[1]涙袋の最新トレンドってどんなの?涙袋とクマの違いについてグローバルビューティークリニック羽根先生にお伺いしました。
毎日涙袋メイクが欠かせない!という方も多いのではないでしょうか。
でも、そもそも涙袋ってどういうもの? いつから人気があるの?
涙袋があると、可愛く見えるって本当??
今回は、グローバルビューティークリニックの羽根和秀先生に涙袋についてお話を伺いました。
涙袋ってそもそもなんのこと?
皆さんの目元に涙袋はありますか?
涙袋は目元を若々しく見せるだけでなく、中顔面を短く見せたり目を大きく見せたりする効果があるのです。
しかし、目の下にあるふくらみが涙袋なのかクマなのか分からないという方も多いでしょう。
一般的に広く使われている「涙袋(なみだぶくろ)」は、実は医学用語ではありません。
しかし、美容分野で使われることが多いため、涙袋と聞けば何を指しているのか分かる人が大多数ではないでしょうか。
涙袋の中には、その名のとおり涙が溜まっている…と想像する方も多いようですが、実は違います。
眼輪筋や脂肪組織などによって、下まぶたにふくらみが生じてできているのです。
涙袋の定義:クマとは違うの?
一般的に涙袋は、下まつ毛の生え際から下に5~7mmほどの範囲を指します。
目頭から目尻にかけて曲線を描くように膨らんでいると、涙袋がハッキリと分かります。
しかし、涙袋の大きさや形には個人差があり、笑った時に膨らむ方、無表情でも大きく出ている方などさまざまです。
「奥目」や「出目」といった顔立ちの特徴によっても涙袋に差が生まれます。
同じく目の下にある、クマとも混同されがちなので、違いを以下にまとめました。
涙袋も目の下のクマも下まぶたに位置しているため、区別がつかない方も多いでしょう。
中には涙袋とクマが繋がって目の下全体が暗く、疲れて見える方も。
目の下のクマは、血行不良や色素沈着、眼窩脂肪によるふくらみなどが原因で生じます。
涙袋よりも下にでき、暗い影や変色によって老けて見える原因となります。
一方、涙袋は膨らんでいることで目元にボリュームを与え、若々しい印象を与えます。
つまり、老けて見えるのがクマ、若く見えるのが涙袋ということになりますね。
なぜ人気に?涙袋があるメリット
疲れて見えたり老けて見えたりする目の下のクマは取りたいけど、涙袋はつくりたい、という方が多いです。
では、涙袋があるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
涙袋があることで得られる効果を順番にご紹介します。
1:目が大きく見える
下まつ毛のすぐ下にぷっくりとした涙袋があると、目元が強調され目の縦幅が広がります。
目が大きく見えますし、可愛らしさや愛嬌のある目元といった印象を与えやすいです。
2:タレ目効果
涙袋には目元を柔らかく優しい印象に見せる効果もあります。
涙袋のつくり方によっては、タレ目に見せることも可能です。
3:中顔面が短く見える
涙袋の有無で中顔面の長さの印象が大幅に変わります。
目の縦幅を下に伸ばす効果があるので、中顔面を短くしたい人は涙袋を意識すると良いでしょう。
4:若々しく見える
涙袋があると、目元に立体感が生まれます。
メリハリのある若々しい目元に近づきますよ。
5:運気が良い
人相学の観点からみると、涙袋があると運気が上がるそうです。
都市伝説かもしれませんが、目元に自信がつくことで人間関係や恋愛運が上がるという効果はあるのかもしれませんね。
涙袋トレンドの変遷
メイク方法や顔の特徴にはトレンドがあります。
涙袋に対する意識も時代によって変化してきました。
まずは、涙袋が注目され始めた時代から振り返ってみましょう。
〇涙袋が初めて注目された時期
2000年~2010年頃から注目されるようになった涙袋。
日本や韓国のアイドル・芸能人が涙袋ブームの火付け役となったのです。
化粧品業界が涙袋に注目し、涙袋コスメの販売を始めたことで、涙袋メイクを真似する人が増えました。
同時に、美容医療業界でもヒアルロン酸による涙袋形成を始め、涙袋のトレンドが確立しました。
〇美容医療業界の涙袋形成
美容医療ではもともと、シワ改善を目的としたヒアルロン酸注射を行っていました。
2000年~2010年頃に涙袋メイクが流行ったことで、涙袋へのヒアルロン酸注射も広まりました。
現在では、涙袋形成といえばヒアルロン酸注射といったイメージが定着しましたね。
〇最近の涙袋トレンド
2020年頃には、アニメや漫画のキャラクターに似せた「地雷メイク」が流行しました。
それに伴い、涙袋の下に濃いライナーで線を引く方も増えました。
最近では、中顔面を短く見せるメイクや美容整形が注目されています。
中顔面を短くする方法の一つとして、ヒアルロン酸注射による涙袋形成が人気を得ています。
今回は、涙袋の定義やそのメリット、トレンドの流れについてご説明しました。
次回は、実際に涙袋をつくる方法についてお話ししたいと思います。
[執筆者]
羽根和秀
鼻整形を年間6,400件以上実施するグローバルビューティークリニックに所属。
鼻の形や大きさといった悩みはお任せください。
全てのお客様が満足できるよう誠実にサポートさせていただきます。
衛生管理や安全対策を徹底し、丁寧に施術しています。
2021年 神戸大学医学部卒業
2021年 津島市民病院勤務
2023年 グローバルビューティークリニック入職
グローバルビューティークリニック
https://global-beauty-clinic.com/