[2]自分の涙袋が嫌い。不満がある時はどうすればいい?涙袋についてグローバルビューティークリニック羽根先生にお伺いしました。
話題の涙袋。
自分の顔の涙袋に不満がある場合は、どうすればいい?
今回は、グローバルビューティークリニックの羽根和秀先生に涙袋メイクや美容医療による涙袋の形成についてお話を伺いました。
涙袋メイク:手軽にできるので、ここから試すのがおすすめ
顔のメイクの中でも、特にアイメイクに力を入れているという方は多いでしょう。
上まぶたのアイシャドウやアイライナーに加えて、下まぶたのメイクにこだわっている方も増えているようです。
しかし、涙袋へのメイクは意外に難しく、やり方が分からないという方も。
ここでは、涙袋メイクのやり方やおすすめのアイテムをご紹介します。
涙袋メイクに必要なアイテムには次のようなものがあります。
・アイシャドウ
・涙袋ライナー
・コンシーラー
・ハイライト など、ご自身の肌にあった、使いやすいものを選んでください。
目の周りの皮膚はとても薄くデリケートなので、化粧がヨレやすい部分でもあります。
そのため、コンシーラーやアイシャドウを塗りすぎると汚く見えてしまうため、なるべく薄く重ねるのがコツです。
涙袋ライナーを使って縁取りする場合も、濃いと強調されすぎてしまうので、軽くぼかして仕上げると良いですね。
涙袋メイクを長持ちさせる方法
下まぶたに施したメイクがすぐに取れてしまう、といった悩みはありませんか?
目を擦らないのにメイクが長持ちしないという方は次の点に注意してみてください。
1:保湿する
目元の皮膚は薄く、乾燥しやすい特徴があります。
さらに、目は良く動かす部位ですから、メイクが崩れやすい方も多いでしょう。
涙袋メイクがすぐにヨレてしまう、ひびが入ったように見えるという方は、普段からフェイスクリームやアイクリームなどで保湿しておきましょう。
ただし、メイク直前に油分の多いスキンケアをすると、メイクが浮きやすくなるので注意が必要です。
2:耐水タイプのコスメを使用
目元は汗や涙、皮脂による化粧崩れが起こりやすい部分です。
ウォータープルーフタイプの涙袋ライナーやハイライトを選ぶと良いですね。
また、メイク前にプライマーを使う、仕上げにパウダーやフィックススプレーを使う、といった工夫も涙袋メイクの持ちを良くする方法としておすすめです。
繊細な目の周りの肌。メイクオフはやさしく!
アイメイクや涙袋メイクを落とすために擦るようにクレンジングしていませんか?
目元のクレンジングは擦らずやさしくおこないましょう。
擦ると摩擦が起こるため、色素沈着が原因のクマやシワの原因になってしまいます。
しかし、化粧を落としきらず肌に残った状態でいると肌に刺激となりますし、化粧ノリが悪くなる原因となることも。
ウォータープルーフタイプのコスメを使った場合は、アイメイク用のポイントリムーバーを使うと良いですね。
「やさしくていねいに、でもきちんと落とす」を心がけましょう。
涙袋を作る美容施術は主に2種類。それぞれの違いは?
美容医療で涙袋を形成する場合、主にヒアルロン酸注射が選ばれます。
注射のみで完了する施術は「プチ整形」とも呼ばれるほど手軽で人気があります。
そのほか、涙袋形成には脂肪注入という方法もあるので、順番にみていきましょう。
1:ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸製剤にはさまざまな種類がありますが、涙袋には柔らかめの製剤を0.1ccほど注入します。
注射時にチクッとした痛みを感じることがありますが、極細で先の丸い針を使って施術するので我慢できないほどの痛みではありません。
麻酔薬が配合されたヒアルロン酸製剤もあるので、施術中の痛みが軽減されます。
2:脂肪注入
涙袋形成には脂肪注入という方法もあります。
ご自身の太ももなどから脂肪を採取し、専用の機械を使って注入する脂肪を作成します。
脂肪が定着すれば、効果は半永久的に続きます。
涙袋形成の注意点
美容医療で涙袋を形成する場合、いくつか注意点があります。
ここでは、一般的に広く採用されているヒアルロン酸注射による涙袋形成における注意点をご紹介します。
知らずに施術を受けて後悔することのないよう、事前にチェックしておきましょう。
施術中の痛み
ヒアルロン酸注射による涙袋形成では、痛みを軽減する工夫がされています。
例えば、先が丸い針を使う点や麻酔が入った製剤を使う点です。
しかし、医療行為である注射ですから、多少の痛みは伴います。
痛みの感じ方には個人差がありますが、プチ整形だから全く痛くないわけではありません。
ダウンタイムがある
ヒアルロン酸注射後は、腫れや赤み、内出血などのダウンタイムが生じることがあります。
個人差はありますが、2~3日ほどは腫れる可能性があることを知っておきましょう。
持続期間に注意
手軽に受けられるヒアルロン酸注射ですが、効果が永遠ではありません。
少しずつ体内に吸収される成分ですから、半年~1年ほどで効果が薄れていきます。
涙袋の形をキープしたい方は、定期的な施術が必要になります。
デザイン
目頭側、中央、目尻側への注入量を調整することでデザインの微調整が可能なヒアルロン酸注射。
しかし、医師の技術力によっては理想の涙袋が手に入らない可能性も。
カウンセリング時に理想を伝えることはもちろん、実績のある医師に依頼することが大切です。
今回は、目の印象を左右する涙袋について解説しました。
涙袋には、目を大きく魅せる効果、タレ目効果、中顔面を短く見せる効果などがあります。
最近は涙袋メイクが一般化しており、普段から下まぶたにメイクを施す方が増えています。
ヒアルロン酸注射や脂肪注入で涙袋を作ることもできるので、気になる方は是非カウンセリングにお越しください。
[執筆者]
羽根和秀
鼻整形を年間6,400件以上実施するグローバルビューティークリニックに所属。
鼻の形や大きさといった悩みはお任せください。
全てのお客様が満足できるよう誠実にサポートさせていただきます。
衛生管理や安全対策を徹底し、丁寧に施術しています。
2021年 神戸大学医学部卒業
2021年 津島市民病院勤務
2023年 グローバルビューティークリニック入職
グローバルビューティークリニック
https://global-beauty-clinic.com/