オフィスやプライベートで、書かれている漢字が読めなくて困ったことはありませんか？
咄嗟に登場した漢字についつい躊躇してしまうことも・・（汗）
大人になってからの漢字の読み間違いは、相手も指摘しづらくそのままになってしまいがち、ですよね。
この機会に漢字も意味も！一緒に見直ししてみませんか？
読み方を答えてください。
あなたは何と読みますか？
正解は・・・
見たことはあるけれど…なんて読むんだっけ、となってしまいがちなこの漢字。
上部が「斬：訓読み→きる、音読み：ザン」という字になっているので、そこに気づくと読みやすいかもしれません。
正解は「ざんじ」です。
「暫」を訓読みにすると、暫（しばら）くや暫（しば）しになるので、そうすると意味が分かりやすくなりますね。
「しばらくの間」「少しの時間」を表す言葉です。
・暫時休憩をいただきます
・暫時お待ち下さい
というように使われます。
ただ、現在はそこまで使用される機会はないかもしれません。
実は近代文学にはよく使用されていました。
「下人は、六分の恐怖と四分の好奇心とに動かされて、暫時は呼吸をするのさえ忘れていた」芥川龍之介：羅生門
「これぞ余が冤罪を身におひて、暫時の間に艱難を閲し尽くす媒なりける」森鴎外：舞姫
学生時代の記憶が蘇った・・・と思われた方もいるかもしれませんね。
ご自身で使うことはなくても、目上の方などが使われた際には戸惑わないようにしましょう。
いかがでしたか？
ビジネスシーンでよく使われるけど、意外と読み間違いやすい漢字についてご紹介しました。
「ばっちり♪！」
という方は、自信をもってもいいかも。
「・・・やば、勘違いしてた」
という方は、これを機に覚えなおしちゃいましょう！
ビジネスシーンでも、スマートに、かっこよく、キレイに。
［執筆者］
船木 彩夏
化粧品メーカー研究員
［出演情報］
2023.12.2 TBSラジオ：井上貴博 土曜日の「あ」
＜資格＞
・サプリメントアドバイザー
・健康管理士一般指導員
・健康管理能力検定1級
［監修］キレイ研究室編集部
