自宅で簡単!夏のダイエットを強力プッシュ!セルフマッサージのポイントをディオクリニック統括院長 藤井先生に伺いました!

夏に向けて体を引き締めるためには・・・実は、マッサージもかなり効果的なのです!
身体をスッキリさせるためのセルフマッサージについて、医療法人理事長でディオクリニックの運営に携わるの藤井先生にお話を伺いました
                        
これから夏に向けてボディメークするためには、運動や食事習慣の改善など日々の努力がもちろん必要です。
そして、ボディメークの効果を高めるために、下記ご紹介するマッサージを実践し、習慣化することをおすすめします。
マッサージといえば、筋肉の疲労を取ってくれるというイメージが強いかと思いますが、正しい方法で適切にマッサージをおこない、習慣化していただければ美しいボディラインをつくる痩身効果を得ることが可能です。
今回は、自宅で簡単に出来る痩身マッサージを紹介させていただきます。是非実践をしてみてください。

マッサージの効果

●基礎代謝の増加
マッサージでリンパの流れが良くなると、同時に血流が良くなって代謝が上がりやすくなるのです。
基礎代謝が上がると消費カロリーが増加するので、それだけで痩せやすい体質への改善が見込まれます。
●むくみや疲れが取れる
むくみは筋肉を動かしていないことや重力で血液を含む水分が一箇所に溜まってしまうことが原因です。
マッサージで筋肉やリンパを刺激することで、血液や水分が一箇所に溜まってしまうことを改善し、むくみを改善する効果があります。
むくみが取れると、顔や体がスッキリしますので、痩身効果が得られます。
●痩せたい部分にピンポイントで効果を出せる
マッサージは自分の痩せたい部分におこなうことでピンポイントに効果を出しやすくなります。
お腹や脚、二の腕など、まずは自分が気になるところから集中的に取り組んでみましょう。
さらに、毎日マッサージを続けることで、習慣化すると新たに脂肪やセルライトが定着するのを防ぐ効果も期待できます。

痩身マッサージをするときのポイント

●習慣化する
痩身マッサージでより効果を出していくためには、毎日続けることが大事です。
短期的には効果が見えにくい方も多いので、最低でも1ヶ月以上は続けていただき、習慣化していきましょう。
●お風呂上がりのタイミングでおこなう
マッサージをおこなうタイミングとしては、体が温まって血管が拡張するお風呂上がりが効果的です。
お風呂上がりにマッサージをおこなうと決めておけば、習慣化しやすいという利点もあります。
●あまり力を入れすぎず、やさしくおこなう
マッサージをする際には、力強くおこなう必要はありません。
強い刺激を与えるよりも、なめらかなマッサージを心がけることがポイントです。
マッサージをする際は肌への負担も考え、摩擦を低減するためのクリームなどはしっかり使い、滑りをよくした状態でマッサージをおこなっていきましょう。

顔のマッサージ

1)両手をグーの形にして、人差し指と中指の間は空けておく(指を曲げたピースサインのイメージ)
2)空けておいた指の隙間に顎を挟むように入れ、顎から耳の裏にかけて押し流すように動かす
3)耳の裏まできたら首筋を通って鎖骨まで流してあげる

お腹のマッサージ

●くびれをつくるマッサージ
1)脇腹を親指が前面になるよう両手で挟み、親指に力を入れ、腹直筋(お腹の前面、いわゆるシックスパックといわれる筋肉)を上から下へ流していく動きを10回程度おこなう
2)拳をつくって、力を入れながらおへそ周りを時計回りに10回程度流していく
3)横向きになって、親指を骨盤周りに食い込ませるようにして後ろから前へと流していく動きを10回程度おこなう

脚のマッサージ

●太もも
1)太ももを両手でつかみ、左右から撫で上げるような形で裏側から表側へとさすり上げる
2)手でこぶしをつくり、膝上から脚の付け根に向かって10回さすり上げる
3)お尻の下部分に手を置き、前面の脚の付け根に向かって10回さすり上げる
4)左右の脚の付け根の内側に両手を置き、内側から外側へと10回さする
●ふくらはぎ
1)ふくらはぎの内側の詰まりを下から上に流してく
2)拳をつくって、第一関節と第二関節の間で先ほどと同じ部分をぐりぐりとほぐし上げていく
3)手でふくらはぎを包み込むように掴み、ふくらはぎの裏をほぐしていく
4)ふくらはぎの張っている筋肉を中心に揉んでいく
●膝回り
1)太ももの外側、内側、側面の筋肉を押したり軽く叩いたりして筋肉を温める
2)膝の上のお肉をつまんで脂肪をほぐしていく
3)太もも外側、内側のお肉を1分間ずつ揉んでいく
4)足の付け根のリンパを押し流して老廃物を流す
●足の裏
1)手でこぶしをつくり、爪先からかかとに向けて足の裏を10回こする
2)両手の親指で土踏まずを10回もみほぐす
●足の甲・くるぶし
1)手でこぶしをつくり、爪先から足首に向けて足の甲を10回さすり上げる
2)外側のくるぶし周辺を円を描くように10回さする
3)内側のくるぶしも同様におこなう

まとめ

最後に、これから夏に向けてボディメークするためには、運動や食事習慣の改善など日々の努力はもちろん大切なことです。
そして、ダイエットの効果を高めるために、紹介させていただいたマッサージを実践し、習慣化することをおすすめします。
それでは皆さん、熱中症に気をつけて夏を全力で楽しんでください。

執筆者

藤井崇博先生

ディオクリニックを運営する医療法人理事長の藤井崇博と申します。
専門領域は循環器内科で心臓領域を専門としております。
研修医から2021年までの約10年間大学病院、関連病院で臨床、研究、教育に従事させて頂き、循環器内科専門医、循環器内科領域での医学博士号を取得しております。
現在も循環器疾患を含め外来での診療は継続させて頂いております。
循環器内科医として様々な患者さんの診察に日々従事する中で、何よりも大事なのは未病、医学的には一次予防と呼ばれる未然に病気になるのを予防しようとする意識が大事だと常々思います。
最近では対面でお話出来ないことも多いので、SNSやその他コラムなどで健康に有益な情報の発信に力を入れております。

ディオクリニック
https://dioclinic.jp/

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