デリケートゾーンのケアって何から始めたらいい??まずは専用のソープから選んでみませんか??
デリケートゾーンのケアといっても、何から始めたらいいというあなた。
まずは洗い方から気を付けてみませんか?
今回は、self sense株式会社の夏目江理さまにお話を伺いました。
フェムケアの代名詞ともいえるのが、デリケートゾーンソープを使うこと。
「おすすめのソープありませんか?」が、フェムケア相談数No.1 です。
本当に専用ソープが必要か、どのようなものを選んだ方がいいか、ご説明いたします。
VIOとボディ用のソープ使い分け、したほうがいい?
デリケートゾーンの皮膚は、全身の皮膚とは「pH値(ピーエイチち)」が違うのです。
健康なお肌(顔や全身)のpH値は、4.5~6.0。
酸性寄りの弱酸性になってます。
いっぽう、デリケートゾーンは、
「pH値」が3.8~4.5の、皮膚よりも酸性度が高くなってます。
そのため、デリケートゾーンはアルカリ性の強いソープで洗いつづけないほうが好ましいといえます。
つまり、意識しないと「洗いすぎ」になりやすいのです。
だからといって、必ずしも専用ソープを使う必要があるかというと、そうともいえません。
全身とVIOでソープを使い分けるよりも、まずはビデやウォシュレットを使いすぎない、ごしごしと強くこすって洗いすぎないことを意識するほうがおすすめです。
私自身は、VIOまわりが乾燥でよく切れてしまうことがありましたが、デリケートゾーンソープと保湿剤を使うようになってからは、かなり緩和しました。
デリケートゾーンの肌あれや乾燥が気になる方は、刺激の少ない専用ソープを試してみてもいいかもしれません。
専用ソープの種類は豊富!自分に合うものを選ぼう
デリケートゾーン専用のソープといっても、種類はさまざま。
剤型別にご紹介したいと思いますので、是非選ぶ際の参考にしてみてください。
(1) トロッとした液体ソープ
デリケートゾーンを包み込むようなテクスチャです。指を性器にすべらせるように洗います。
(2)泡のソープ
泡でふわふわと性器を洗うことができるので、お肌に負担がかかりにくいです。
泡立てる必要がないので、使うのもらくちんです。
(3)固形のせっけん
顔を洗うときのように、自分で泡立てる必要があります。
泡立てるのは少し大変ですが、泡を自分で作って調整したい方には最適です。
(4)クレンジングオイル
実は、デリケートゾーン専用のクレンジングオイルもあります。
オイルで汚れを吸着して洗浄すると、
「本当に洗えているのかな?!」
と最初は不安になるかもしれませんが、大丈夫。
しっかり綺麗になって、保湿もできます。
さらに、アロマのいい香りがするオイルもあります。
お気に入りの香りを見つけるのも楽しいですね。
私自身は、トロッとした液体ソープと「香りで癒されたいな」と感じたら、アロマが配合された泡のソープの2本を、気分で使い分けています。
自分の体を大切にする実感が、誇らしい
デリケートゾーンケアは、健康のためにやることなんですが、精神的にもすごくポジティブな気持ちになれます。
「自分の体にしっかり向き合っているなあ」
「恥ずかしいもの、と思わずに、しっかりケアしてあげているなあ」
「隅々まで、意識を向けてあげられているなあ」
「自分…ちょっと素敵な人じゃん!」
なんて、ちょっと自分に自信をもつキッカケになるんじゃないかなと。
そのはじめの一歩として、専用ソープを使うのはおすすめの選択肢なんです。
気になったものがあればぜひ、試してみてくださいね。
[執筆者]
夏目江理(なつえり)
[経歴]
早稲田大学法学部卒
日本性科学会員
認定ラブライフカウンセラー®️
ラブグッズプロデューサー
ラブグッズを年間100個以上試すブロガー
さまざまなラブライフに関する悩みを解消するサービス『sese』公式アンバサダー。
日本のQoSを向上させるため活動中。
テレビ、雑誌、メディア出演多数。
SELFSENSE
https://www.sese-subsc.com/