手足の冷えを気にされている方は多いと思います。冷えの改善で重要なのは血流を良くすること。
今回は、血流促進におすすめのバランスボールを用いた有酸素運動について伺いました。
冬になると特に気になる冷え性。手袋や靴下を履いても指先が冷える…
そんな方は全身を使った有酸素運動を行って、血流を良くしていきましょう。
今回は、冷え性改善予防に効果的なバランスボールを使った有酸素運動をご紹介します！
冷え性の原因は？
夏でも指先が冷たい、冬はもっと冷え性に悩まされる、そんな方はこれらが原因かも。
冷え性の原因として、
（１）自律神経の乱れ
（２）血液循環の悪化
（３）筋肉の低下
（４）女性ホルモンの乱れ
（５）食生活の乱れ
などが挙げられます。
冷え性改善のポイント
（１）入浴
ややぬるめの湯船に、少し長めに浸かると身体がしっかりと温まります。
また、適度な水圧がかかることで、血行も改善されます。
（２）運動
有酸素運動を行うと全身の血流が改善されます。
さらに筋力がアップすることでも血行が改善するので、長期的な目で見て冷え性のケアには運動が重要となります。
血流が良くなると酸素と栄養素が全身に行きわたって老廃物の排出もスムーズになり、新陳代謝が促進されるため体温も高くなって基礎代謝もアップも期待できます。
バランスボールを使った有酸素運動がおすすめ！
運動をすることで、自律神経を整える、血液循環の改善、筋力増強などの効果が期待できます。
【バランスボールの選び方の基準】
バランスボールの大きさは身長が基準となります。
身長が154㎝以下の方は45cmのボール
身長155㎝～169㎝の方は55㎝のボール
身長170㎝以上の方は65㎝のボール
空気の入れ具合でも大きさが変わるので、迷ったら55㎝のボールで十分だと思います。
ボールに座った時に、股関節・膝関節が90〜100°くらいになるのが目安です。
また、低価格や一重構造のボールは大きくなりやすいので注意しましょう。
参考：ギムニク ショップ https://www.gymnicshop.com/
バランスボール使っての有酸素運動
座って弾むだけ！
実は、バランスボールに座って弾むだけで有酸素運動ができます！
以下に記載する基本の姿勢に注意して弾んでみましょう。
１.基本の姿勢
（１）足の位置
骨盤の幅より大きく足を広げ、膝とつま先を少し外側に向けます。
膝の角度は100度程度を目安に、踵がボールに近付きすぎないようにしましょう。
（２）骨盤の位置
猫背や反り腰にならないように、骨盤が床に対して垂直にしましょう。
ボールの真上に座るように位置とボールの大きさを調整しましょう。
（３）肩の位置
軽く胸を張り、首を長くするように、肩を下げます。
親指が外側になるように両手は足の付け根に置きます。
基本の姿勢を意識することで、体幹を正しく使うことができます。
姿勢改善や腰痛予防にも繋がるので気をつけておこなってみましょう。
この姿勢で軽く弾んでみます。
２.応用編
座って弾みながら、足踏みをしたり腕を動かしたりしてみましょう。
安定してきたら好きな音楽で一曲弾んでみましょう！
大きめに弾むとより息の上がる運動になるので、慣れてきたらおこなってみてください。
バランスボールがあれば寒い外に出なくても、家の中で気軽に運動ができるのでおすすめです！
冷え性予防・冬の運動不足解消にバランスボールで運動はいかがですか？
執筆者
藤澤素子
・一般社団法人体力メンテナンス協会認定バランスボールインストラクター
・理学療法士
バランスボールを使った筋トレや有酸素運動など20～40代の忙しい方でもスキマ時間にできるオンラインレッスンを開催中。
バランスボールで運動することで、ダイエット・体力向上・骨盤矯正・自律神経の調整などの効果に繋がります。
また、YouTube『MOMOKAバランスボールチャンネル』では、動画を見ながら一緒に運動できるメニューを投稿していますので、是非ご覧ください。
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