あなたの腸内環境ケア方法は何?腸内環境に対する女性の意識と実態 ~アンケート結果から見る美容のはなし~
なんだかお腹がスッキリしない、なんとなく体や肌の調子が悪い、疲れがたまりやすい・・・。
こう思った経験はありませんか?
このような不調に対しては医薬品に頼るケースが多くありましたが、最近では食の欧米化などによって日本でも腸内環境に対する意識が高まり、腸内環境を悪化させないための予防に興味をもつ女性が多くなっています。
今回は、美容に関心のある女性1,649名におこなった腸内環境に関するアンケート結果から、腸内環境に対する意識やケアの実態を中心にご紹介したいと思います。
9割以上の女性は腸内環境を整えることを重要視している!
まず最初に、腸内環境を整えることに対する意識を調査しました。
その結果、9割以上が腸内環境を整えることは「重要」だと思っていることが分かりました。また、年代に関係なく9割以上が腸内環境を重要視していることも分かりました。多くの女性が腸内環境を整えることは重要だという認識を持っているようです。
約3割の女性はケアや対策ができていない!
腸内環境を整えることは、多くの女性に重要だと認識されていることが分かりましたが、実際のところ腸内環境を整えるためにケアや対策はできているのでしょうか。
その結果、約7割が腸内環境を整えるためのケア・対策ができていると認識していることが分かりました。それとは反対に、約3割はケア・対策ができておらず腸内環境を重要視しているものの思うように実行できていない女性が少なからずいるようです。
年代別に見ると、50~60代は健康への関心が高くなってくる年代だからか、程度の差はあれど8割以上がケア・対策ができていると認識している結果となりました。
女性が実行する腸内環境を整えるための対策とは!?
さらに、腸内環境を整えるため実際におこなっていることについて調査しました。
その結果、「野菜を多く食べる(53%)」「水分を摂る(52%)」「ヨーグルトを食べる(46%)」「1日3食きちんと摂る(38%)」の順に多くなりました。
腸内環境を整えるには「野菜」「水分」「1日3食きちんと摂る」など、食事の見直しを中心とした対策を行っている様子が分かりました。腸は食物から栄養を吸収する臓器のため、食生活を改善することで腸内環境が整うという考えも関係しているのかもしれませんね。また、日常生活のなかで取り入れやすいことも食生活についての項目が上位になった要因のひとつとなっているのかもしれません。
また約4~5割が「ヨーグルト」、約2~3割が「サプリメント」「乳酸菌飲料」を腸内環境を整えるためのケアに取り入れており、意識の高まりと共に今後も更に取り入れる方が増えてくるかもしれませんね。
自分の腸内環境は、約3割が“悪い”と思っている
最後に、自分の腸内環境の状態を調査してみました。
その結果、自分の腸内環境は7割が「よいと思う」、約3割が「悪いと思う」と認識していることが分かりました。また、年代があがるにつれて「よいと思う」と認識する割合は増え、「悪いと思う」女性が減っていくことが分かりました。
20代では、約半数もの女性が腸内環境は「悪いと思う」と認識しており、腸内環境を整えることの重要性を感じているものの、実際の自身の腸内環境は悪いと認識しているようです。
今回は、腸内環境に対する意識や対策の実態を中心にご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
腸内環境を重要視しているものの、十分なケア・対策まではなかなか出来ていない実態がわかりました。毎日元気に過ごすためにもできる範囲でケア・対策をしていきたいですね。
●腸内環境に関するアンケート
※本アンケート結果はキレイ研究室がおこなった、美容商品愛用者に対する調査結果です。
※実施:2018年3月20日~4月20日、N=1,649
(20代:119名、30代:285名、40代:510名、50代:525名、60代:210名)
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