
目がぱっちり開かない!まぶたがむくんで目が重いときには側頭筋のマッサージがおすすめです。
最近目が重たい、ぱっちり開かない、まぶたがむくんで腫れぼったい・・・こんな悩みはありませんか?
加齢の影響で仕方ないと思っている方もいるかもしれませんが、その悩み、マッサージで改善できちゃうかも!
今回は、一般社団法人日本ダンサー整体セラピスト協会代表理事の長谷部健さまにお話を伺いました。
目元の悩み、マッサージで解決しよう!
現代の生活ではスマートフォンやパソコンの使用が増え、多くの人が眼精疲労や目の重さ、頭のすっきりしない感じに悩まされています。
実は、こうした目の疲れや目が開きにくくなる感覚は、側頭筋という筋肉が大きく関係しています。
側頭筋はこめかみから耳の上に広がる筋肉で、歯を噛んだりストレスを感じたりすると緊張し、硬くなりやすい部位です。
これが慢性的に硬くなると、目元の重さや視界のぼやけ、頭痛にもつながってしまいます。
側頭筋を効果的にマッサージすることで、目が開きやすくなり、スッキリとした爽快感を味わうことができます。
側頭筋をマッサージする方法
まず、側頭筋の正しい位置を確認しましょう。
両手を耳の上部(頭の側面)に当て、歯を軽く噛み締めてみます。
このとき指の下で筋肉がふくらんだ部分が側頭筋です。
この部位が硬くなりやすいため、定期的にほぐすことが大切です。
マッサージの方法は簡単です。まず、両手の指の腹を側頭筋の位置にそっと置き、ゆっくりと円を描くようにやさしくほぐしていきます。
力を入れずに軽く行い、柔らかくゆっくり動かしていきます。
このとき、「気持ちいい」くらいの刺激を目安にしましょう。
無理な力で強く押しすぎると逆に筋肉が緊張してしまいますので、気持ちの良い圧を保ちながら、30秒〜1分程度ゆっくりと行います。
側頭筋のストレッチも合わせて行うとより効果的!
さらに効果を高めるために、側頭筋のストレッチも組み合わせましょう。
指を側頭筋に当てたまま、大きく口を開け閉めします。
これを10回程度繰り返すことで筋肉の柔軟性が高まり、ほぐれやすくなります。
最後の仕上げとして、側頭筋から耳の後ろに向かって指を滑らせるように軽く流していきます。
これはリンパや血液の循環を促進し、溜まった老廃物を排出する働きがあります。
側頭筋マッサージを定期的に行うことで、目の開きやすさや視界のクリア感を実感できます。
また、頭の重さが取れ、気分もリフレッシュされることでしょう。
特に、目を酷使するパソコン作業の合間やスマートフォンを長時間使用した後に、1日2〜3回のマッサージを取り入れるとより効果的です。
側頭筋のケアは目元だけでなく、頭痛や肩こりの軽減にも役立ちます。
毎日の簡単なセルフケアとして、このマッサージを習慣化することで、快適な日常生活を維持しましょう。
ぜひ今日から取り入れて、目元スッキリ、頭も軽やかな毎日をお過ごしください。
[執筆者]
長谷部健
一般社団法人日本ダンサー整体セラピスト協会代表理事
プロダンサー兼整体師という異色のキャリアを活かし、踊る身体を根本から変える「ダンサー整体」を開発。
「踊りのキレが上がる・ターンが回りやすくなる」と業界で話題となり、100名以上のプロダンサー御用達の人気サロンとなる。
⚫︎ダンス
ジャズダンス日本1位&文部科学大臣賞受賞
舞台公演「NektureZ」を主宰
その他さまざまな舞台、メディア多数出演
⚫︎整体
一般社団法人日本ダンサー整体セラピスト協会代表理事
ダンサー専門の整体サロン「Nekturn’」オーナー
電子書籍『すべてのダンサーを救う「ダンサー整体」』出版
日本ダンサー生体セラピスト協会
https://dance-seitai.net/