[大晦日~正月編]表参道の父が贈る!2024年をもっと素敵な年にする開運法。目標を立てるのに最良のタイミングは「大晦日」その理由は?

新しい年を、もっとステキな年にするためにはどうする?
気持ちよく新年を迎えるための大晦日の過ごし方について、表参道の父としてメディアにも多く登場される青川素丸さまにお話を伺いました。

今年はどんな年だった?新しい年のためにできること

「一年の計は元旦にあり」と言います。
この「一年の計」とは、一年の計画を立てることを指します。
正月を迎えると、誰しも「今年は〇〇を達成しよう」などと高い目標を立て、自分の未来に思いを馳せることでしょう。
しかし、今年一年を振り返った時、どれだけの人が当初の目標を達成できたでしょうか?
志半ばで目標をあきらめた人、目標を定めただけで終わった人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
来年こそ、この負のスパイラルから抜け出すため、どのように行動したら良いのか?
大晦日までに必ずしておきたい開運法をご紹介します。

目標を定めるのに良いタイミングは?

長年、易学を扱ってきた私から見れば、元旦に一年間の計画を立てようとする人は、基本的に仕事が後手後手になりやすく、夢が夢で終わる可能性の高い人と言えます。
実は、「計画」を立てるためには、まず、具体的で明確な「目標」が必要で、その目標も立てるタイミングが重要です。
さらに、計画を「実行」に移すタイミングは、もっと重要といえます。
「思い立ったら吉日」などと誇らしげに言っている場合ではありません。
人生の重要な好機を計画的にモノにしていかなければ、目標を達成することはできないでしょう。
それではいつ「目標」を立てるのが良いのでしょうか?
次の年の目標を立てるのに最良のタイミング。
それは「大晦日」です。
大晦日は、今年1年を振り返るのに適したタイミングであると同時に、その反省を踏まえて、次の目標を明確に立てることのできる絶好のタイミングでもあります。
年越しそばも食べ終わり、新年までのカウントダウンをのんびりと過ごすのも悪くはありませんが、短時間でも良いので来年の目標を定めてみましょう。
「今年はこうだったから、来年はこうしたい」という風に、反省を踏まえて今よりもワンランク上の目標を掲げるのです。
もちろん、宇宙旅行に行くなどと突拍子もない目標は、計画倒れになるのがオチ。
ちょっとだけ背伸びをしてでも、より具体的な目標を決めることが、達成への近道となります。

「太極図」に隠された道理とは?

あなたは「太極図」をご存知でしょうか?
正しくは「陰陽太極図」などと呼ばれ、この図の黒の領域が「陰」、白の領域が「陽」を表します。自然界において、陰と陽とが交代しながら、ぐるぐると循環する道理をシンボライズした図となっています。
【太極図】

この太極図をよく見ると、陰が極大化した所から、次の陽の領域が始まっています。
これを一年という時間の陰陽に照らしてみると、陰の極大は「冬至」の時点を表します。
そこから陽のエネルギーが始まり、半年をかけて増大し続け、やがて「夏至」の頃、極大を迎えるのです。
この陽のエネルギーは、地球上の生命をあまねく育み、成長を促すパワーを秘めていると考えられているのですが、この陽のエネルギーが「冬至」の頃から発動し始める道理を知る人は少ないでしょう。
ここで私が言いたいのは、あなたが何かの夢を叶えたいと思っているなら、この成長を促す陽のエネルギーを使わない手はないということです。
成長のエネルギーが「冬至」に始まることなど、これまで誰も考えたことがないかもしれません。
しかし、自然界ではこの陽のエネルギーこそ、次の春に向けての準備を促す、成長の核となっているのです。

