
春の不調は更年期のせいかも?セルフケアで睡眠の質や呼吸を整えよう
春に何となく増える不調。
ストレスのせい、不安定な気候のせい、それとも・・・更年期が近づいているせい??
おすすめのセルフケアってある?
ヨガインストラクターSUZUさまの解説です。

更年期とは?何歳くらいから?
暖かくなってきたのに、なぜか体が重い。
眠れない、イライラする、頭が痛い。
春は寒暖差・気圧変化・新生活のストレスが重なる季節です。
この時期に増える「なんとなく不調」は、更年期の始まりと重なって現れることがあります。
更年期とは、閉経をはさんだ前後約10年間を指します。
日本人の平均閉経年齢は約50歳。
つまり45~55歳が一般的な更年期です。
しかし実際には、30代後半~40代前半からホルモンの揺らぎ(プレ更年期)が始まる人も少なくありません。
女性ホルモン(エストロゲン)は、自律神経・血管・骨・皮膚・メンタルにも影響する大切なホルモン。
これがゆらぐことで、全身にさまざまな症状が現れます。
春に増えやすい症状の特徴
春は自律神経が乱れやすい季節。
更年期の揺らぎと重なると、
・だるさ、疲労感
・頭痛、めまい
・動悸
・ホットフラッシュ、寝汗
・むくみ、冷え
・イライラ、不安感、落ち込み
・眠れない、中途覚醒
などが出やすくなります。
「寒暖差疲労」と似ていますが、数週間以上続く・月経の乱れがある場合は更年期の可能性も考えます。
自宅でできるセルフケア
1)睡眠の質を整える
・寝る2時間前からスマホを控える
・カフェインは午後2時まで
・38~40℃のぬるめ入浴
※ホットフラッシュが強い方は、寝具を調整し「温めすぎない」ことも大切です。
2)自律神経を整える呼吸
4秒吸って、6秒吐く腹式呼吸を5分。
吐く時間を長めにすると副交感神経が優位になります。
ヨガや軽いストレッチもおすすめです。
3)体を冷やしすぎない
春でも首・手首・足首を冷やさない。
むくみや関節のこわばり軽減にもつながります。
受診の目安と危険サイン
次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
・胸の強い痛み
・失神するほどのめまい
・動悸が長時間続く
・気分の落ち込みが2週間以上続き、日常生活に支障がある
・頭痛が急激に悪化した
「更年期だと思っていたら甲状腺の病気だった」という例もあります。
「更年期」と「うつ」の違いは?
更年期は身体症状が先に出ることが多いのが特徴。
一方、うつ病は気分の落ち込みが中心になります。
判断が難しいため、婦人科や心療内科で相談することが大切です。
漢方やサプリメントの摂取を考える方もいると思います。
これらは、体質に合えば助けになることもありますが、自己判断で長期服用せず、医師や薬剤師に相談を。
婦人科受診って何をする?
婦人科の受診、ハードルが高い・・・と思われる方もいるかもしれません。
受診すると、
・月経状況の確認
・ホルモン値検査
・甲状腺検査
・必要に応じて超音波検査
などが行われることが多いです。
不定愁訴のような内容は、症状の説明が難しいですが、「最近、疲れやすい」「眠れない」など、
ざっくりした相談でも大丈夫です。
最後に
春は変化の季節。
頑張りすぎてしまう女性ほど、体は正直です。
「年齢のせい」で片付けず、自分の体の声を聞くこと。
ゆらぎは弱さではなく、次のステージに向かうためのサインかもしれません。
執筆者

SUZU
ヨガインストラクター
岐阜県を拠点に、産後女性や更年期世代に向けたやさしいヨガを指導。
ベビーヨガ、マタニティヨガ、シニアヨガなど幅広い資格を持ち、女性のライフステージに寄り添うレッスンを展開。
「心と体を整え、自分らしく生きる女性を増やす」ことを理念に活動中。



