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「夫を早死にさせる10ヶ条」って何?!ブラックユーモアな表現には健康に美しく生きるためのヒントがたくさん!

ちょっとびっくりするようなこのタイトル。
これは、ハーバード大学のMayer博士が「Ten Quick ways to Kill Your Hasband」として1974年に発表したもので、「夫が大切ならこの10点に気を付けましょう」と示唆しているのですが、ブラックユーモアな表現がいかにもアメリカらしい感じですね。
発表されてから40年以上たちますが、この10ヶ条をよく見てみると、現代人が健康に美しく生きるためのヒントがたくさん含まれていることに気が付きます。
今回は、この10ヶ条についてお話ししたいと思います。

これが「夫を早死にさせる10ヶ条」だ!

1:Fatten him up(夫を太らせましょう)。
2:Keep him sitting down(夫を座りっぱなしにさせましょう)。
3:Feed him lots of saturated food(夫には飽和脂肪酸(動物性脂肪)たっぷりの食事を与えましょう)。
4:Load him down with salt(夫には塩分をたっぷり与えましょう)。
5:Ply him with coffee(夫にはコーヒーをたくさん飲ませましょう)。
6:Keep him well supplied with liquor(夫にはお酒をたくさん飲ませましょう)。
7:Don’t let him run out of cigarettes(夫が煙草を切らさないようにしましょう)。
8:Don’t let him relax(夫に休暇を与えてはいけません)。
9:Keep him up late(夫を夜更かしさせましょう)。
10:Never let up the nagging and the worrying(口やかましく文句をいってストレスを与え続けましょう)。

夫が大切な方は、この10ヶ条の反対の維持を心がけましょう(もちろん、そうでないからといって、この10ヶ条を邁進しないでくださいね!)。

10ヶ条は美容にも効果あり!?

この10ヶ条をよく見ていくと、実は夫の健康のためだけではなく、女性の美と健康にとっても重要な項目となっていることがわかります。
1:太り過ぎに気を付ける
肥満は美容面だけでなく、生活習慣病など、健康面にも大きな影響を及ぼすことはいうまでもありません。過度なダイエットは望ましくありませんが、食事と運動に気を付け、適正体重を維持していきたいですね!
2:座りっぱなしにならない
セデンタリー(体をほとんど動かさずにじっとしている状態)が肥満に与える影響は以前お話ししたとおり。日常的に体を動かすことはとても大切です!
3:飽和脂肪酸たっぷりの食事に気を付ける
脂肪分たっぷりの食事は気を付けたいですね。トランス脂肪酸など、他にも気を付けたい脂肪分はあります。脂肪はわたしたちの体に必要な栄養素ですが、摂取する種類と量に気を付けましょう。不足しがちな青魚やクルミに多く含まれる、オメガ3脂肪酸を積極的に摂るのがポイントです。
4:塩分は控えめに
最近は減塩を謳う製品も多いですよね。日本食は健康的だといわれていますが、唯一気を付けるべき点は塩分過多になりやすいところだといわれています。カリウムが含まれる食品をバランスよく摂ったり、スパイスや酸味などを上手に利用したりして、美味しく減塩を目指しましょう。
5:コーヒーの飲み過ぎに気を付ける
コーヒーはポリフェノールが含まれた飲み物で健康効果も期待されていますが、過度な摂取には注意が必要です。また、お砂糖やコーヒーフレッシュをたっぷり入れて飲む方は、糖分と脂肪分の摂り過ぎになってしまうことも。適度に楽しみましょう。
6:お酒を飲み過ぎない
お酒は百薬の長などともいわれますが、多量のアルコールの分解は肝臓に大きな負担をかけてしまいます。週に2回は休肝日をつくると良いそうです。
7:煙草は控えめに
煙草の健康への影響は皆さんご存知だと思いますが、煙草は顔をフケさせてしまうことをご存知ですか?シワを増やし、歯や歯茎を染め、白髪や脱毛の原因となるとされ、この喫煙者特有の顔を「スモーカーズフェイス」といわれています。禁煙は、健康にとっても美容にとっても重要なキーワードといえそうです。
8:休暇を上手に使おう
休みの日は二度寝をして一日中ゴロゴロ…もいいですが、たまには旅行を楽しんだり、外へ出て体を動かしたりして気分転換を図りましょう!
9:夜更かしはほどほどに
睡眠時間が短いと、疲れが取れないだけでなく、なんとダイエットの敵にもなります。ぐっすり眠れる工夫をしましょう!
10:ストレスを溜め過ぎない
現代人は何かと忙しく、ストレスフルになりがちですが、ホッとできる時間をつくりましょう。入浴、ストレッチ、読書、音楽や映画鑑賞といった手軽にできるものの中から自分に合ったものを見つけておくといいでしょう。

現代から見ても納得の10ヶ条が、40年以上前に発表されていたなんて、驚きですね!
美と健康に近道はありません。
食事・運動・休養(睡眠)に気を配り、毎日きちんとした生活を送って、健康的に長生きしたいものですね。
(キレイ研究室 研究員:船木)

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