口腔環境のアンチエイジングってどんな悩みが解消するの?クレモト歯科なんば診療所の呉本先生に伺いました!
スキンケアでは気にするアンチエイジングですが…実は歯茎や舌など、口腔環境にも重要なんです!
今回は、口腔環境のアンチエイジングについて、クレモト歯科なんば診療所の呉本勝隆先生にお話を伺いました。
健康な口腔環境を目指そう!まずは清潔さが大切
口腔環境のアンチエイジングは、歯茎や歯を健康な状態に保つことを目指すもので、定期的な歯科検診と適切な口腔衛生習慣が重要です。
歯磨きは、歯垢や歯石の除去と口腔内の清潔を保つために欠かせません。
歯磨き後には、フロスや歯間ブラシを使って歯の間も丁寧に清掃を行います。
また、バランスの取れた食事や砂糖摂取の制限も大切です。喫煙も口腔の健康に悪影響を及ぼします。また、ストレスの適切な管理や定期的な口腔ケアは口腔環境のアンチエイジングにつながります。
歯科医師や歯科衛生士と密にコミュニケーションをとりながら、しっかり要望を伝え、お互いが納得できる最適なプランで診療を進めてくれ、信頼できる歯科医院を探しましょう。
どんな悩みが解消する?口腔環境アンチエイジング
口腔環境の健康は全身の健康にも密接に関連しています。バランスの取れた食事、喫煙を避け、ストレスの管理など、全身の健康状態を考慮した生活習慣が重要です。
歯茎の黒ずみ解消の改善
歯茎の黒ずみには、歯茎のピーリング(ガムピーリング)が効果的です。
ガムピーリングとは、歯茎の色素除去のことを言います。特殊な薬剤を歯茎に塗ると、歯茎の表面が一層剥がれ、健康的な歯茎の色になります。
歯に挟まりやすいときのケア
歯に食べ物が挟まる場合は、フロスや歯間ブラシを使用して歯の間を清掃します。また、咬む力のバランスを整えるために、咬合調整や入れ歯の適切な調整も検討が必要です。
舌の位置を改善
舌の筋力を維持するために、舌のエクササイズがおすすめです。これにより、舌の筋肉を強化し、舌の正しい位置を保つことができます。
また、歯並びに問題があり舌の収まりが悪い場合、歯並びの改善も必要になります。
具体的なケア方法とは
口腔環境のアンチエイジングに関する具体的な方法には、以下のような方法が考えられます。
歯みがき
正しい歯磨き法を実践しましょう。
歯ブラシを45度の角度で歯と歯茎に当て、歯と歯茎の境目を重点的に磨きます。
歯磨き粉にはフッ素を含んだものを選びましょう。
フッ素は歯を強化し、虫歯の予防に役立ちます。
ただし、過剰なブラッシング圧は歯茎を傷つけることがあるので注意してください。
歯間清掃
フロスや歯間ブラシを使って歯の間を掃除しましょう。
これにより、歯垢や食べかすを取り除き、歯と歯茎の健康を保ちます。
正しい使い方を覚えて、優しく歯の間を掃除します。力を入れすぎると歯茎を傷つける可能性があります。
歯茎ケア
歯科医院で、定期的なクリーニングを受けましょう。
歯科医師や歯科衛生士が歯石やステインを除去し、歯茎の健康をサポートします。
歯茎マッサージを行うことで、血行を促進し歯茎を引き締める効果があります。
柔らかい歯ブラシや指を使って優しくマッサージしましょう。
歯に挟まりやすいときのケア
食事の後は必ず歯間清掃を行います。
フロスや歯間ブラシを使って、歯の間の食べかすを取り除きます。
咬む力のバランスを整えるために、歯科医師に相談して咬合調整を受けることも考慮してください。
また、入れ歯を使用している場合は、適切な調整を行いましょう。
舌のトレーニング
舌を使ったエクササイズを行います。
例えば、舌を上下左右に動かしたり、舌を口の中で転がすような動作を行います。
口腔環境のアンチエイジングは、個人の状況によって異なります。定期的な歯科検診を受け、私たち専門家と相談することをおすすめします。
[執筆者]
呉本勝隆先生
日本大学歯学部 卒業
日本赤十字社和歌山医療センター 歯科口腔外科研修医
日本口腔インプラント学会 認定講習会修了
大阪大学大学院歯学研究科
分子病態口腔科学専攻 博士課程修了
大阪大学歯学部附属病院 保存科医員
大阪大学歯学会 優秀研究奨励賞 受賞
クレモト歯科なんば診療所開設
日本歯科保存学会専門医
WCOI(世界口腔インプラント会議)専門医
MID-G 理事
<所属団体>
大阪大学大学院歯学研究科 歯科保存学講座
臨床器材研究所
日本口腔インプラント学会
日本歯科保存学会
日本歯内療法学会
日本歯科顕微鏡学会
クレモト歯科なんば診療所
https://www.kuremoto-namba.com/