• HOME
  • 記事
  • ビューティ , ライフスタイル
  • [前編]なかなか増えない収入、どんどん上がる物価これからはどうやって資産を増やしていけばいいの??資産を増やすための基本についてお伝えします!

[前編]なかなか増えない収入、どんどん上がる物価これからはどうやって資産を増やしていけばいいの??資産を増やすための基本についてお伝えします!

なかなか増えない収入、どんどん上がる物価……
これからはどうやって資産を増やしていけばいいの??
今回は、株式会社Macbee Planetの内田絢子さまに、資産を増やすための基本についてお話を伺いました。

資産を増やす手段は大きく3つ!おすすめは?

若いうちから投資や貯蓄プランについて考える重要性、そしてiDeCoやNISAに関するメリットとデメリット、副業についての基本的なお話しをさせていただきます。
若いうちから投資や貯蓄プランを考えることは、将来の安定した資産形成や経済的な自立にとって非常に重要です。20代後半の女性の方々にとって、投資や貯蓄は将来の夢や目標を達成するための一つの手段となります。
資産を増やす方法は大きく分けて、お金に働いてもらう「投資」と収入を増やす「副業」、出費を減らす「節約」があります。
本記事では若い世代にとっての投資の重要性について詳しく解説します。
投資は将来の資産形成において大きな役割を果たします。
若いうちから投資を始めることで、時間を味方につけて資産を成長させることができます。
また、リスクを分散させるためにも、複数の投資先を選ぶことが重要です。
しかし、投資には必ずリスクが伴います。
リスクを避けることはできませんが、適切なリスク管理をおこなうことで、リスクを抑えて資産を増やすことができます。
投資の方法として、iDeCoやNISAといった制度があります。

初心者でも始めやすい投資その1:iDeCo

iDeCo(individual-type Defined Contribution pension plan)とは、個人型確定拠出年金の略であり、将来の年金受給資産を積み立てるための制度です。
iDeCoは自分で拠出した掛金は必ず自分で受け取ることができ、運用次第で受給額が増減します。
以下のように税制上の優遇があります。
●iDeCoで受けられる税制上の優遇3つ
(1)運用益が非課税
(2)拠出した掛金は全額所得控除
(3)受取時年金形式なら公的年金等控除、一時金受取なら退職所得控除

iDeCoは投資信託に毎月掛金を積み立てて投資していきます。
通常、投資信託で分配金や売却益などの利益が出た場合には20.315%の税金がかかりますが、iDeCoで出た運用益は全て非課税になります。
そして、拠出した掛金は「小規模企業共済等掛金控除」として年末調整や確定申告で所得から全額控除することができ、その年の所得が減ることで所得税と住民税を軽減することができます。
ただし、iDeCoの拠出金は「60歳まで引き出しができない」というようなデメリットもあります。
iDeCoは年金制度であるため、今どうしてもお金が必要となったとしても、原則60歳まで引き出すことができません。
掛け金が一定期間拘束されるため、急な資金需要には対応しにくい場合があります。
また、運用会社によっては手数料が発生することもあるため、選択する際には注意が必要です。

初心者でも始めやすい投資その2:NISA

NISA(Nippon Individual Saving Accoun)とは、少額投資非課税制度の略であり、将来の資産を効率的に増やすための制度です。
NISA口座内での利益や配当金が非課税となり、資産を効率的に増やすことができます。
また、少額から始めることができるため、初心者でも手軽に投資を始めることができます。
つみたてNISA、一般NISAがあります。

つみたてNISAと一般NISAの違い

つみたてNISAは毎年40万円まで新規投資が可能で非課税期間は20年となりますが、金融庁指定の長期投資に適した低コストの投資信託のみが投資対象で、投資方法は積立のみになっています。
一方、一般NISAは年間120万円まで新規投資が可能ですが非課税期間は5年となります。
投資対象は、投資信託、株式、ETF、REIT等で、投資方法は積立しても一括購入しても大丈夫です。
つみたてNISAと一般NISAは併用不可で、どちらか一方の開設となります。

いかがでしたか?
今回は、資産を増やすための方法としての投資、その中でも初心者でも挑戦しやすいiDeCoとNISAについてお話ししました。
ですが、NISAは2024年より新しい仕組みがスタートします。
次回は、新NISAについてお話ししたいと思います。

執筆者

内田 絢子
2012年より個人投資家として株式投資を開始。
節約・投資・副業の三本柱で2022年に1億円の資産形成を達成。
1億円を達成した経験を元に、自身の資産形成の知識を積極的に共有し、個人投資家としての啓発活動に取り組む。
2023年にはDigital Marketing支援を行っているMacbee planetに参画し、経営企画室・広報担当として活動しています。
自社の認知度拡大とブランディング向上に取り組む傍ら、個人投資家としての経験と知識を活かし、持続的な成功を追求しています。

株式会社Macbee Planet
https://macbee-planet.com/

関連記事一覧