歯みがき剤を選ぶとき何を重視していますか?~アンケート結果からみる美容のはなし~
あなたのお口のケアに落とし穴はありませんか!?
お肌と同様、年齢を重ねるごとに変わり増えゆくお口の悩み、正しいケアを取り入れるだけでもその悩みを軽減し、更にはビューティ度もアップさせてくれます。
皆さんは実際、お口のケアに対しどんなことに気を付けていますか?
また、何を重視してケア商品を選びますか?
今回は、開発をする者にとってとても気になるデータでもある、皆さんが実際におこなっているお口のケアについてのアンケートデータと、そこから見えるケアの落とし穴についてご紹介したいと思います。
今回も、20歳以上の女性1223名におこったお口のケアに関するアンケートの結果から、お口の悩みが変わる30代(282名)と50代(283名)のお口のケア方法を中心にご紹介したいと思います。
歯みがき剤は「効果」と「スッキリ感」を重視して選んでいますが・・・?
歯みがき剤を選ぶときに、重視している項目を選んでもらいました。その結果、30代は「機能・効果(55%)」「スッキリ感(53%)」「価格(48%)」、50代では「機能・効果(66%)」「スッキリ感(58%)」に加え「配合成分(43%)」を選ぶ傾向がありました。
「機能・効果」は、できれば第一優先したいものですが、2番目に選ばれている「スッキリ感」という感覚は“キレイになった”という効果実感を後押ししてくれる大切な実感です。しかし、強いミント味・スッと感じる味などにごまかされたスッキリ感で“磨いた気分”になっていませんか?正しいブラッシング(オーラルケアのはなし①)で汚れが落ちたことによるスッキリ感は良いのですが、強い味や香りによって騙されがちな“磨いた気分”という上辺のスッキリ感には気を付けたいですね。
「自身の悩みに対応」「フッ素・キシリートール配合」を重視している
歯みがき剤を選ぶときに第一優先されていた機能・効果について詳しく聞いてみました。
その結果、30代では「虫歯予防(70.9%)」「口臭予防(64.9%)」、50代では「歯周病予防(82.0%)」「口臭予防(76.7%)」となり、40代はお口の曲がり角!?でご紹介した悩みに対して対応するものが選ばれています。
また、重視する成分についても詳しく聞いてみたところ、年代問わず「フッ素」「キシリトール」が上位でした。特に若い世代ほど「フッ素」が配合されていることを重視しており、「虫歯予防」に対する高い関心が伺えました。
年齢を重ねるほど様々なアイテムを駆使して賢くケア!
歯みがきをする際に使用しているアイテムについて聞いてみました。
その結果、30代では「歯ブラシ(91%)」「糸ようじ(38%)」の順で使用されていますが、50代では「歯ブラシ(83%)」に次いで「歯間ブラシ(45%)」「糸ようじ(32%)」「洗口剤(22%)」など、使用するアイテムが様々です。また、「電動歯ブラシ」についても年齢が上がるほど使用率が上がり、年齢を重ねるごとに様々なアイテムを駆使してケアをしていることが伺えました。
オーラルケアのはなし④でもご紹介した通り、歯間は歯周病などのトラブルが起きやすいためケアがとても大切です。ご自身の歯並びに合ったデンタルフロスや歯間ブラシを使用したり、洗口剤などでお口全体のトータルケアをすることなど、色んなアイテムを駆使することもお口の健康を守るためには有効になります。いつまでも自分の歯で美味しいご飯をいただくためにも、またエチケットや美容のためにも、気になり始めたら早めに正しいケアを取り入れたいですね。
●年代別 お口の悩みに関するアンケート
※本アンケート結果はキレイ研究室がおこなった、美容商品愛用者に対する調査結果です。
※実施:2013年6月20~7月20日、N=1223
※掲載データ及び画像転載不可
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