バレリーナの美しい姿勢は肩甲骨がポイント。肩のストレッチで猫背を予防しましょう。
寒いとどうしても、猫背になりがちに。
バレリーナのような美ししい姿勢、憧れますよね。
今回は、小さなころからさまざまな舞台に立ち、現在は根岸真由美バレエスクールを主宰する根岸美緒さまにお話を伺いました。
美しい姿勢に重要なのは・・・ちょっと意外、肩のストレッチ?
今回は肩のストレッチです。
バレリーナといえば、美しい姿勢。
私も子供の頃から、立ち姿だけは何度も誉められてきました。
知らない人からも「バレエやってるの?姿勢が綺麗ね。」と声をかけられたことが多々あります。
美しい姿勢をつくるための要素はいろいろありますが、私が重要視しているのは肩甲骨です。
左右の肩甲骨を寄せ合い、下ろした状態が理想的。
左右の肩甲骨が離れて持ち上がった状態では、いわゆる猫背になってしまいます。
肩甲骨を正しい位置に持っていけるような、肩のストレッチをご紹介します。
猫背にサヨナラ!肩のストレッチ
肩甲骨をしっかり動かすこちらのストレッチ。
場所も取りませんので、思い立ったらすぐ始めてみてくださいね。
(1)腕を下ろした状態で、肩を前に持っていきます。肩甲骨と肩甲骨をめいっぱい離します。
(2)次に肩を上げます。お耳にくっつけるようなイメージです。
(3)次は肩を後ろへ下ろしていきます。
(4)最後に肩甲骨をめいっぱい寄せて下ろしながら、腕を下に下に下げていきます。
(5)終わったら今度は反対回し。肩を後ろに下ろす→肩を耳まで上げる→肩を前に下ろす
(6)何度か繰り返したら、今度は肩を片方ずつ上げ下げしましょう。
肩甲骨から肩を大きく動かすことで肩こりが解消されます。
また、筋肉が解れて肩甲骨も寄せやすくなり、美しい姿勢をつくりやすくなります。
普段は、思いっきり動かすことのない肩甲骨をしっかり動かして、バレリーナのような美しい姿勢を目指しましょう!
[執筆者]
根岸美緒
1989年、母、根岸真由美のもとで3歳よりバレエを始める。
1998年、牧阿佐美バレエ団「くるみ割り人形」にてクララ役に選ばれ出演。
新国立劇場バレエ団公演、日本バレエフェスティバル等に子役として多数出演。
全国バレエコンクールにて上位入賞多数、数々の舞台にたち、ソリスト・主役を務める。
2001年~2003年、バレエ雑誌「クララ」のモデルを務める。
2005年、中国瀋陽舞踊学校にてバレエ研修。
2012年、橘バレエ学校卒業・余バレエアカデミー・クラシックバレエ教授法クラス卒業。
2014年、優秀指導者賞を受賞。
2023年、永眠した母の遺志を継ぎバレエスクール主宰者となる。
指導した生徒たちが、コンクールにて上位入賞を果たしている。
バレエの先生でありながら、二児の母としても奮闘中。
学校や病院からのオファーを受け、バレエを披露したり、講演を行うこともある。
根岸真由美バレエスクール インスタグラム
@negishi.mayumi_balletschool