マスクを外せない理由は恥ずかしい!?表情筋エクササイズで老けみえ対策しませんか?
屋外で距離が十分にとれる場所であればマスク解禁になった今、条件の整ったところでは外し始めた方も多いでしょう。
ただそうなると気になるのが「顔」。
いろいろ気になる点はあれど、なんとなくマスク生活以前より老けたのではないか?若さを保てているだろうか?と気になっている方も多いのでは?
そこで今回は、表情筋を衰えさせないようにするエクササイズをお伝えします。
1.表情筋はひとつじゃない!だから〇〇が大切
突然ですが、表情筋ってどれくらいの数があるかご存知ですか?
「表情筋っていうくらいだからひとつじゃないの?」と思われていた方もみえるかもしれませんが、実はざっと数えて30を超えます。
頬にある大頬骨筋や、口を取り囲むようにある口輪筋の他、額にある前頭筋も眉毛を動かす大切な筋肉。
その他、眼を動かす筋肉など、実にたくさんの筋肉が関連しあって表情をつくっています。
そのため、表情筋を衰えさせないためには「顔全体」を動かしてあげることが大切。
これが1番のポイントです。
※エクササイズは、持病のある方、妊娠中の方は医師に相談してから行いましょう。エクササイズ中、エクササイズ後に不調を感じた場合は、受診しましょう。
2.動きを忘れてる?顔を緩めることから始めよう!
人に会う回数が減っていて、表情を大きく動かすことが減っていた方も多いでしょう。
まずは、固まっていた筋肉を緩めてあげることから始めるのがおすすめ。
簡単なので、お休み前にぜひやってみてください。
1)頭をほぐす
手をパーの状態にし、指を第2関節から曲げます。
そのまま、両方の手の中指が頭頂部にくるように頭にあてがいましょう。
痛くない程度に力を入れ、指の腹で頭皮を押します。
少しずつ手の位置を下げていき、耳の後ろに親指がくるあたりまで、押しましょう。
2)頬をほぐす
頬骨の1番高いところに中指の頭がくるよう、手の平を頬に密着させます。
後ろに向かって、5回ほどそのまま手を回し、頬の筋肉を動かしましょう。
3)おでこ、顎、鼻をほぐす
1か所ずつ行いましょう。
おでこは手の平の真ん中をおでこの真ん中に当てて、左右5回ほど回します。
鼻も鼻先に手の平の真ん中を当てて、やさしく回せばOK。
顎は、親指以外の指先を唇の下にそろえて当てて回します。
3.顔全体を動かすエクササイズその1 ゆっくり笑顔!
では実践編です。
ここからご紹介するものはすべて、先の緩める動きと合わせ、お休み前にやっていただくことをおすすめします。
1つ目のエクササイズは、その名の通り笑顔をつくればOKなのですが、コツが2つあります。
1)できる限りゆっくりやること。
筋力は、瞬発的な素早い動きでは付きづらいのです。
真顔から、満面の笑顔になるまでの動きを5秒~7秒かけて行いましょう。
最初は口周りがぴくぴくいうと思いますが、それでOKです。最初は1回程度、慣れたら3回程度まで増やしてOKです。
2)頬骨と口角を思い切り上げること。
口角は比較的わかりやすいかもしれませんが、頬骨は少しわかりづらいかもしれません。
真顔の状態の時に指先を軽く当て、笑うにつれて上がることを、感覚でつかんでからやるとわかりやすいでしょう。
4.顔全体を動かすエクササイズその2 ゆっくりびっくり!
びっくりすると、どんな顔になりますか?目は見開かれ、口も大きく開いたりしますよね。
漫画に出てくる顔をイメージしてやってみましょう。
ただしこれも、真顔からびっくり顔までをゆっくりやるのがコツ。やはり5秒~7秒かけて行いましょう。
目も口も「もう限界」というくらい、大きく開くのがポイントです。
さらに意識したいのが、口の開き方。大きく口を開くというと、顎が思い切り下がる顔を思い浮かべるのではないでしょうか?
それはそれでエクササイズにもなるのですが、上方向にも開けることを意識するのがおすすめ。
うまく開いていると笑う時同様、頬骨が上がるので意識してみましょう。
これも、慣れないうちは1回、慣れたら3回程度まで増やしてOKです。
5.案外動かしてないかも?目も動かそう!
目はマスクからも出ているので、動いていると思う人が多いかもしれません。
でも、案外感情や思考の動きと連動して動くことが多いのが目の特徴。
人と接する機会が減り、感情があまり動かなかった時期が続いたため、何となく目力がなくなったと感じている人もいるでしょう。
その2のエクササイズでも目は開いていますが、単独でエクササイズするのもおすすめです。
何も気を配っていない状態から、これも5秒ほどかけて思い切り目を見開きます。
このとき、意識して眉毛も思い切り上まで引き上げるのがコツ。
元の状態に戻すときも5秒ほどかけて戻すのがおすすめです。
これも、お休み前に1回、慣れてきたら3回ほどやってみましょう。
おわりに
私自身も、プライベートで人に会う回数が減って数か月した頃、目力が弱くなっていることを感じました。
いくらマスクをしているとはいえ、これではお会いするお客さまにも失礼。自分が1番元気でいなくちゃね!
と始めたのが、1番最後にご紹介したエクササイズ。
目に見えて表情が変わるのを実感し、うれしくなったし、自信が付いたのを思い出します。
表情は目に見えるだけに、一喜一憂しやすいもの。
でも、ちょっとしたことで変わるし、生き生きとした表情を保ちやすくなるものです。
ぜひ、今回お伝えした内容を生活に取り入れていただけたらと思います。
祥月庵 fuu(しょうげつあん ふうう)
リラクゼーション祥月庵店長
[資格] 養護教諭2種免許状・からだゆるめセラピスト・公益社団法人 日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー
・日本総合カウンセリング付属 日本心理カウンセラー養成学院 心理カウンセラー養成講座修了・TCカラーセラピスト
もともと虚弱体質、また人間関係にも悩むことが多かった私。
健康にかかわる仕事を志し、経験する中で「もっと自分らしく健康を育てる仕事をしたい!」と思っていたとき、ちょうど母親からサロンを立ち上げたいという話があり、転身を決意。
サロンではカラーセラピーや、美しい立ち姿を作るセミナー、心を育てるセミナーをメインに活動しています。
[リラクゼーション祥月庵]
長野県飯田市中村の「したい時にしたいことができる体と心」を作るサロン。
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