意外と知らないくちびるのあれこれ

意外と知らないくちびるのあれこれ

何かを食べたり、楽しい会話をしたり、うたを歌ったり。
私たちの顔の上で伸び縮みしながら、よく働く「くちびる」。
食事をするときや声をだすときにはとても重要な器官ですが、それだけではなく、美しさや色っぽさを兼ね備えた、特別な部位なのではないでしょうか。
一説によると、ヒト特有の赤く粘膜が見えるようめくれたくちびるは、生殖器を連想させるため、魅力を強く感じる部分なのかもしれませんね。
確かに、赤味を帯びツヤのある、ぷるんとした美しいくちびるは、同性であっても魅力的に見えます。
今日はそんなくちびるについてお話しします。

唇の構造…実は「くちびる」は唇の一部だった!

唇は、鼻・あご・頬に接し、上の鼻唇溝(びしんこう)から下は頤(おとがい)唇溝までの部位で構成され、たくさんの筋肉で支えられており、その動きは顔面神経によって支配され、表情をつくり出すなど、複雑で多様な動きをしています。
私たちが普段「くちびる」と呼ぶ、口紅やリップクリームを塗る部位は、「赤唇縁(せきしんえん)」のことになります。
そして、くちびるの表面に走る多数の溝は赤唇溝(せきしんこう)と呼ばれ、唇の動きに柔軟に対応しています。唇の構造

とってもデリケートなくちびるには、ケアが必要!

赤唇縁は粘膜と皮膚との移行部(顔と「口の中」の境目)に位置し、通常の皮膚とは異なった、以下のような特徴を持っています。

○皮脂線がない
○角層が極めて薄く、ターンオーバーが早い(3~4日)
○天然保湿因子(NMF)が少ない
○経表皮水分蒸散量が多い
○メラニンがほとんどなく、紫外線防御機能が弱い

これらの特徴から、くちびるは、乾燥しやすい・あれやすい部位といえます。くちびるに合ったケアを欠かさないようにしましょう!
くちびるのターンオーバーは、皮膚に比べると非常に速いサイクルでおこなわれているため、角層が乱れやすく、乾燥の激しい時期などはケアを怠るとすぐにあれてしまいますが、逆にきちんとケアをしてあげると、皮膚よりも回復力が高いのがポイントです。
くちびるのあれが気になるときは、こまめにうるおいを与え、乾燥から守ってあげましょう。
一見、保湿効果がありそうでついやってしまいがちな、くちびるを舐めるという行為は、その後さらなる乾燥を招くことになるのでNGです。
また、くちびるは刺激に弱いので、食事などのあとは、香辛料や塩などの刺激物をくちびるに付けたままにせず、ナプキンなどで優しく拭ってください。
そして、口呼吸が多い方は、呼吸のたびに自分の息で、まるでドライヤーのようにくちびるを乾かしている状態のため、うるおいのある、ツヤツヤなくちびるを目指したい方は、呼吸にも気をつけてくださいね。

永遠のセックスシンボルといわれたマリリン・モンローも、また、女優としても、UNHCR親善大使としても活躍中で、何かと話題になることが多いアンジェリーナ・ジョリーも、魅惑的なくちびるをしていますよね。
女性の美しさを表現するときに、くちびるの美しさはとっても重要なのです!
ケアの効果が出やすい部位でもありますので、周りを魅了するくちびるを目指して、丁寧なケアをこころがけましょう。

(キレイ研究室 研究員:船木)

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