りんごを食べて目指せ酸化ガード!代謝UP!

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『1日1個のりんごで医者いらず』
このようなことわざがあるぐらい、りんごは体によいとされています。
他にも、りんごの健康パワーに由来することわざを知っていますか?
日本では、偉い人に媚を売ることを「ごますり」なんて表現しますが、英語ではなんと「Apple polisher=りんご磨き」というそうです。
りんごはとても体によいので、先生の機嫌を取るために、生徒がピカピカに磨いたりんごを先生に送ったという話が元になっているのだとか。
今回は、そんなりんごに秘められたパワーについてお話ししたいと思います。

意外と少ないビタミンやミネラル! りんごの健康効果とは??

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健康的なイメージのあるりんごですが、意外なことに、果物に含まれる栄養素の代表格ともいえるビタミンCは、皮をむいた場合だと100g中4mg、皮がついたままでも100g中6mgと、ごくわずか(ちなみに、ビタミンCのイメージがあるレモンだと100mg、アセロラだと種類によっては1700mgにもなります)!
多くの果物に含まれているカリウムも、120mg/100gとそんなに多くはありません。
りんごはビタミンやミネラルが特別に豊富な果物!……というわけではないのです。
さまざまな栄養素がバランスよく含まれていますが、含有量そのものは控えめ。
では、なぜりんごは体によいと言われているのでしょうか?
その理由のひとつは、有機酸です。
りんごには、クエン酸やリンゴ酸といった有機酸が含まれています。
りんごのおいしい酸味をつくり出しているのがこれら有機酸ですが、私たちの体にとっても、うれしい働きがあるのです。
クエン酸やリンゴ酸は、TCAサイクルを活発にしてくれるため、疲労回復効果や代謝の促進が期待できます。
TCAサイクルに不調をきたすと、疲れやすくなったり脂肪が付きやすくなったりします。
リンゴ酸でしっかりサイクルを回して、エネルギーをつくり出しましょう!
もうひとつはりんごポリフェノールです。
りんごには、カテキン・クロロゲン酸・プロシアニジンといったさまざまなポリフェノールが含まれており(これらを総称してりんごポリフェノールと呼ばれています)、高い抗酸化力も期待できます。
りんごをカットして、そのまま放置すると、断面が茶色になってしまいますよね?
これは、表面に存在するポリフェノールが酸素を吸着、酸化し褐変することで中の酸化を防ぎ、みずみずしさを守っているために起きている現象です。
大切な種子を守るために、ポリフェノールが代わりに酸化してくれているわけですね!
りんごポリフェノールを摂取することで、ポリフェノールが細胞に代わって酸化され、私たちの体を酸化から守ってくれるという働きが期待できるのです。

医者いらずの秘密?! 食物繊維、アップルペクチンの秘密

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りんごの健康効果を語るうえで忘れてはいけないのが、アップルペクチンです。
ペクチンとは、水溶性多糖類(食物繊維)のひとつで、整腸作用が期待されます。
また、ゲル化する性質があるので、ジャムのとろみを出したり、アイスクリームの口当たりをよくしたりと、さまざまな食品にも利用されています。
ペクチンには、さまざまな効果が期待されていますが、アレルギーに関連するといわれる免疫グロブリンE(IgE)を低下させるといった一部ラットでの働きも報告されています。
秋から冬は気温の変化が激しく、風邪などにかかりやすい時期なので、りんごで免疫力UPさせたいですね!
また、最近は血糖値に悩む方や糖尿病予備軍とされる方も多いと思いますが、アップルペクチンには血糖値の急上昇を抑制する効果があるとされています。
低カロリーで、食物繊維が豊富なりんごは整腸作用や満腹感もあるため、美容のためにはもちろん、メタボが気になる方にもおすすめの果物です。
りんごを食べると医者いらずといわれるのも納得ですね!

りんごを食べるとよいのは分かるけれど、皮をむくのが面倒という方!
実はりんごのポリフェノールもペクチンも、皮に多く含まれています。
ですので、りんごは皮ごといただくようにしましょう。
皮の硬い歯触りが気になるという方には、皮ごと焼きりんごにしてしまうのがおすすめ。
ポリフェノールは熱に強く、ペクチンは熱によって変性することで体への効果がアップするという報告もあります。
美味しいりんごが店頭に並ぶ時季。
健康と美容のため、『1日1個で医者いらず』を実践してみませんか?

(キレイ研究室研究員:船木)

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