【2】足のつりは予防できる!セルフケアを徹底解説!
2回に分けて足のつりについてお話しています。
前回の記事はコチラ
今回は、日常生活の中に取り入れることができる、セルフケアをご紹介します。
痛い!とさよならしたい! 足のつりを防ぐセルフケアを徹底解説
足のつりを防ぐべく、食生活の見直しとともに行いたいのが、セルフケアをすること。
この中には、運動も含まれます。
とはいえ、ガシガシとトレーニングに励む必要はありません。
1日の疲れをとる、心地いい習慣として取り入れていただければ何よりです。
体のコリ、特に下半身に起きる疲れやコリを軽くすることにもつながるので、ぜひお試しくださいね。
1.軽い運動をする
職場にいるうちからできるのが、足首回し。
これは、ふくらはぎの大きな筋肉が集約されていくポイントである、足首をほぐしてくれる動きなんです。
つられて、ふくらはぎの筋肉も柔らかさを保ちやすくなります。
特に、集中してデスクワークしていると固まりやすい部分なので、最低でも1時間に1回は回しましょう。
1回につき、回す回数は外回し5回、内回し5回程度がおすすめです。
帰宅した際や、休み時間にやりやすいのはかかと落とし。
格闘技の技ではありません。足を肩幅程度に開き、かかとを上げたり、下げたりを繰り返せばOKです。
ふくらはぎの曲げ伸ばしはなかなかしづらいものですが、これなら気軽にできます。
1度に行う回数は、4~5回が目安。1日2~3回が目安です。
なおふらつきが出る時は、丈夫な机や椅子に軽く手をかけて行いましょう。
2.お風呂でセルフケア
これは割と簡単。
まず、足首を下から抱え込むように手の平で持ちます。そのまま、ひざ下まで撫で上げればOK.
リンパマッサージを習慣にされている方は、そのままのイメージで大丈夫です。
痛くない程度に力を入れて、4~5回行いましょう。
これに、足首回しを加えるのもおすすめ。
試しに1度回してみて、動かしづらさやバキッ、ボキッという音がびっくりするほど大きい時は、ぜひ、プラスして行ってください。
※食生活の改善もセルフケアも、持病のある方や妊娠中の方は医師に相談のうえ、行ってください。
実施中にトラブルが起こった場合も速やかに中止し、受診しましょう。
覚えておいてほしい!「足がつった」ではない時もある!
足のつりは冒頭にもお話しした通り、寝起きに起こりやすいもの。
しかも、寝起きといってもまだお布団の中にいて、完全に起ききっていない時に起こることが多いですよね。
それゆえ、足がとてつもなく痛んで動かなくなっても、実は「足がつった」ではない時もあるのです。
お店のブログにも掲載したことがあるのですが、私は足がつったと思ったら「肉離れ」だったことがあります。
ちょうどハードな時期で、運動もさぼり気味、食欲もあまりない時期だったこともあるでしょう。
そのため、筋肉がガッチガチになっていた。
ここまでは足がつりやすい状態と共通で、ふくらはぎにトラブルを起こしやすい状態だったと思います。
つまり、運動不足でガッチガチになっていた可能性が高いのですね。
その状態で明け方、体をベッドの下のほうからヘッドボード近くに移動させようとしたんです。
足の裏でベッドマットを蹴るようにして、体を引き上げようとしたんですね。
寝ぼけ眼とはいえ、そんなに突拍子もないことをしたわけではありません。
でも、よ~いしょっと体を引き上げたとたん、足にビキビキビキッと痛みが走りました。
セオリー通り、足の親指をもって体のほうに引き寄せる、をやっても痛みは引きませんでした。
そこで目が覚めて「もしかして!」と思ったのです。そう、肉離れではないか?と。
ためしに、前に向かって膝を90度あげることをしてみました。
これは、肉離れか足のつりか、ある程度区別をつけるための簡単なテクニックなんです。
これで痛みが和らぐようなら、肉離れの可能性が高いというわけなんですね。
結局1週間近く、足を固定する生活となりました(涙)。
というわけで、足のつりといっても違う場合もあります。
また頻繁に足のつりが起こる場合や、長く続く場合は、先にお話しした通り病気の可能性もあります。
たかが足のつり、とは思わずに注意して向き合いましょうね。
おわりに
痛みだけでなく、精神的ダメージも大きい足のつり。
でもちょっとしたことで、改善できる可能性が大きいトラブルでもあります。
食生活や運動習慣を変えることは、キレイな肌やスタイルをつくることにもつながるもの。
ぜひ、習慣にして足のつりから解放されるだけでなく、美しいスタイルや元気も手に入れてくださいね。
祥月庵 fuu(しょうげつあん ふうう)
リラクゼーション祥月庵店長
[資格] 養護教諭2種免許状・からだゆるめセラピスト・公益社団法人 日本アロマ環境協会認定アロマテラピーアドバイザー
・日本総合カウンセリング付属 日本心理カウンセラー養成学院 心理カウンセラー養成講座修了・TCカラーセラピスト
もともと虚弱体質、また人間関係にも悩むことが多かった私。
健康にかかわる仕事を志し、経験する中で「もっと自分らしく健康を育てる仕事をしたい!」と思っていたとき、ちょうど母親からサロンを立ち上げたいという話があり、転身を決意。
サロンではカラーセラピーや、美しい立ち姿を作るセミナー、心を育てるセミナーをメインに活動しています。
[リラクゼーション祥月庵]
長野県飯田市中村の「したい時にしたいことができる体と心」を作るサロン。
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