「飲む点滴」+ビタミンCで美肌効果&栄養バランスUP↑イチゴ甘酒|甘酒のレシピ

少し寒さも緩み、桃の節句が近づいてくる頃。おひな祭りのお祝いのレシピに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
ちらし寿司、はまぐりのお吸い物は定番ですが、なかなか難しいのが飲み物。
「うれしいひなまつり」の歌にも出てくる白酒は、大人はいいですがアルコールが含まれているので子どもには用意できません。最近では、甘酒を飲まれる方も多いと聞きます。
美容効果に注目が集まる甘酒は、美容意識の高い女性に近頃大人気ですね。
今日はひな祭りのお祝いにピッタリ、見た目もキュートで美容にも健康にもバッチリな甘酒アレンジをお教えします!

材料(1人分)

・イチゴ:5個
・甘酒(温かくても、冷たくしてもOK):120~130mL
※飲むのが子どものときは、必ずアルコールゼロの麹タイプの甘酒にします。大人が飲むときは、酒粕・麹はお好みで。ですが、飲む点滴といわれ、美容効果に注目が集まる甘酒は、麹でできたタイプとなりますので、こちらがおすすめです!

作り方

1.イチゴはていねいに洗ってへたを取ります。
2.イチゴの水気を取り、すりおろします。
3.甘酒をグラスに注ぎます。
4.2 でピュレ状にしたイチゴを、甘酒の上にスプーンなどでキレイな2層になるようにそっとのせます。イチゴのほかに、ブルーベリーやキウイなど、カラフルで甘酸っぱいフルーツを使うと、見た目も味も楽しい甘酒ができあがります!

フォークなどでピュレ状にして混ぜるだけでもOKですよ!マンゴーやパッションフルーツといった、トロピカルフルーツもおすすめです。お好きなフルーツでお試しくださいね。

美容ポイントは、甘酒に含まれる豊富な栄養素

甘酒に使用されている米麹とは、お米を麹菌によって発酵させたもの。
麹の酵素は米のでんぷんをブドウ糖に、たんぱく質を必須アミノ酸に分解し、体への吸収をアップさせてくれるのです。
また、米麹は白米に含まれるビタミンB2を約6.3倍に、葉酸を約2.8倍に増やしてくれる働きがあります。
ビタミンB2は成長促進作用があるうえ、皮膚や粘膜の発育や機能の維持に大きな役割を担っており、美肌には欠かせないビタミンといえます。
さらに、脂質の代謝に働くためダイエットには欠かせないビタミンで、抗酸化作用もあります。
葉酸は、赤血球の働きに関わるビタミンの一種で、貧血の予防に効果があります。
どちらも、女性にとっては必須といえる栄養素ですよね!

甘酒にイチゴをプラスすると…??

栄養豊富な甘酒ですが、もちろんすべての栄養素が含まれているわけではありません。
美容にも健康にも欠かせないビタミンCは、残念ながら甘酒には含まれていないのです。
ですが、イチゴはたった7粒で1日に必要なビタミンCが摂取できてしまうほどの含有量を誇ります。
甘酒にイチゴを加えることで、ぐっと栄養バランスがアップするのです。
また、甘酒にはコウジ酸という美白成分が含むうえ、さらにイチゴにはエラグ酸という美白剤にも使用されるポリフェノールが含まれているため、より美肌効果が期待できますね!

イチゴ甘酒は、食物繊維も豊富でお腹に満足感もあるので、ダイエット時の間食や朝食の代わりにもピッタリ。
甘酒の独特の香りが苦手な方も、イチゴのフレッシュな香りが加わることで飲みやすくなりますよ。
それでも苦手な方は、甘酒を豆乳や牛乳で1:1で割るとサラッと軽くなり、更に飲みやすくなりますのでお試しください。
桃の節句であるひな祭りは、女の子の健やかな成長を願う節句です。
イチゴ甘酒で、美しく健やかに成長しちゃいましょう!

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

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