どうしてる?みんなの花粉対策ランキング

春の暖かさにウキウキする心を、憂鬱にする花粉飛散のニュース。

東京では、そろそろスギ花粉のピークは終盤を迎えますが、ヒノキ花粉はまだ4月下旬まで続くそうです。

今年は飛散量が例年より多く、苦慮されている方も多いのではないでしょうか。

花粉対策、皆さんがどうされているか、調査してみました!

 

みんなの花粉対策ランキング!

皆さんが実際におこなっている花粉対策について聞いてみました。

花粉症

1位はマスクやメガネ、2位は病院で処方された薬を飲用、3位は手洗い・うがい、と続き、みなさん、花粉と接触しない工夫をいろいろされている方が多いようです。

街を歩いていても、この時季はとにかくマスクをしている人の多さに驚かされます。

また、病院で処方された薬を飲んでいる方も多いですね。

平成28年度の東京都福祉保健局の報告によると、都内におけるスギ花粉症有病率は約48.8%となっており、アンケート結果同様、花粉症に悩まされる方がいかに多いかわかります。

また、平成8年度の調査報告では19.4%、平成18年度の28.2%と、年々増加しており、今後ますます花粉への対策は重要になってくると思われます。

アンケート項目の対策を、複数おこなっているという方も多いでしょう。

 

え、花粉症じゃない私にも花粉対策って必要なの??

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花粉対策というと、花粉症に悩んでいる方がするものと思われるかもしれませんが、そうでない方にとっても重要だとご存知でしたか?

実は、花粉症は誰でも発症する可能性があるのです。

花粉症とは、体内に侵入してきた花粉(アレルゲン)を追い出そうとする働きによってくしゃみや鼻水などのアレルギー反応が起こること。

体内に侵入してきた花粉を、リンパ球が「花粉=異物(アレルゲン)」と判断すると、次に侵入してきたときに異物を排除したり無害化したりするために、体内で花粉用の抗体がつくられ、それが体内に蓄積していきます。

蓄積量が一定のレベルまで達すると、次に花粉と接触したときに、アレルギー反応を起こすヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質が分泌され、さまざまな花粉症の症状を起こすようになるのです。

花粉との接触機会が増えると、体が花粉に対する抗体を産生する機会が多くなってしまうので、なるべく接触をしないようにすることの大切さがわかっていただけるのではないでしょうか。

最近は、子どもの花粉症も増えています。

免疫機能が未発達の子どもは、症状が出やすいので、特に気を付けてあげたいですよね。

 

症状緩和にも、発症の予防にも! とにかく花粉との接触を避ける!

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ここで、おうちですぐできる花粉対策についてご説明したいと思います。

●マスク・メガネをする、長袖を着る
アンケートでも実践されている方も多いですが、口や鼻からの花粉などの侵入や肌との接触を防ぐことが、花粉対策のまず第一歩。

●髪を結ぶ・まとめる
なるべくコンパクトにまとめ、花粉の付着を防ぎましょう。
帽子をかぶってもよいでしょう。

●ツルツル・スベスベな服を着る
ウールなど、毛羽だった服や静電気を帯電しやすい服には花粉が付着しやすくなりますので、アウターを羽織るならナイロン製のものがおすすめ。

●服の花粉を落としてから家に
外出先から戻った際には、服の花粉を払うなどして落としてから家に入ります。
衣類用の粘着シートを玄関に置いておくのもおすすめです。

●窓を開ける時間に注意
花粉の飛散量が多いのは、午後1時~3時といわれていますので、この時間は窓を閉めるようにしましょう。

●こまめに掃除を!
こまめに掃除機やフローリング用のシートなどを利用しましょう。
ベッドやソファなどにもなるべく掃除機をかけます。
専用の掃除機でなくても、普通の掃除機のヘッドに古いストッキングをかぶせると、布団などにも掃除機がかけやすくなります。

 既に花粉症の症状に悩まされている方も、そうでない方も。

なるべく触れる機会を減らすことを心がけ、快適に過ごせるよう工夫しましょう!

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

●花粉症に関するアンケート
※本結果はキレイ研究室がおこなった、20代以上の男女を対象としたアンケート結果です。
※実施:2018年3月13日~2018年3月19日、N=1,028
(20代:57名、30代:157名、40代:317名、50代:359名、60代:113名、70代:25名)
※掲載データ及び画像転載不可

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