錯覚効果ってすごくない?小顔に見えるヘアスタイルはすぐに試せて、ちょっとした工夫でできるんです!

どんなにメークしても、ダイエットしても、なかなか実現が難しいのが小顔。

顔が小さいと、バランスが良く見えるので、うらやましいですよね……。

今回は錯視を利用して顔を小さく見せるヘアスタイルについてお話ししたいと思います!

マスターすれば、あなたも今日から小顔になれちゃうかも?!

アイメークでもお馴染み! デルブーフ錯視を利用したヘアスタイル

以前、錯視を利用したアイメークのときにも利用した、デルブーフ錯視

アイメークの際は、円の外側に少し大きい円を描くと、円が大きく見えるというデルブーフ錯視の内円の過大視と一緒に、合わせ技で利用したいと思います。

AとBに描かれた黒丸、2つは同じ大きさです。

内円の過大視を利用したAの黒丸は大きく見え、内円の過小視を利用したBの黒丸は小さく見えるのではないかと思います。

黒丸=顔と考えてみてください。

3つの髪型をした場合、どの髪型の顔がいちばん小さく見えるでしょうか?

※この絵の顔の大きさは3つとも同じです。

②は、錯視のA同様、①よりちょっと外側に円が髪型のラインができるため、顔の大きさを強調してしまいます(内円の拡大視)。

そのため、①のほぼ変わらない大きさの円に収まる髪型のときより、顔の大きさが目立ちます。

反対に③は、元の顔の大きさよりもかなり外側に髪が広がっており、顔の大きさがあまり目立ちません(内円の過小視)。

このように、顔の輪郭を出した髪型よりも、輪郭に沿うようなぴったりしたシルエットの髪型のほうが、顔が大きく見えてしまいます。

そして、顔の輪郭よりもかなりボリュームを持たせた髪型にすると、顔は小さく見えます。

これらは、髪を結んだ時にも、トップやバックにふんわり感を持たせることで応用できます。

髪を結ぶときも、あまりひっつめず、ふんわり感を意識してみましょう。

ただ、あまりボリュームを出し過ぎると頭が大きく見えてしまうので、鏡を見ながら黄金バランスを探してみてくださいね!

見せ方と隠し方! 分割錯視を利用しよう!!

こちらの図をご覧ください。実は、この青と黄色の四角は全て同じ大きさです。

どうでしょう?

Aの青い四角よりBの青い四角の方が、少し短く見えませんか??

このように、分割によって長さが変わって見えることを「分割錯視」といいます。

こちらの錯視も、簡単にヘアスタイルへ取り入れることができます。

左図の様に、額を完全に露出してしまうよりは、右図のように前髪で分割させてしまう方が小顔に見えます。

また、前髪を全部おろしてしまうよりは、分割して一部額を出す方が小顔に見えるのです。

分割錯視は、前髪のほか、サイドヘアにも利用できます。

後れ毛を出し、輪郭を分割させたヘアスタイルと、全てをアップにしたヘアスタイル、どちらが小顔に見えるでしょうか?

後れ毛がある方が、顔が小さく見えますよね!

後れ毛を利用した分割錯視は、図のようなアップスタイルのときだけでなく、ダウンスタイルのときも耳より前に髪をひとふさ下ろすことで、応用できますよ。

錯視を利用するだけで、ダイエットをしなくても小顔に見えてしまうなんて、とってもお得な気分ですよね。

錯視を利用したヘアスタイルは、ヘアカットなども不要ですぐに試せるものもあるので、ぜひ取り入れてみてください。

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

関連記事一覧