あれ?アゴに違和感・・顎関節に負担をかけないために気をつけることは?日々の姿勢や過ごし方について教えていただきました。

あくびをしたり、ハンバーガーを食べようとしたりすると、あごに違和感が。
大したことないと放置していると、痛みが強くなることも。
2人に1人が経験するといわれる顎関節の違和感ですが、実は予防には日々の姿勢や過ごし方が大切なのです。

今回は、にほん整体株式会社の代表を務める笹木翔平さまにお話しを伺いました。

普段の生活ではここに気を付けよう

[1]姿勢の調整
頭や首の姿勢を正しく保つことが重要です。
デスクで作業する際には、モニターの高さを調整し、画面を見るために首を無理なく動かせるように心がけましょう。

[2]噛む力の調整
過度の力を使わないように注意しましょう。
食事中に食べ物を噛むときやストレスがかかるとき、顎に過度な力がかからないように意識的に噛む力を調整することが大切です。

[3]適切な枕の使用
身体に合わない枕を使用していませんか?
寝るときに顎の位置をサポートするため、適切な高さの枕を選ぶことが大切です。

こんなストレッチやワークにチャレンジ

顎関節の違和感を緩和するために役立つストレッチや運動がいくつかありますが、個々の症状や状態によって効果が異なることがあります。

以下は、顎関節の違和感を和らげるために試すことができる一般的な運動例ですを3つご紹介します。

手軽にできるものばかりなので、チャレンジしてみてくださいね。
[1]開口運動
口をゆっくりと開け、数秒間その位置を維持し、それからゆっくりと閉じる動作を繰り返します。
縦にものをかみ切るときの動きのイメージです。
この運動は徐々に範囲を拡大することが大切です。
最初から大きい口を開けるのではなく、無理のないところから始めてください。

[2]側方運動
口をゆっくりと横に動かすことで、顎の筋肉と関節を緩めることができます。
チューイングガムを噛んでいるときのようなイメージで動かしてみましょう。

[3]頭部の傾け
首を少し傾け、耳を肩に対して近づける動作をおこなうことで、顎関節周りの筋肉に緊張を和らげることができます。

これらの運動は、やればやるほどいいわけではありません。
できればおこなう前に、専門家に相談し、正しい方法と頻度を確認しましょう。

セルフケア方法を試しても症状が改善しない場合、歯科医師や口腔外科医などに相談しましょう。

[執筆者]

笹木 翔平
にほん整体株式会社 代表取締役社長
とくしま整骨院・整体院 院長

[プロフィール]
骨と筋肉から健康になる施術」をモットーに、痛くて好きなことに集中できない方やこの現状を変えたい方、年齢を気にせず活動されたい方に向け少しでも快方に向かって健康になれるような施術を目指している。

[講師実績]
ミセスアースジャパンビューティキャンブ講師

[受賞履歴]
2020年船内総研ブレイク大賞 受賞
2022年船内総研自費大賞 受賞

[最終学歴]
四国医療専門学校 柔道整復学科

[保有資格・所属学会]
柔道整復師(国家資格)
整骨院イノベーション研究会
日本理容美容発毛協会

とくしま整骨院 ホームページ
https://tokushima-aizumi.com

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