
指の関節がこわばるのはなぜ?適度なストレッチやテーピングによるセルフケアを活用しよう
冬になり、指の関節に痛みや変形を感じている方はいませんか?
セルフケアとしては、ストレッチやマッサージもありますが、テーピングで楽になることも。
東洋化学株式会社の岡哲平さまによる解説です。

どうして冬は指の関節に痛みがでるの?関節の痛みの原因
冬は気温が下がることで、体がさまざまな影響を受けやすくなります。
血行不良
寒さによって血管が収縮すると、指先まで十分な血液が行き渡りにくくなります。
その結果、関節や周囲の組織が冷え、痛みやこわばりを感じやすくなります。
筋肉や腱の緊張
寒いと無意識に体に力が入りやすく、指や手首の筋肉・腱も緊張しがちです。
これが関節への負担を増やす一因になります。
自律神経の乱れ
寒暖差が大きい季節は、自律神経のバランスが乱れやすく、血流や筋肉の状態にも影響を与えることがあります。
指の変形性関節症
指の関節の痛みや腫れ、変形が気になる場合、指の変形性関節症が関係していることもあります。
へバーデン結節(指の第一関節(指先に近い関節)に起こりやすい)とブシャール結節(指の第二関節に起こりやすい)があり、特に更年期前後の女性に起こりやすいとされ、冬季は悪化しやすいことが知られています。
初期は軽い痛みや違和感程度でも、進行すると腫れや変形が目立つことがあるため、早めに正しい知識を持ち、無理をしないことが大切です。
※強い痛みや関節の変形がある際は、医療機関への相談をおすすめします。
家庭でできる指関節のセルフケア
指に負担をかけにくい使い方
・重い物は指先だけで持たず、手のひら全体を使う
・フタを開ける、絞る動作はタオルや道具を活用する
・同じ指ばかり使わないよう意識する
適度なストレッチやマッサージ
・手のひらを開閉する(効果:水かき部分の筋肉を鍛える)
・反対の手のひらでプレスする(効果:指関節に圧力をかけることで、指の変形を防ぐ)
・反対の指で指関節を軽く押す(効果:指関節の筋肉の柔軟性を高める)
入浴後などのからだが温まったタイミングに、ゆっくりとした動作で行うことがコツです。
避けたい行動
・痛みを我慢して無理に動かす
・冷えた状態で急に力を入れる
・長時間、同じ動作を続ける
テーピングを活用したセルフケアという選択肢
指関節の痛みに対しては、関節の動きをサポートし、負担を軽減するテーピングを活用する方法もあります。
テーピングをすることで
・関節のぐらつきを抑える
・動かしすぎを防ぐ
・家事や作業中の負担を軽減する
といった効果が期待できます。
日常生活の中で無理なく続けやすいのも、テーピングのメリットです。
テーピングの中には、絆創膏のように指に巻き付けるだけで使える手軽なタイプもあります。
ハサミが不要なため、家事の合間でもさっと装着でき、水仕事をしても蒸れにくく快適に使用できるのが特長です。
まとめ
冬の指関節の痛みやこわばりは、冷えや血行不良、筋肉の緊張などが重なって起こりやすくなります。
特に第一関節や第二関節の痛み・腫れ・変形が気になる場合は、ヘバーデン結節やブシャール結節の可能性も考えられます。
日々の使い方を見直し、無理のないセルフケアやテーピングを取り入れることで、指への負担を減らすことができます。
「いつものこと」と放置せず、指をいたわる習慣を心がけましょう。
[執筆者]

岡哲平
2020年6月 東洋化学株式会社入社
生産部を経て新規事業部(現企画開発部)に就任
2023年5月 取締役に就任
2024年度より、新設された生産管理部の部長に就任
新製品企画開発・マーケティング・広報・生産計画・資材調達・人事・経営企画を担当
「キズクイックfitマルチフィット」「家事がはかどる指保護テープ」「プロ仕様手荒れ保護フィルム フィットバンN 指先用Lサイズ」「かかとピース」「おやすみテープ香り付き」などの開発を担当。
東洋化学株式会社「キズクイックfit」
https://www.toyokagaku.biz/kizuquickfit.html



