
ゆらぎ肌のケアには丁寧なスキンケアが大切!3つのコツでゆらぎがちな春を乗り越えましょう。
春先は、気を付けていてもどうしても肌はゆらいでしまうもの。
女性は月経周期など、ホルモンバランスも重なることもあり、どうしてもコントロールが難しくなりますよね。
今回は、肌がゆらいでしまったときのケアについてお話ししたいと思います。
春先のお肌をケアするコツ!
肌がゆらがないように、気を付けていたけれど・・・。
それでも、「ゆらぎ肌」になってしまった肌は、どのようなケアをしたらいいのでしょうか?
肌の調子が悪くなると、つい、一生懸命お手入れをしたくなりますが、過剰なケアはかえって肌のストレスになってしまうことも。
まずは普段どおりのケアを、ていねいに行うことが大切です。
ピーリングやスクラブを使った洗顔などの刺激が強めのケアは、お肌がゆらいでいる時期にはおすすめしません。
積極的なお肌の状態が落ち着くまで待ってくださいね。
コツその1:お肌になれたいつものアイテムでていねいなスキンケアを
・やさしくクレンジング&洗顔
家に帰ったら、なるべく早めに顔を洗い、メイクや汚れはもちろん、花粉やほこりもすっきり落としましょう。
クレンジングは、ゴシゴシこすらずに、やさしく丁寧に行います。
肌がゆらいでいる時期は、ふき取りシートタイプのものは刺激と感じることもあります。
そんなときは、メイクになじませて、洗い流すだけでメイクが落とせるようなアイテムを利用しましょう。
洗顔は、キメが細かくもっちりした泡を、たっぷり泡立てておこないます。
泡のクッションによって指や手のひらによる洗顔時の摩擦からお肌を守りながら洗いましょう。
顔をふくときも、タオルで軽く抑えるようにして、ゴシゴシ吹くことは避けましょう。
また、洗面台にかけっぱなしのタオルではなく清潔なタオルを使ってくださいね。
使い捨てのペーパータオルを使うのもいいでしょう。
・ていねいな保湿を心がけて
洗顔後、そのままにしておくとお肌はどんどん乾燥してしまうので、ゆらぎが気になるときは速やかにスキンケアを始めましょう。
特に乾燥の気になる部分には、化粧水や乳液の重ねづけ、マスクやパックなどのケアもおすすめです。
ただ、お肌がゆらいでいるときは、新しいアイテムを試すよりは使い慣れたアイテムでケアする方が安心です。
スペシャルなケアをしてしまいたくなりますがいつものアイテムでのていねいなケアを心がけましょう。
いつものスキンケアが使えない・しみるという場合は、「低刺激」が謳われるアイテムに変えるのもいいのですが、そのアイテムがあなたの肌に必ず合うとは限りません。
ゆらぎ肌によって肌トラブルが起こっているときは、皮膚科で相談することをおすすめします。
コツその2:紫外線対策を忘れずに
TPOに合ったUVケア製品を使い、紫外線ケアをおこないましょう。
紫外線対策は、夏だけすればいいものではありません。
外に出るときは、「肌への刺激になりそうだからすっぴんで・・・」と考える方もいるかもしれませんが、それではノーガードで紫外線や花粉などに肌をさらしていることと同じ。
スキンケアをして、日焼け止めや紫外線防御効果のある軽いベースメイクをすることをおすすめします。
でも、特に肌が荒れている部位のポイントメイクは、メイクそのものも、そのメイクを落とすクレンジングも刺激となることがありますので、なるべく避けましょう。
コツその3:ゆらぎに負けない体づくりを心がけて
自律神経の乱れを防ぐには、生活習慣を見直すことがとても大切です。
・生活リズムを整え、睡眠時間を確保!
毎日規則正しく過ごすことが大切です。
日頃の睡眠不足を週末に寝だめする・・・とならないようにしましょう。
・栄養バランスのとれた食事と適度な運動を
春先は歓送迎会などもありますが、暴飲暴食は控えましょう。
ダイエットを意識していると、摂取カロリーばかりを気にしてたんぱく質やビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しがちになっていることも。
極端な糖質カットもおすすめできません。
食事はバランスよく、楽しく摂ることを心がけましょう。
運動をする場合はいきなり激しい運動をするのではなく、最初は軽く汗ばむ程度のウォーキングやジョギングなどがおすすめです。
階段を使う、一駅分歩くなど、続けられる範囲でおこないましょう。
・不満やストレスをため込まない
ストレス社会といわれる現代、ストレスと無縁で過ごすことは難しいですよね。
ライブやカラオケで大声を出す、サウナや温泉で汗をかく、気の置けない仲間とたくさん会話する、美味しいものを食べる、泣ける映画を見る(涙活)・・・など、あなたに合ったストレス発散方法を見つけておくことも重要です。
推し活を思いっきり楽しむのもいいかもしれません。
春はイベントや新しい出会いが多い季節です。
楽しく迎えるためには心身ともに健やかでいたいもの。
また、写真を撮る機会も多いので、キレイな肌も維持したいですよね。
ていねいなスキンケアと生活を心がけ、ゆらぎがちな春を乗り越えましょう。
[執筆者]
船木 彩夏
化粧品メーカー研究員
[出演情報]
2023.12.2 TBSラジオ:井上貴博 土曜日の「あ」
<資格>
・サプリメントアドバイザー
・健康管理士上級指導員
・健康管理能力検定1級
・日本化粧品検定1級
[監修]キレイ研究室編集部