あなたはやってない?歯並びを悪くする原因について、麻布十番駅前歯科クリニック院長の吉田先生に伺いました!

せっかく子供の頃に整えても、生活習慣や悪い癖で歯並びは悪くなっちゃう?
今回は、気になる歯並びについて、麻布十番駅前歯科クリニック院長の吉田麻莉絵先生に、虫歯の原因やケアについてお話を伺いました。

あなたはやってない? 歯並びを悪くする原因

子供の頃矯正をしていたのにもかかわらず最近また歯並びが悪くなってきた、前歯がちょっとずつ出っ歯になっている気がする、口が開けにくくなったり顎が歪んできた気がする・・・
こんな経験はありませんか?歯並びや噛み合わせが悪くなるとシワが増えたり、顔が左右非対称になったり願望にまで影響を及ぼすこともあります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
実は歯並びが悪くなる原因には生活習慣や日常生活での悪い癖が影響しています。

歯並びが悪くなる主な原因は

[1]口呼吸
[2]舌の位置が悪い(舌は上の前歯の裏側に位置するのが正常)
[3]食事の際に左右どちらかに偏って噛む癖がある
[4]噛み合わせが悪い
などさまざまです。
本来であれば成長期(子供の時に)に全て解決しておくと、歯列矯正をしなくても自然と綺麗な歯並びになる方が多いです。
せっかく整った歯並びを悪くしてしまう、癖や習慣に気を付けましょう。

なぜ、歯並びは悪くなるの?

歯は唇や頬などの筋肉と舌の間に挟まれていて、それぞれが押し合う力によって歯並びが変化します。
例えば、口呼吸の癖があり普段からお口がぽかんと開いてしまっている人は唇の押す力が弱まり、出っ歯になりやすくなります。
そのため普段から口が開かないように気を付けるだけで出っ歯になるのを抑えることができます。
食事の際に左右どちらかに偏って噛む癖があると、顎がよく噛む方に徐々にズレてしまうため顔貌が左右非対称になり、ズレた側のほうれい線が深くなります。
食事中は左右バランスよく噛むようにすることでこれを解決することができます。
他にも噛み合わせが悪くて、強く噛む歯とあまり噛まない歯にばらつきが出てしまったりすると、強く噛んでいる歯が移動してしまうこともあります。
こちらは歯医者さんに通院し噛み合わせの治療や歯列矯正、無くなった歯を治療することなどで解決することができます。

あれ、歯並びが変わった?と思ったら是非受診を

今回紹介したケースはほんの一部なので、実際に皆さんのお口の中にどの様な問題があるかを把握し解決するためには、歯医者さんを受診して検査を受ける必要があります。
今現在歯並びが悪くなってしまった方も、これからが心配な方も、ぜひかかりつけの歯医者さんやお近くの歯医者さんでお悩みを相談してみましょう。
当院でも噛み合わせ治療や歯列矯正に特化した検査をおこない、それぞれの担当医師が治療にあたっています。
お口のことでお困りの方、歯並びや噛み合わせでお悩みの方はぜひお気軽に歯科医にご相談ください。

執筆者

吉田麻莉絵先生
麻布十番駅前歯科クリニック院長

[経歴]
北海道大学歯学部卒業。
都内大型医療法人で勤務し研鑽を積む。
特に江東区内医療法人では院長を勤め、一般歯科診療だけでなく全顎的審美治療・インプラント手術なども担当。
長年、院長として多数の症例をこなしながら後輩歯科医師の教育も行ってきた。
これまで多くの勉強会・セミナーに参加し、海外の大学病院でインプラント手術の執刀医も経験。
麻布十番駅前クリニックでは院長として、患者の「こうしたい」という思いをカタチにするよう、日々邁進している。

麻布十番駅前歯科クリニック
https://azabujuban-ekimae-dc.com

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