
足裏がガサガサで乾燥がひどい人必見!正しいケアとトレーニングで美しいかかとを目指しましょう
空気の乾燥が気になる時季。
足の裏がおろし金状態になって、痛んだり、ストッキングの破れが起きたりして悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
このガサガサ、どうやってケアすればいいの?
今回は、ママニティヨガインストラクターの白石幸さまにお話を伺いました。
かかとがガサガサ・・・その原因は??
「かかとがカサカサしてひび割れてる・・・」
「ストッキングがかかとのカサカサですぐ伝線しちゃう」
「冬の乾燥した時期だけじゃなく1年カサカサでどうすればいいかわからない」
そんなかかとのカサカサの原因には大きく5つの原因が上げられます。
1つ目:乾燥
足裏には皮脂腺がなく、水分が蒸発しやすいといわれています。
そのため、十分なうるおいを作り出すことができず乾燥しやすいと考えられます。
2つ目:血行不良
冷えや運動不足などが原因で足裏の血流が悪くなり、カサカサの原因になります。
特に手足に冷えを感じる季節は、血流が悪くなりやすいので注意が必要です。
3つ目:角質の厚み
足の裏の皮膚は、私たちの体の中で最も厚い部位で他の部位の10倍以上になります。
そこに合わない靴による摩擦や足の構造などによりさらに荷重がくわわることで角質が厚く、硬くなり、ひび割れやすくなります。
4つ目:ケア不足
顔のスキンケアは皆さんていねいに行うと思いますが、ボディ、そして足の裏…ともなるとどうしてもプライオリティが下がり、いい加減なケアになっていませんか?
適切なケアをしていないことで水分が保持されずにカサカサになってしまいます。
5つ目:歩き方による影響
足裏の筋肉である足底筋群が衰えると、かかとに負担がかかり、その結果皮膚が硬くなりカサカサの原因になります。
また歩き方の癖などによって、特定の部位に負荷がかかってしまうことも原因と考えられます。
ケア1:まずは足裏マッサージから
マッサージを行うことで、血流を促進し、皮膚のターンオーバーを正常化することができます。
また足底筋群などを使いやすくし足裏の負担軽減にもつながります。
Step1:指を動かす
指が動かないと足裏がしっかりと使えずに負担が大きくなりやすいです。
親指と人差し指を掴んで前後やクロスをして指を動かす練習を行います。
Step2:小指を使う練習
足の小指が使えていないことで足底筋の衰えや血行不良につながるため、小指を使えるように以下の方法でトレーニングしましょう!
・小指の側面真ん中あたりにある出っ張った骨の下を押す⇒足の小指が少し外に開く
・手の人差し指で足の小指を引っかける。
Step3:3つのアーチをマッサージ
足には土踏まずの横アーチの他にかかとから母指球・かかとから小指球に向けての3つのアーチがあり、すべてが引きあがったアーチが出来ることでクッション代わりになり歩行時などの足裏の負担を軽減できます。
3つのアーチそれぞれを手の主根部を使ってマッサージしましょう。
Step4:かかとをつまんでマッサージ
かかとの骨(踵骨)まわりは実はとっても凝りやすいです。
くるぶしの少し下あたりを手でつまんで円を描くようにマッサージしてあげましょう。
Step5:母指球下をマッサージ
偏平足になりやすい人の原因として長母趾屈筋という母指球からふくらはぎにかけてついている筋肉の凝りが原因の一つにあります。
ここをマッサージすることでアーチを作りやすくなります。
ケア2:足底筋群のトレーニングも忘れずに
足底筋群とは、足の裏に広くついている筋肉で、土踏まずにアーチを支える重要な役割を担っている筋肉です。
トレーニング方法は以下のとおりです。
Step1:タオルギャザー
床に置いたタオルを足指で掴み、手前に引きよせましょう。
タオルを掴むのって、意外と難しいと感じるかもしれません。
Step2:タオル綱引き
足の親指と人差し指の間にタオルの先端を挟んで掴みます。
足を伸ばして反対側のタオルの端は手で掴み引っ張り合います。
足の力が弱い場合は手は手加減をしてあげましょう。
Step3:立った状態でグーパー
足全体を大きく開くようにパー、ギューッと縮めるようにグーを繰り返します。
靴を履いた状態でもできるので信号待ちのときなど、いつでも気が付いたときにやってみましょう。
足の負担軽減にもつながります。
ケア3:やっぱり重要、スキンケア
スキンケアを行うこともかかとのカサカサ改善には有効です。
タイミングはお風呂上りがベスト!
角質が柔らかい状態でクリームを塗ると浸透しやすく効果が高いです。
保湿後は靴下をはくことで保湿成分を閉じ込められ、より効果を得られやすいのでおすすめです!
かかとのカサカサは、乾燥・血行不良・足底筋群の衰えなどが原因です。
「マッサージ+トレーニング+保湿」の3つのケアが大切です。
簡単にできる方法ですので、ぜひ実践&習慣化してツルっと美かかとをゲットしましょう!
[執筆者]
白石幸
幼い頃から20年間ダイエットに悩むが、27歳の時のヨガとの出会いをきっかけに14㎏のダイエットに成功。
1歳の娘を育てながらヨガ資格取得し、ダイエットの経験をもとに2023年11月に起業。
リバウンドせず、さらには生理痛の緩和や肩こりの改善など健康になりながらダイエットに成功する方が続出。
ダイエットの枠を超え、自信に満ち溢れた女性を増やすために自身の背中を見せるべく、ミセスコンテスト(Mrs of the year)に挑戦し、日本準ブランプリを獲得。
日本大会日本代表として2025年6月に世界大会へ出場予定。
ママニティヨガ®
https://mamanity.yoga/