夏に向けて体を絞りたい!リバウンドをしないダイエットのポイントや成功のコツについて三橋医院理事長、藤井先生に伺いました!

夏に向けて体を絞りたい・・けど何をどうすればいいの?
リバウンドをしないダイエットのポイントや成功のコツについて、医療法人社団三橋医院理事長でディオクリニックの運営に携わる藤井崇博先生にお話を伺いました。

リバウンドしないために大切なこと

気温が上がり、薄着になる前に、冬の間にゆるんだボディを何とかしたいと思う方は多いと思います。
そこで、まず知って頂きたいのが、ダイエットの適正な目標を設定することがリバウンドのしにくさや健康面で非常に大切になってくるということです。

1ヶ月以内の目標の体重減少率は5%以内(例:体重60kgでダイエット開始であれば1ヶ月の減量は3kg以内)に抑えることで、体にストレスがかかりにくくなります。
さらに、減量後のリバウンドのしにくさとも関連しています。
夏は目前に迫っているのですが、無理な減量目標を立てることは止めましょう。
健康を損なったり、一時的には減量できてもリバウンドを非常にしやすくなったりしますので注意が必要です。

太りやすい習慣が身についていませんか?生活習慣を見直そう!

減量目標はそれぞれですが、まずは太りやすい生活習慣を知りそれを避けるように行動をすれば痩せやすくなると考えます。
すぐに実践出来るような内容ですので今日から是非実践をしてみて下さい。

太りやすい人の生活習慣の特徴としては
・ジャンクフードの摂取量が多い
・飲酒量が多い
・人工甘味料や添加物の摂取量が多い
・身体的精神的ストレスが多い
・睡眠障害がある
・一度に多くの量を食べる(いわゆるドカ食いをする)
・朝食を基本的に抜く生活をしている

などがあります。

もちろん単純に食べ過ぎてしまうと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り余分なエネルギーは体脂肪へ変わり肥満へと繋がります。
まずは、自分自身の基礎代謝を知り、1日の総摂取カロリーを基礎代謝や運動による消費カロリーを下回るように計画を立てましょう。

特に減量開始時期は、先ほどの太りやすい習慣などに気をつけながら、日々食事面や生活面に気を配ることが大切になってきます。
また、運動不足になれば消費エネルギーが減り、普通の食事量でも太る原因となってしまうこともあります。

便利でおいしい食べ物ほど、保存料や添加物も多く、これらが肥満の原因になることもあるので注意が必要です。

繰り返しになってしまいますが、重要なことは極端な減量目標の設定だったり無理な短期間での激しい運動や食事制限は、一時的には減量できますが、体調を崩したり、リバウンドしやすくなるということです。
キレイなボディのためにも、
●ひと月の体重の減少率は5%以内に抑えること
●太りやすい生活習慣を見直すこと

を意識して、無理のないダイエットを心がけましょう。

執筆者

藤井崇博先生

DIOクリニックを運営する医療法人理事長の藤井崇博と申します。
専門領域は循環器内科で心臓領域を専門としております。
研修医から2021年までの約10年間大学病院、関連病院で臨床、研究、教育に従事させて頂き、循環器内科専門医、循環器内科領域での医学博士号を取得しております。
現在も循環器疾患を含め外来での診療は継続させて頂いております。
循環器内科医として様々な患者さんの診察に日々従事する中で、何よりも大事なのは未病、医学的には一次予防と呼ばれる未然に病気になるのを予防しようとする意識が大事だと常々思います。
最近では対面でお話出来ないことも多いので、SNSやその他コラムなどで健康に有益な情報の発信に力を入れております。

ディオクリニック
https://dioclinic.jp/

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