かわいい!美味しい!うれしい!女性の味方、さくらんぼ

キレイ研究室:さくらんぼ

可愛い見た目に反して意外?なミネラルがたくさん!さくらんぼって優秀なんです。

“初夏のルビー”なんて、ステキな呼び名が付いた果物…何かわかりますか?
真っ赤で、宝石のようにきらきらした可愛い初夏のフルーツ。
答えは、そう「さくらんぼ(桜桃)」です。
見た目も、名前も、漢字までかわいく、味もおいしいさくらんぼ。
まさに、「カワイイ」が大好きな女性にぴったりですが、栄養面からみてもおすすめだったのです!

果物の中ではトップクラス!さくらんぼに含まれる、女性にうれしいミネラルとは?

実は、さくらんぼ栽培の歴史は意外に古く、ギリシャでは紀元前から栽培されていました。
また中国では、五経の一つである「礼記」に記述があることから、3000年前には既に栽培されていたことがうかがえます。
日本には江戸時代初期に清(現在の中国)から入ってきましたが、気候に合わず普及しなかったため、現在では西日本でわずかに栽培されているのみだそうです。

現在のさくらんぼのもとになった甘果桜桃という種類のさくらんぼが日本に伝わったのは1870年代で、アメリカやフランスから導入されました。
その後、日本でも独自の品種改良が進められるようになり、人気の品種である佐藤錦などさまざまな種類のさくらんぼが誕生したのです。
では、さくらんぼにはどのような栄養が含まれているのでしょうか?

まず、さくらんぼはカロリーが控えめで、糖質、ビタミン類(A・B1・B2・C)、それにミネラル(リン・カルシウム・カリウム・鉄分など)を少しずつバランスよく含んでいます。
中でも鉄分の量は果物の中でもトップクラス!
葉酸も含まれているため、貧血に悩む女性にとってはうれしい果物だといえますね。

葉酸はほうれん草などに多く含まれているのですが、食べる際に加熱されることが多く、失われがち。
その点、さくらんぼは生で食べることができるので、効率よく葉酸を摂取できます。
さらに、葉酸を活性型に変換するにはビタミンCが必要なのですが、さくらんぼにはビタミンCもバランスよく含まれているのです。
その他には、抗酸化物質でもあるカロテンやアントシアニンが多く含まれています
さくらんぼの黄色い色味はカロテンが、赤紫の色はアントシアニンによるものなのです。
日本産のさくらんぼはカロテンが多く、アメリカンチェリーにはアントシアニンが多く含まれています。
さくらんぼは、健康と美容のためにぴったりな初夏のデザートになってくれそうですね。

さくらんぼだけじゃない!? 花や葉も食べられるの??

桜といえば、桜餅を包む葉や、あんぱんや大福の上に載っている花など、葉や花を塩漬けにしたものも食べることができますよね。

さくらんぼも花も葉も食べられる桜ってすごい、と思われるかもしれませんが、実はそれぞれ種類が違う桜なのです。
●さくらんぼ・・・西洋実桜という種類の桜からつくられた品種が多い。生食はもちろん、ジュースやジャム、缶詰などさまざまな楽しみ方がある。路地で見かける桜の中では、寒緋桜のさくらんぼが食用可能。染井吉野など観賞用の桜の実の多くは、食用には向かない。
●葉・・・大島桜の若葉を用いることが多い。塩漬けにする。桜餅を包むのに使われるのが最も一般的だが、ケーキやクッキーなどの洋菓子に用いられたりすることもある。
●花・・・「関山」などの品種の八重桜が八分咲きの時に摘んで、塩漬けにする。あんぱんや和菓子の上に飾られるほか、塩抜きした後にお湯を注いで、桜茶としても飲まれる。お祝いごとの席では、煎茶は「お茶を濁す」「茶々を入れる」につながることから敬遠されるため、慶事では桜茶が用いられることが多い。

葉や花の塩漬けから香る独特の香りは、葉や花の中の糖分が分解されたときにできる「クマリン」という成分で、肝機能を弱める働きがあります。
肝機能に影響があると聞くと、食べるのに躊躇してしまうかもしれませんが、クマリンは柑橘類やパセリなどにも含まれているポリフェノールの一種で、サプリメントなどで大量に摂取するなどではない限りは心配いりません。
抗酸化力が高く、血流を改善する作用があるといわれていますので、桜餅や桜茶などを楽しむ際には気にせず、葉や花びらもいただきましょう。

さくらんぼのかわいさ&おいしさはもちろん、葉や花を食べたり、お花見をしたり…と、たくさんの楽しみ方がある桜。
それぞれ違う種類の桜から利用されているなんて、少し驚きですよね。

桜の花が美しい季節は終わってしまいましたが、葉が大きく広がり、さくらんぼの実る今は、もう一つの桜を楽しむ季節といえるかもしれません。

おいしくって女性にうれしい、初夏のルビーを堪能しましょう!

(キレイ研究室研究員船木)

[関連記事]
美肌効果に老化を抑制!さらにコレステロールの低下まで!この時期のてっぱん野菜はトマト!
グレープフルーツやオレンジ、パセリ・・・朝食に食べると後悔するかも?!日焼け対策には気をつけて!
疲労回復、熱中症対策さらには、紫外線対策に!スイカはこの時期の強い味方!

関連記事

ピックアップ記事

171012Asa

2017.10.12

サーカディアンリズムと睡眠

私たちはなぜ眠るのだと思いますか? 私たち昼行性の動物は、太陽のリズム(地球の自転リズム)に合わせて、「朝になったら起きて活動し、夜になる…

おすすめ記事

カテゴリー

ページ上部へ戻る