暖かくなると気になるのがなかなか脱げない脂肪。ダイエットってどうすると成功する?気になるお話伝えます!

服装が軽やかになってくると、気になるのがなかなか脱げない脂肪。
今回は、脂肪燃焼やダイエットのポイントについて、にほん整体株式会社の代表を務める笹木翔平さまにお話しを伺いました。

瘦せたいときに重要なこと

ダイエットをおこなうにあたってまず理解していただきたいことは、体の「痩せる」「太る」は摂取カロリーと消費カロリーの結果でしかないということです。
消費するカロリーに対して摂取するカロリーが多いと太ってしまいます。
逆に少ないと痩せていきます。
ストレッチやマッサージをおこなうことによって血流が良くなったり、代謝が上がることは確かですが、通常はそれだけで痩せることは難しいのです。
まずは食事を気にしながらその上で運動やストレッチ、マッサージをおこなうことが大切です。

身体をつくる基礎「たんぱく質」の重要性

食事は特にたんぱく質を摂取することが重要です。
たんぱく質が不足すると筋肉量が減るため基礎代謝が低下してしまいます。
代謝が下がることによってストレッチや運動などをおこなっても脂肪が燃えにくくなってしまい、食事を制限しているのに痩せにくくなってしまいます。
私たちの体の約60%は水分、約16%はたんぱく質でできているといわれていますのでたんぱく質が不足することによって筋肉量が低下する以外にも肌や髪のトラブルなどの原因にもなってしまいます。
カロリーをコントロールしながら良質なたんぱく質を摂取することが大切です。

糖質の摂り方に注意

ご飯を食べると太ると聞いたことはありませんか?
これは糖質が関係しています。
砂糖などをたっぷり使ってつくられたお菓子などの甘いものや、ご飯やパンなどの主食(炭水化物)には、糖質が多く含まれています。
糖質が多く含まれた甘いものは、食べると血糖値が一気に高くなり、一気に下がります。
血糖値が下がる時に人間は空腹を感じるため、また甘いものが欲しくなるという負のスパイラルになってしまいます。
低GIといわれるような血糖値が上がりにくい食品を選ぶこともダイエットにとっては重要なポイントです。
例えば白米よりも食物繊維が多く含まれる玄米の方が血糖値が上がりにくいため、空腹になるのを防ぐことができます。
また、玄米に含まれるには、エネルギー代謝に関わるビタミンB1が含まれていますので、ダイエット中の主食としておすすめです。

有酸素運動をがんばろう

運動には、有酸素運動と無酸素運動があります。
有酸素運動とは、酸素を取り込みながら比較的負荷の少ない運動を長時間続けるものです。
無酸素運動とは、酸素を体内に取り込まず、強い負荷の運動を短時間おこなうもので、短距離走やウェイトリフティングなどが代表です。
2つのうち、ダイエットに良いとされるのが有酸素運動です。
負荷の少ない運動とは、心拍数が110〜120を超えない運動のことで「喋りながらできる運動」とイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
ウォーキングやサイクリング、ヨガやストレッチが効果的です。
有酸素運動を20分程度続けると脂肪の分解が活発化します。
なので喋りながら最低20分以上できる運動から始めていただくと効果的です。
20分以上続けるのが困難な方は、5分程度で良いので、1日に数回おこなうようにしましょう。
継続することが最も大切なので、最初は無理のない範囲から始めることが重要です。

ダイエットの1番の失敗要因はひとりでおこなうことです。
ひとりで始めると、継続が難しくなるため断念しやすくなります。
ダイエットを始める場合はぜひ友人や家族を誘って、お互い励まし合ったり、声を掛け合ったりしながら一緒におこなうことが成功への近道です。
それでもうまくいかない方はダイエットを専門としているトレーナーや整体師の先生にお願いするのも一つの手かもしれませんね。

[執筆者]

笹木 翔平
にほん整体株式会社 代表取締役社長
とくしま整骨院・整体院 院長

[プロフィール]
骨と筋肉から健康になる施術」をモットーに、痛くて好きなことに集中できない方やこの現状を変えたい方、年齢を気にせず活動されたい方に向け少しでも快方に向かって健康になれるような施術を目指している。

[講師実績]
ミセスアースジャパンビューティキャンブ講師

[受賞履歴]
2020年船内総研ブレイク大賞 受賞
2022年船内総研自費大賞 受賞

[最終学歴]
四国医療専門学校 柔道整復学科

[保有資格・所属学会]
柔道整復師(国家資格)
整骨院イノベーション研究会
日本理容美容発毛協会

とくしま整骨院 ホームページ
https://tokushima-aizumi.com

関連記事一覧