栄養満点低カロリー♪ズッキーニのハッセルバック

華やかで目を引くので、おもてなしにもピッタリな今回のレシピ。
ズッキーニの栄養を丸ごといただける、夏の体にもうれしいレシピです。
しかも、見た目のおしゃれさとは裏腹に、調理工程は少なく、フライパン不要で意外と簡単!
夏のおもてなしレシピに、いかがでしょうか?
ハッセルバックとは、材料にアコーディオン状に薄く切れ目を入れ、間にチーズを挟んで焼き上げたスウェーデンの料理です。ジャガイモを使ったものが一般的ですが、見た目の華やかさと応用のしやすさから、さまざまなアレンジが可能です。

材料(2人分)

5-2
ズッキーニ:1本
ベーコン:4枚
ピザ用チーズ:ひとつまみ
塩コショウ:適量
オリーブオイル:大さじ1
トッピング用に
トマト:1/4個、プチトマト、パセリなど

つくり方

1.ズッキーニの下部分を切り離してしまわないように、菜箸や割り箸などを置いてズッキーニに2~3mm間隔で切り込みを入れます。
※太めのズッキーニを使用する場合や、焼き時間を時短したい場合は、切る前にズッキーニをラップで包み、レンジで数分加熱するとラクチンです!
0
2.ベーコンを一口大に切ります
※ズッキーニの幅に合わせてカットすると、挟みやすいです。
3.ズッキーニの切り込みの間にベーコンを挟んで、クッキングシートを敷いた天板に置きます。
1
4.塩コショウ、オリーブオイルをかけ、チーズを乗せてオーブンに入れます。
3
5.200℃で10分ほど、チーズに焼き目がつき、ズッキーニが柔らかくなるまで焼きます。
4
6.彩りのきれいなトマトやお好みでパセリなどをトッピングします。
5
☆美容ポイントは、クセがなく食べやすいズッキーニに、チーズ&オリーブオイル、トマトをプラスすること☆

キュウリそっくりなズッキーニですが、実はかぼちゃの仲間。
βカロテンの量はカボチャには及ばず、厳密には緑黄色野菜の仲間ではありませんが、アスパラと同じくらいには含まれており、しっかり摂取できます。
βカロテンは脂溶性なので、オリーブオイルや油分を含むチーズと一緒に摂ることで、吸収率をUPさせることができるのです。
抗酸化力の高いβカロテンは、紫外線が強いこの時期の心強い味方にもなってくれます。
皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあるので、美肌効果も期待できますね!
βカロテンのような成分をカロテノイドというのですが、カロテノイドは複数を混合して摂る(このような摂取の仕方をマルチカロテノイドといいます)と効率よく働くことがわかっています。
そのため、トッピングにはリコピンが豊富なトマトやプチトマトを添えると、効果がパワーアップしてくれるので、忘れずに!
また、緑黄色野菜であるピーマンやほうれん草などの野菜は、苦味や香りが強いので、なかなか食べてくれないお子さまも多いのではないでしょうか?
その点ズッキーニは、ほとんど苦みやクセがないため、お子さまにも食べやすい食材です。また、低カロリー&低糖質のためダイエット中の女性にもおすすめです。
さらにベーコンとチーズを加えることで、ボリューム感もあり、お腹にも満足なレシピとなっています。
他にもビタミンCやカリウムが豊富な夏野菜ズッキーニ。
日本の家庭にとってポピュラーな野菜とは言い難いかもしれませんが、ぜひ毎日の食卓へ加えてみてはいかがでしょうか?

関連記事一覧