[前編]カラーリングもパーマもしたいけど髪のダメージも心配。どうしたらいい?ヘアスタイリストの藤巻さんに伺いました!
新しい季節は、キレイな髪で迎えたいですよね。
今回は、ダメージケアやパーマ・カラーリングのコツなど、さまざまなヘアケアについて、ロナロナヘアサロンのメディカルヘアスタイリストで毛髪診断士である藤巻正典さまにお話を伺いました。
切るしかないって本当?!ダメージを受けた髪はどうしたらいい?
酷な事をいうようですが傷んだ髪は切ったほうが良いです。この機会に思いっきりヘアスタイルを変えてみるのも◯。
今後の傷みを抑えるために、毛先が厚めのボブベースのヘアスタイルにするのもおすすめです。
ダメージを受けた髪は内部補修や保湿が必要になります。ダメージを受けパサついた髪は絡みやすく、無理やりブラッシングすると悪化させてしまうので絶対にNGです。
髪を整える際は保湿ローションをつけてほぐしやすくし、毛先からやさしくとかしましょう。
毎日の洗髪で洗浄力が高いシャンプーを使用すると、ダメージを促進させてしまう可能性があるため、頭皮や髪にやさしいアミノ酸系シャンプーなど洗浄力のやさしいタイプのシャンプーに変えるのがおすすめです。
また、アミノ酸系のトリートメントには内部補修成分も含まれているので、保湿力を高めることができます。
髪の美容液には保湿・補修を目的とした商品を選ぶなど用途に合わせて使用してください。ヘアケアタイプは髪を乾かす前に使用するのがおすすめ。
スタイリングタイプのものを乾かす前に使いすぎると、髪がベタついたり、重くなってしまうこともあるので注意してください。
カラーリングやパーマは、髪が傷むかもしれないけど欠かせない!どうする?
カラーリングもパーマもしたいけど同時にできるのか、傷まないかと心配される方も多いと思います。同時にできるかどうかは、スタイルや施術によります。
できれば日を改めて、パーマをかけて落ち着いてからカラーをするほうが髪の負担が軽減します。
お気に入りの色にカラーリングした髪を少しでも長持ちさせるために、カラートリートメントも有効です。
使用したカラーの色味を担当美容師に聞いておき、カラーに合った物を選ぶと良いです。
髪をしっかり乾かすことも重要です。
濡れている髪は色が褪色し易い状態なので、タオルドライ後、乾かし始めるまでに10分以内が理想です。自然放置の時間がなるべく短いほうが良いです。
熱から髪を守ることができるミストなどを塗布してしっかり乾かしましょう。使用するミストやオイルは、フルボ酸が配合されているものだと色持ちも良くなりおすすめです。
また、仕上げに使用するミルク系やオイル系のアイテムは、リピジュアが配合されていると保湿力が上がります。
後編は、ツヤツヤな髪を目指す人へのおすすめケアと髪をダメージから守るドライ方法についてお話します。
[執筆者]
藤巻正典
美容師/毛髪診断士 メディカルヘアスタイリスト
美容師として30年のキャリアを持ち、美容師の手が荒れないシャンプーやトリートメントを開発。
美容関連企業での勤務経験から、髪や頭皮を傷めないメニューを熟知し女性から厚い支持を受ける。
現在は毛髪診断士として、女性の毛髪カウンセリングや頭皮診断・ケアといった分野にも活躍の場を広げている。
女性モード社のフォトコンテストで入賞経験あり。
「美人百花.com」で髪のケアについて監修。
美容クリニックと融合したヘアサロン「LonaLona(ロナロナ)」に所属。
ヘアサロン「LonaLona(ロナロナ)」
https://www.instagram.com/lonalona_clinic_hairsalon/