ダイエット成功のカギは整腸とむくみケア。無理なくできることから始めてみよう!

新しい季節は、より素敵な自分で。
4月からの新しい年度が始まる前に、ちょっと体を絞っておきたい・・・と考えている方もいるのでは?
今回は、今から始めたい春のダイエットについて、株式会社Jのセラピストである内田優子さまにお話を伺いました。

美しく健康的な体づくりのために

4月は生活リズムが変わりやすく、健康的なダイエットを始める絶好のタイミングです。
この季節は気持ちも新たに体づくりに取り組みやすい時期。
セラピストの視点から、単なる減量ではなく「体の内側から整えるダイエット」を提案します。
無理なく続けられる方法を取り入れながら、美しく健康的な体づくりを目指しましょう。

体内からスッキリ!整腸とむくみケアがダイエット成功のカギ

ダイエット成功のカギは、体の内側を整えることです。
腸内環境を改善し、むくみをケアすることで代謝が上がり、ダイエットの効率もアップします。
さらに、簡単なプチ断食(間欠的ファスティング)を取り入れることで、腸を休ませて内側からスッキリとリセットする効果が期待できます。

[1]整腸のためのアドバイス
・発酵食品と食物繊維を取り入れる
ヨーグルト、味噌、キムチ、ぬか漬けなどの発酵食品は腸内の善玉菌を増やす効果が期待できます。
野菜、果物、雑穀などに豊富な食物繊維は、腸の働きを助けます。
特に水溶性食物繊維(オートミール、わかめ、納豆などに含まれる)は小腸、大腸内で栄養素の吸収をゆるやかにし、コレステロールを吸着し体外に排出する作用もあるため、高血圧、糖尿病や脂質異常症の予防効果が期待できます。
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、日本人の成人は男女ともすべての年代で摂取目標量を満たしていません。
毎日の食事に積極的に取り入れましょう。
・プチファスティングを活用する
16時間のプチ断食を行うことで、腸を休ませることができます。
ファスティング後は、スムージーや発酵食品を取り入れて腸内環境を整えるのがおすすめです。
・腸マッサージでサポート
朝の起床時や入浴中にお腹を「の」の字にさするように優しくマッサージすることで、腸の動きを促進します。
プチファスティング中に行うと、さらに効果的です。

[2]むくみ対策
・リンパマッサージ
足首から膝、太ももにかけて下から上へとさすり上げるようにマッサージすることで、血行が促進されむくみが改善します。
・むくみ改善に効果的な入浴法
エプソムソルト等をお風呂に入れると発汗を促し、体内の老廃物を排出しやすくなります。
リラックス効果のあるアロマオイルもおすすめです。

運動が続く工夫とおすすめエクササイズ

運動はダイエット成功に欠かせませんが、無理なく続ける工夫が必要です。
日常生活に運動を取り入れるヒントを紹介します。

[1]ながら運動
家事をしながら、デスクワーク中に気軽にできる運動を取り入れましょう。
例えば、立ち上がるたびにかかとの上げ下げを加えるだけでも足のむくみ改善につながります。

[2]有酸素運動と筋トレのバランス
どちらもダイエットには欠かせません。
有酸素運動(散歩やジョギングなど)で脂肪を燃やし、筋トレで基礎代謝を上げると効果が高まります。
両方行うようにしましょう。

[3]セルフケアとして取り入れられる簡単なストレッチ
朝や寝る前に行う簡単なストレッチで体をほぐし、柔軟性を高めることでケガの予防にもつながります。

ダイエットは継続が難しい!つづけるためのポイント

ポイント1「習慣化のスイッチをつくる」
日常の流れに組み込むと続けやすくなります。
例えば、
・朝起きたらコップ1杯の白湯を飲む
・歯を磨いた後にスクワットをする
・お風呂に入った後にストレッチをする
このように、すでに習慣になっている行動に紐づけると継続しやすくなります。

ポイント2「無理なくできる方法を選ぶ」
いきなり「毎日1時間運動する」と決めると続かなくなるので、1日5分だけなど、ハードルを低くすることがポイントです。
好きな音楽をかけ、1曲分だけストレッチをするなどもおすすめ。
最初は「とにかくやる」ことを目的にし、徐々にステップアップしていきましょう。

無理なく継続することが、健康的で美しい体づくりのポイントです。
最初は無理なくできることから始めてみましょう。
小さな変化の積み重ねが、未来の健康と美しさをつくります。
「まずは一歩踏み出して、体の内側からキレイを目指してみませんか?」

[著者]
内田優子

セラピスト/ホルバールスクール認定講師

教育大学卒業後、福祉職を経て美容業界へ転身。
福祉と美容の視点から本質的な美を追求し、オールハンド技術と最新美容を融合させた施術を提供している。
解剖学に基づく技術指導や専門知識の普及にも努め、ホルバールスクール認定講師として後進の育成にも携わる。
持続可能な美しさを提案し、心と身体の調和を大切にしたケアを通じて、一人ひとりに寄り添う美容を実践している。

株式会社J
https://j-bbiz.com/

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