ずっとキレイでいるために、今からしておいた方がいいことはある？
今回は、美容にも大きな影響を与える「歯」の美しさのためにできることを、千葉センシティ矯正歯科の石川宗理先生にお話を伺いました。
やっぱり歯並びは重要！
歯科医師として長い目で美容について考えると、やはり矯正治療は外せないと思います。
矯正治療は、高い・歯を抜かなければならない・時間がかかるなどといった、ネガティブな一面がとらえられ、美容の中でも敬遠をされがちですが、治療終了後に何度も通ったり、継続的に費用が掛かり続けるものではないので、実は美容室、ネイル、まつエク、脱毛などといったものと比べて、生涯コストを考えるとそう高いものではないと考えられます。
抜歯をする矯正は凸凹を取るためだけではなく、かなり口元の印象に影響を与えます。
口が閉じづらく、唇を閉じたときに顎の下に梅干しのようなしわができる方や、意識せずにとった写真を見返すと、口を閉じたつもりでも歯が見えている方、鼻先と顎先にペンやお箸をあてて、唇がめり込む方は一度矯正の相談に行ってみてもいいかもしれません。
また、セラミックなどで歯を白く形を整えたいと考えている方もいらっしゃるかと思いますが、。
ですが、先に矯正で歯並びを整えてからセラミックに変えることで不要な歯を抜いたり、削ったりすることが避けられることもあります。
時間をかけたくないという気持ちが強くなければ、先に矯正を検討することによって、より自然で長持ちのする、セラミック治療を受けることができるかもしれません。
どのような治療方法が自分の理想に合うか、是非かかりつけの歯科医に相談してみてください。
美しい口元になるだけじゃない、矯正のメリット5つ
歯並びをよくすることは美しい口元を作ることに直結することはもちろん、それ以上に生涯にわたる口の中の健康にたいして貢献することができます。
例えば
［１］凸凹を取ることによって歯磨きの効率を上げ、虫歯・歯周病のリスクを減らす
［２］抜歯して唇が閉じやすくなると口呼吸が改善し、口腔乾燥を防ぐことができる。
［３］歯の根っこの向きを正しい向きにすることができ、万が一虫歯になったときに適切な治療ができる
［４］歯の本数・形が悪い時に矯正をしてから、治療をすることによってより適切な治療が可能となる。
［５］かみ合わせが悪く一部の歯に過大な力がかかることを改善できる。
などといったことがあげられます。
矯正歯科医師をやっていて、歯を失う前や歯周病・虫歯がひどくなる前に矯正治療を行っていれば、より理想的な治療ができたと思う瞬間は多々あります。
また、歯は周りの骨の形が変わることによって動きます。
すなわち骨の代謝で歯が動くため、基本的には代謝が早い若いうちのほうが歯は早く動く可能性が高くなります。
実は、歯は、生えてから一生を終えるまで(もしくは抜けてしまうまで)、車や住宅よりも長く人生で付き合っていくものです。
それにもかかわらず、車や住宅よりも気にかけていない方が多いのではないでしょうか
噛んだり話したりするなど、日々使用頻度の高い歯。
歯のために、若いうちから美容費を割いてあげてもいいかもしれませんね。
［執筆者］
石川宗理先生
千葉センシティ矯正歯科 院長
2020.2021年度 invisalign プラチナエリートプロバイダー
2021.2022年度 invisalign ダイヤモンドプロバイダー
2022.2023年度 invisalign ブラックダイヤモンドプロバイダー
北原学院千葉歯科衛生士専門学校非常勤講師
［プロフィール］
歯学部卒業後、矯正専門のドクターとして、多数の歯科医院、医療法人でさまざまな患者と向き合ってきました。
２０２２年、千葉で自身の医院である千葉センシティ矯正歯科を開業。
歯並びは口元の美しさに直結します。矯正治療を通じて皆様の素敵な笑顔と、健康にご協力できることを心より願っております。
千葉センシティ矯正歯科ホームページ
https://chiba-kyousei.jp/
