受けると起こる正常な生体反応なので障害とはいえないかもしれませんが、美容の観点から、皮膚が不均一に色素沈着を起こすことは好ましくないといえます。
4:免疫抑制
表皮の有棘層には、ランゲルハンス細胞(LC)という免疫担当の細胞が存在しています(お肌の仕組みを知ろう!表皮のはなし)。
紫外線は、他の表皮細胞と同様LCにもダメージを与えますが、LCはそのダメージからの回復に4週間以上も要するとのデータがあります。
免疫力が低下すると、感染症にかかりやすくなるなど、美容だけでなく健康を損なうことにつながります。
LCはUV-BとUV-A、両方から影響をうけますので、UV-A・UV-B共にしっかり防御するよう心がけましょう。

日に焼けてしまったら…1に冷却、2に保湿!

では、日焼けしてしまったお肌は、どのようにケアをしてあげればよいのでしょうか?

① 熱を持ち、赤くなったりヒリヒリしたりするときは、とにかく冷やしましょう!
重度の日焼けは火傷と同じです。
この時、直接お肌に氷や保冷剤を当てると刺激となりますので、ガーゼに包んでから当てるなどして冷やしてください。
冷たいシャワーや水風呂の活用も有効です。
※痛くて眠れない、気分が悪くなるなど、症状が強く出ている場合には皮膚科の受診をオススメします!

② 火照りが治まり、肌が落ち着いたらしっかりと水分を与えましょう。
クリームや乳液など、油分の入ったものは避け、まずはローションなどで保湿します。
この際、パタパタとパッティングをすると少し刺激が強すぎるので、コットンを使う場合でも、手の平を使う場合でも、やさしくなじませるようにしましょう。
ローションをしみこませたコットンでパックをするのもオススメです。
美白タイプのものは、美白剤が刺激となることもあるので、グリチルリチン酸ジカリウムなど、鎮静成分が入っているものを使うとよいでしょう。
最後に、乳液などでやさしく覆ってあげます。

日焼けをしてしまったからといって特別なケアをするのではなく、まずは冷やして熱をとり、いつもどおりのケアをやさしくおこなうことが大切です。
また、日焼け後、めくれてきた皮をついむいてしまう、という方!
絶対にやめましょう。
皮がめくれ始めたその下は、今まさに新しいお肌ができている最中。
この時に無理やりむいてしまうと、新しいお肌が未熟な状態で外界にさらされたり、むいたものと一緒に新しいお肌がめくれたりしてしまうのです!
“うっかり日焼け”をしてしまい、ダメージを受けた後のお肌は、やさしく丁寧にケアしてあげてくださいね。

日焼け後はインナーケアも大切です。
お肌に重要なビタミンA・C・E(“美肌ビタミンエース”と覚えちゃいましょう!)や、お肌の元となる良質なたんぱく質をたっぷり摂って、内側からのケアも忘れずに!

(キレイ研究室 研究員:船木)

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