クリスマスに七面鳥を食べるのはなぜ?ターキーはヘルシーで栄養価の高いご馳走メニュー!

クリスマスの定番メニューといえば、七面鳥の丸焼きを思い浮かべる方(日本では、鶏で代用されることも多いですが)も多いのでは?
日本では、クリスマスぐらいにしか目にしない七面鳥ですが、そのヘルシーさと高い栄養価から、じわじわと人気が高まっているのをご存知ですか?
今日は、七面鳥(ターキー)についてお話ししたいと思います。

鶏肉よりヘルシー?七面鳥の魅力とは


七面鳥の胸肉(ターキーブレスト)は、皮を取った鶏胸肉より若干ですがカロリーが低く、たんぱく質量は上回っています。
ヘルシーなお肉の代名詞であるササミと比較しても、カロリーでは若干上回るものの、たんぱく質量ではササミ以上なのです。
低カロリーで高たんぱくという、ダイエット中の方にもおすすめしたいお肉だといえますね。
七面鳥と、鶏胸肉、ササミの100g中の栄養価を簡単に比較してみたいと思います。

エネルギー

七面鳥106kcal
鶏胸肉108kcal
ササミ105kcal

たんぱく質

七面鳥23.5g
鶏胸肉22.3g
ササミ23.0g

パントテン酸

七面鳥1.51mg
鶏胸肉2.32mg
ササミ3.08mg

ビタミンK

七面鳥18μg
鶏胸肉14μg
ササミ14μg

ビタミンB6

七面鳥0.72mg
鶏胸肉0.54mg
ササミ0.60mg

ビタミンB12

七面鳥0.6μg
鶏胸肉0.2μg
ササミ0.1μg

カリウム

七面鳥190mg
鶏胸肉350mg
ササミ420mg

マグネシウム

七面鳥29mg
鶏胸肉27mg
ササミ31mg

七面鳥1.1mg
鶏胸肉0.2mg
ササミ0.2mg

亜鉛

七面鳥0.8mg
鶏胸肉0.7mg
ササミ0.6mg

七面鳥には、ビタミンKやビタミンB6・B12が豊富に含まれるうえ、鉄や亜鉛などのミネラルもバランスよく含まれていることがわかります。
七面鳥を欧米のスポーツ選手が好んで食すというのもうなずけますね!
また、3つそれぞれにしっかり含まれているのがパントテン酸です。
パントテン酸は、多くの食品に含まれるうえ、腸内細菌により体内でも合成できるため、不足しづらい栄養素の一つといえます。
しかし、アルコールを多飲すると、パントテン酸の合成と吸収が抑制されてしまうため、体内で不足気味に
さらに、喫煙によっても吸収が阻害されることがわかっています。
パントテン酸が不足すると、体の抵抗力が低下し、風邪などにかかりやすくなります。
飲み会が多い+風邪が流行するこの時期は、しっかり摂りたい成分だといえますね!

え、クリスマスに食べないの?!七面鳥の逸話


クリスマスのイメージが強い七面鳥ですが、欧米では必ずしも七面鳥を食べるという訳ではなく、牡蠣やハム、フォアグラ、ガチョウ、ビーフなど、地域や家庭によって様々なご馳走を頂くようです。
クリスマスにいただくケーキも、日本ではデコレーションケーキが多いですが、フランスでは丸太のような見た目のブッシュド・ノエル、ドイツではドライフルーツやナッツがたっぷり練り込まれたシュトレーン、イギリスでは干しブドウをたっぷり使ったプディングが食べられています。
クリスマス・ディナーのメニューに各国差があるのは面白いですね!
七面鳥は、感謝祭(Thanksgiving Day/アメリカ合衆国とカナダの祝日)でいただくことが多いメニューだそうで、このときは各地で七面鳥料理がふるまわれるとか。
鶏肉より大きく食べごたえのある七面鳥は、ごちそうやおもてなし料理のイメージが強く、そのためクリスマスにも食べられているそうです。
クリスマス映画の定番ともいえる、ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」にも七面鳥が登場しますが、ご存知でしょうか?
3人の亡霊のおかげで改心した守銭奴のスクルージが、書記のボブ・クラチットに送ったご馳走が七面鳥なのです。
そのため、そこからクリスマス=七面鳥とのイメージになった…との説もあるそうです。

クリスマスは、町も華やかになり、なんだかわくわくしてしまいますよね!
イベントも盛りだくさんで、カロリーが気になる時期ですが、七面鳥ならあまり気にせず美味しくいただけそうです。
丸々一羽分のロースト・ターキーは難しくても、最近では、ターキーブレストのハムやローストターキーレッグもスーパーなどで目にする機会が増えています。
ハムなら、サラダやサンドイッチ、いろいろなメニューでいただけますね!
クリスマスは、ヘルシーな七面鳥料理にチャレンジしてはいかがですか?
[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

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