四柱推命から見る2024年はどんな年?2024年は「努力が実を結ぶ年」!初詣は願いに合わせ龍神さまにお詣りに行ってみるのはいかが?
今年も残すところひと月を切りましたね。
2024年はどのような年になっていくのでしょうか?
今回は、占い師で料理人でもある神原仙六先生に、気になる2024年についてお話を伺いました。
2023年は「癸卯」…準備の年
今年も残りわずかとなってきました。
皆さんにとって、今年はどんな年だったでしょうか?
2023年がうさぎ(卯)年であることをご存知の方は多いと思いますが、十干十二支では癸卯(みずのと う)の年でした。
癸卯の年は準備の年といわれています。
「癸」は、陰陽五行説で陰の水を表します。
自然現象に伴って現れる水をさしており、また種子の中で新たな生命を形成し成長する意味も含んでいます。
「卯」はうさぎを示し、元気に跳ねることから飛躍、向上を意味します。
この二つが掛け合わさった「癸卯」は「エネルギーを貯めた種が発芽し、成長し実り始める」年と考えられています。
努力が実を結び長年の苦労から解放されたり、新たなスタート地点やステージに立った方も多かったのではないでしょうか?
2024年は「甲辰」…努力が実を結ぶ年に!
では来年2024年はどのような年になっていくのでしょうか?
2024年は甲辰(きのえ たつ)の年になり、努力が実を結ぶ年といわれています。
「甲」は、陰陽五行説で陽の木を表します。
生命や物事の始まりを意味するとともに、「鎧・かぶと」を意味しており甲冑(かっちゅう)の「甲」からもきています。
草木の種子が厚い皮に覆われている状況を表しており、まだ発芽してない状態で、積極性が少なく耐え忍んでいる状態でもあります。
「辰」は振(ふるう)を表し、陽気が動き、それにより自然が振動し、草木が伸長し、形成整い、活力が旺盛(おうせい)になった状態を表しています。
また、辰は北極星を表し、重要さ、起点を表してもいます。
辰は竜、龍のことでもあり、十二支の中で唯一の空想上の生き物になります。
辰は中国では縁起の良い生き物であり、権力を象徴する生物でもあります。
ではこの二つが掛け合わさった「甲辰」はどのような年になるのでしょうか。
2023年に努力したことが実を結ぶ年になるでしょう。
これからの成功や成長が芽吹くために種子が大きくなっていき、人によって芽吹き大きく成長し実りのある年になります。
勉強や仕事、将来のために学び続けたことや、実直に身に着けてきたことが芽吹き、夢が実現する年になります。
人によっては努力が実らず、成功、成長の種子を実る時まで黙々と育てる年になるかもしれません。
しかし、努力をし続けることで、その芽は着実に大きくなり、しっかりとしたものに育てることができる年になります。
努力をすることがとても大切な年になります。
前回(1964年)の「甲辰」はどんな年だった??
1964年は2024年と同じ甲辰の年でした。
1964年の出来事を少し見ていきたいと思います。
東京オリンピック開催、東海道新幹線開通(東京ー大阪間)、海外旅行自由化、日本武道館開館、太平洋横断ケーブル開通などでした。
この出来事を見てみますと、人が国境を越えて行き来し、新しい技術が広く使われるようになった出来事が多いと感じます。
このことから2024年も同じように、新技術(AIを活用した家電・ロボットなど)の普及や、世界中の人がパリオリンピックで交流できるような年になっていくのではないでしょうか。
初詣に、龍神さまをお参りしてみよう!
辰には五龍神がいるのをご存じでしょうか。
中国には陰陽五行説、五行思想という考えがあります。
地球上すべては火・水・木・金・土の五元素から成り立っているという考え方です。
この五元素はお互いに影響しあって変化し、循環していると考えられています。
この五元素それぞれに方角があり、それぞれの方角に龍神がおり、守護していると考えられています。
・東方は青龍で技術向上・就業授受
・南方は赤龍で勝運向上・成績向上
・西方は白龍で金運向上・良縁成就
・北方は黒龍で健康増進・家内安全
・中央は金龍で運気向上・幸福招来
となっています。
全国には龍神さまをお祀りしている神社も多くありますので、2024年の初詣は願いに合わせ龍神さまにお詣りに行かれてみてはいかがでしょうか。
[執筆者]
神原仙六
鳥海流四柱推命鑑定師・認定講師
[占術]
計学に基づく鳥海流四柱推命
相談は恋愛相談や家庭の悩み、人間関係や企業の相談など多岐にわたる。
子供のSOSに対応するため、18才までの相談は無料で行っている。
鑑定は対面から、出張・オンライン・電話が可能。
四柱推命によって導き出された結果や陰陽五行に基づいた食材から導いた料理の提供もしている。
和歌山県御坊市において喫茶店花の里を現在開業準備中。
合同会社翠輝