占いの結果を気にしすぎてしまう・・あなたはどうしてる?占いの結果が悪かったときの対処法お伝えします!

「凶」「最下位」「ワースト1」
おみくじや占いが良くない結果だったときどうすればよい?
今回は、一般社団法人インナークリエイティブセラピスト代表 佐藤城人さんにお話を伺いました。

結果に一喜一憂するだけではもったいない!占いのポイントは2点

占い、あなたは信じますか?
占いの結果は、どうしても良い結果とあまり良くない結果に分かれます。
悪い結果が出た場合、どのように対処したら良いのでしょう?
ポイントは次の2点です。
(1)占いは信じるものであり、それを活用すること
(2)「生きる力」と「生きていく力」を分けること
コロナ禍では、20代女性の3人に2が占いを信じるようになったという調査結果があります(2020年博報堂調査)。
このデータに基づき東洋経済オンラインでは、コロナ禍では、先行きへの不安や、また友人に相談する機会が減ったことなどから、占いに頼るようになったと分析しています。
そして、この世代を「幸せになるための努力をする世代」と述べています。
幸せになるための努力、このことも含めながら、「占いの結果が悪かったときの対処法」を考えてみようと思います。

占いは『信じるもの』そして『活用する』もの

物事を信じる人と、信じない人どちらの方が前に進むことができるでしょう?
これは信じる人です。
物事を疑いの目で見れば、どこまでも疑いが晴れることはありません。
疑いや不安を抱えながらでは、なかなか前に進むことはできません。
もちろん、すべてを100%信じなさいとお伝えしているのではありません。
ただ「信じる者は救われる」といいます。
心理学でも「プラシーボ効果」といい、薬の効果を信じる人と信じない人とでは、実際の効果に差が出ることが報告されています。
占いの場合も『出た結果を信じることからスタートする』この方が良さそうです。
悪い結果を気にし過ぎるということは、その結果を、基本的に信じているからではないでしょうか?
ただ、気をつけたいことがあります。それは、 「なぜ?」と捉えるのか、それとも「(今後)どうしたら?」と捉えるのか、この違いです。
「なぜ?」と捉えてしまうと、どうしても原因究明に走りがちです。
「なぜ、悪い結果が出たのだろう?」
「私、何か悪いことでもしたかな?」
これでは、グルグル思考に陥ってしまいます。
なぜならば、悪い結果が出た理由を、100%特定することはできないからです。
そうであるのならば、結果を受けて「これから、どうしたらいいのだろう?」と未来志向で考えることです。

悪い結果が出てしまったらどうする?

実際に、よくない結果が出たときは、どう考えていけばよいのでしょうか。
タロット占いを例に考えてみたいと思います。
タロットでは正位置・逆位置があります。
また、「死神」や「悪魔」などのように、名前だけで嫌な予感をさせるカードもあります。
「なぜ、逆位置が出たんだろう?」
「なぜ、死神が出たんだろう?」
このように「なぜ?」で考えても、上手くいきません。
それよりも、その結果を一旦受け止めて(信じて)、「じゃあ、どうすればいいのか?」と考えることが大切です。
タロットも含め、占いの多くは「〇〇をしたらどうですか?」「回避するために、△△に気をつけましょう」などのように、アドバイスが添えられています。
そのアドバイスも一緒に信じて、実行してみてはいかがでしょう。
悪い結果を、好転させるために。
占いは信じるもの。
そして、活用することが大切です。
ぜひ、占って終わりではなく、アドバイスを活かしてみてください。
自分の運を切り開き、幸せを引き寄せるのはあなた自身なのですから。

[執筆者]

佐藤城人
一般社団法人インナークリエイティブセラピスト協会 代表
心理カウンセラー・心理セラピスト・気功師範

[経歴]
過去にアルコール依存症を患った経験があり、それを克服する過程で40代に再度大学に入学、心理学と出会う。
各種依存症や愛着障害、摂食障害に悩む方、インナーチャイルドを抱える方など、これまで10年間で約5,000名様の悩みをサポート。
「答えはご本人の中にある」この言葉を信条とし、クライエント様の本当の思いや気持ちに焦点を当てサポートしている。
2019年、一般社団インナークリエイティブセラピスト協会を設立。
カウンセラー・セラピストの養成にも力を入れている。

インナークリエイティブセラピスト
https://www.in-ct.org/

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