陽のエネルギーを利用せよ


陽のエネルギーが発動するタイミングに合わせて目標を立て、そこに意識を向けていくなら、大きな力をかけずとも、目標を容易に発展の運気に乗せることができます。
この好機を逃さないためにも、冬至から大晦日までの間に、来年の計画を立てることをおすすめするのです。
とにかく大晦日までに具体的な目標さえ決めてしまえば、あとは勝手に強まる陽のエネルギーを利用して願いが叶いやすくなるという訳です。
これこそ目標達成への近道であり、年内にあなたがやっておくべき開運法です。
よく行動しながら考えるという人がいますが、私はおすすめしません。
必ず行動を起こす前に目標を定めることが最も重要であり、これがあなたを成長させるパワーになります。
あなたはいつも豊かな生活を送りたいと思っているでしょう。
でも、多くの人は意のままにならず苦しい生活を送っています。
それは、成長を促す陽のエネルギーをうまく利用できていないからです。
漠然と夢を思い描いているだけや、ただ行動しているだけでは、夢は実現しません。
しかし、陽のエネルギーが発動するタイミングで、あなたの目標や意志が固まっているなら、陽のエネルギーの発展と共に、目標達成のための行動が効率良くできるという訳です。
つまり、陽のエネルギーが発動する「冬至」から「大晦日」までのタイミングで、次の目標を立てて、行動を起こすための準備をしておくということです。
この時期に自分の達成したい目標に思いを馳せるだけで、うまく事が動き始めるのです。
したがって、あなたは早々に大掃除を終えるべきです。
そして、正月を迎える前に、目標を定めることに時間を費やすべきです。

達成すべき目標リストの作り方

ここからは、達成すべき目標をどのように立てたら良いか?についてご紹介しましょう。
まず、あなたが達成したい目標をできるだけ短い言葉で表現しリスト化します。
ただし、そのリストにはつくり方にはポイントがあります。

(1)「~したい」ではなく「~している」(現在進行形)と書きます。
達成したい目標を「~した」と過去形で書くのはNGです。
また、「~したい」という願望の形で書くのもNGです。
たかが書き方と思われるかもしれませんが、これだと夢が夢で終わってしまいます。
私がおすすめするのは現在進行形の文体を用いて目標を書く方法です。
つまり、「~している」という表現で目標を作るのです。
これはあなたの思いが乗せやすく「達成」のイメージをつかみやすいので、結果、夢を実現できる可能性が高まる表現です。
A4サイズ程度の紙に、大きい文字で目標を3つ以内に絞り「~している」と書いてください。

(2)目標を書いた紙は毎日、目につく場所に貼ります。
目標リストは、毎日、目に入る場所に貼っておくことで、視覚的にあなたに暗示をかけてくれるでしょう。
または、声に出して目標を読み上げることで、聴覚的に訴えるのも効果があります。

元旦の1時間はレバレッジが効く

そして、最後にもう一つ、とっておきの開運法をお話しておきましょう。
それは、年に一度しかない元日にやるべきことです。
本当は「初詣」と言いたいところですが、そうではありません。
あなたが自力で夢を実現したいと思われるのであれば、初詣を終えた後、元日に何をするかが鍵になります。
先の「~している」目標リストから1つを選び、とにかく1時間やってみるのです。
この元日の1時間を決して惜しまず、リストの何か1項目をスタートさせれば、元日から助走をつけることができます。
お雑煮を食べて、おせちを食べて、みんなでワイワイしたり、寝ころがったりしているのでは、何の目標も達成できないでしょう。
この元日の1時間を固い意志でやり抜くことで、レバレッジが効き目標の達成がスムーズに運ぶのです。
とにかく、元日から頑張ってみましょう。
これまでと違った大晦日、元日の過ごし方になるかもしれませんが、これを知ったが吉日。
素敵な来年を送るための準備を、さあ今から始めてみてはいかがでしょうか?

執筆者

青川泰丸
表参道の父株式会社CEO。
易学の第一人者。clubhouse占い部門で世界最大のメンバー数を誇る「占いCLUB」創始者で、1500年代からの原書を紐解き、海外文献を翻訳すること数十年。
易をオリジナルの手法で進化させ、高いレベルにまで極めた奇才。
ビジネスや健康に活かす空間力学(風水)、八陣兵法による社運や社名鑑定、さらには未来の現象の予知や開運を得意とするなど的中率の高い占術に精通。
地上波TV、ラジオに自ら出演するだけでなく、占いコンテンツ全般の監修もおこなう。
より科学的、統計的な手法で占いメカニズムを解明し、現在は正しく易が使える人材、メディア考査に精通したホンモノの占い師を養成することに注力している。
著作多数。

YouTubeチャンネル「青川素丸の『占いの超人』」

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