本格的な夏になる前に、体を引き締めたいと思っている方は多いのではないでしょうか？
ダイエットに効果的なヨガのポーズについてヨガ講師の原奈都美さまにお話を伺うシリーズ、第３回の今回は、全身の引き締めに。体側を伸ばすポーズと、ダイエット成功の秘訣についてご説明します。
全身の引き締めに。冷えが気になる方にもおすすめ！体側を伸ばすポーズ
［１］両脚を開き、右膝を曲げ、かかとを恥骨へ近づけます。
［２］息を吸いながら、右腕を頭の上にあげ、息を吐きながら、上体を左、真横へ倒します。
※右手は左足先につかなくても大丈夫です。
［３］右胸を天井へ向けるイメージで、胸を開き、目線は斜め上向きで、呼吸を続けます。
身体の側面の伸びを感じながら、自然な呼吸を維持しつつ１５－２０秒ほどキープします。
［４］息を吐きながら、目線を斜め下に下ろし、息を吸いながら上体を元の位置へ戻します。
［５］息を吐きながら、右腕を身体の横へ下ろします。
［６］反対側も同じ手順で繰り返します。
横隔膜や肋間筋などがほぐれ、呼吸がしやすくなります。
腕や方周りも動くので、肩こり改善や疲労回復効果を期待できます。
また、ウエストラインを整え、股関節周りや下半身の大きな筋肉もしっかりとストレッチするため、 冷えやむくみの改善、全身の引き締め、代謝アップに効果的です！
ダイエット成功の秘訣とは？
ダイエット成功の秘訣は体に溜まった毒素を排出すること！
ヨガでは、消化機能を正常に保つことが重要だとされています。
不適切な食生活やストレスなどにより、消化機能が低下すると、体内に未消化物が残りやすくなります。
これにより、体内に毒素がたまり、肥満や代謝不良、免疫力低下などの健康上の問題が引き起こされる可能性があります。
ヨガのポーズや呼吸法を行うことで、消化機能を刺激し、代謝を促進することができます。
例えば、パワーヨガやアシュタンガヨガなどの流れるような動きのあるヨガは、体を活性化し、消化を促進する効果があります。また、プラーナーヤーマ（呼吸法）を行うことで、血液やリンパ液の流れを改善し、消化機能を高めることができます。
さらに、ヨガの食事指導においても、消化に良い食材や食べ方が紹介されています。
例えば、消化を助ける生姜やニンニクなどを多く使った料理や、繊維質の多い野菜や果物を積極的に摂取することが重要だとされています。
つまり、ヨガでは、未消化物がたまらない＝消化機能を促進することで、健康的なダイエットを実現することができるとされています。
夏に向けて、適切な食生活やヨガのポーズ、呼吸法を取り入れたダイエットにチャレンジしてみませんか？
［執筆者］
原 奈都美（ハラ ナツミ）先生
COLOR ME YOGA （全米ヨガアライアンス認定スクール）代表
YOGAプロフェッショナルアカデミー主宰
インド政府公認ヨーガインストラクター
ヨーガ療法士（ヨーガセラピスト）
ヨーガ教師
全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター（E-RYT500）
BEAT YOGA®インストラクター
管理栄養士
山梨大学非常勤講師
COLOR ME YOGA
https://www.color-me-yoga.com/
