ダメージヘアって実際どんな状態?ヘアケアは日々のお手入れが大切です!

ダメージヘアは主に科学的ダメージと物理的ダメージがあり、5つの原因で起こると考えられます。(髪を傷める5つの原因!サラサラきれいな髪のためには。
1:パーマ処理
2:カラーリング処理
3:紫外線
4:熱・湿度
5:摩擦
全てを避けて生活をしようとしても、現実的には難しいですよね。
髪はすでに死んだ細胞であるため、ダメージは一部修復できても完全に回復されることはなく、蓄積してしまいます。
健康な髪がダメージを受けるといったいどうなってしまうのか?
今回は、ちょっとミクロの世界を覗いてみたいと思います!

健康な髪はツヤツヤ!

こちらが、健康な髪をマイクロスコープで撮影した画像です。


ヘビのうろこのように、キューティクルでびっしり覆われているのがわかりますね。
意外に思われるかもしれませんが、実はキューティクルは無色透明。
髪の色のもととなる色素(メラニン)があるのは、キューティクルの内側にあるコルテックスという部位になります。
キューティクルは爪と同じケラチン(硬質たんぱく質)が主成分でとても硬いのですが、その反面、物理的な力に弱い面もあり、繊細でもろい構造をしています。
そんなキューティクルの最外層であるエピキューティクルを保護しているのが、主に脂肪酸(18-MEA)を含む複合体の膜です。
ところどころ虹色に光って見えているのがわかるでしょうか?
しっかりと膜に覆われた健康な髪は疎水性を有しており、水をはじく性質があります。
18-MEAはアルカリに弱いため、アルカリ性の薬剤を使用するパーマやヘアカラーによって、また紫外線を浴びることによっても分解されることがわかっています。
18-MEAが失われた部分は親水化してしまい、ダメージを受けやすい状態に。
失われてしまった18-MEAは、残念ながらもう元には戻りません。
日々のていねいなケアの重要さがわかりますね。

髪がダメージを受けるとこうなる!

では、次にダメージヘアの状態を見てみたいと思います。


これは、カラーリングとヘアアイロンを繰り返すことによってできてしまったダメージヘアです。
キューティクルがダメージを受け、ボロボロになっています。
ところどころ白く見えるのは、剥がれて浮いたキューティクルの一部。
残念ながら、このようにダメージを受けた髪は、どんなにお手入れをしても元には戻りません。
かなりもろくなってしまい、ブラッシングなどの際にちょっと引っ張っただけで切れてしまうことも。
せっかく伸ばした髪なのに、美容師さんに「傷んでいるので毛先のカットをお勧めします」と言われてしまうと、ショックですよね。
傷んだ毛先を5センチカットしたとして、その5センチ分伸ばすには、個人差はありますが4~6か月も要します。
お手入れを怠ったために、半年かかって伸ばした分を棒に振ってしまうことのないように、しっかりヘアケアをおこないましょう。
ヘアカラーやパーマの頻度に気を付けるのはもちろん、毎日のシャンプーの際にも気を付けてくださいね。(ダメージから髪を守るには。美髪へのポイント。

髪は女の命ともいわれるほど。
出かける前に、ヘアスタイルが決まらないと、がっかりしますよね。
思い通りのヘアスタイリングをおこなうには、髪が健康であることがとても重要です。
そして、健康な髪をキープするには、ダメージをなるべく受けないようにケアをすることが大切。
髪は、一度ダメージを受けると、肌にできた傷が治るように元に戻すことはできません。
ダメージヘアになってから慌ててケアするのではなく、キレイな状態をいかにキープするかを考えてケアを続けましょう!

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

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