糖化対策にはコレ!おすすめの食べ物トップ10 ~糖化について その5~

15.12.25UP

紅茶、赤ワイン、イチゴ、玄米…コレ、みんな糖化対策にイイ食べ物なんです!

前回は、糖化を起こしやすい食生活についてお話ししました。
今回は、反対に抗糖化のために摂りたい食品について、お話しします!

 

体を糖化から守る!抗糖化活性素材はコレだ!!

糖化反応を阻害する成分を含む天然物は、実はかなりの種類が報告されています。
同志社大学の2013年の発表によると、調査に使用した野菜のうち90%以上に抗糖化活性があったとのことです。
同研究によって、抗糖化活性が高い食材が茶・健康茶:113種、野菜・ハーブ:211種、発酵食品:48種、フルーツ22種の中から部門ごとにランキングトップ10がリスト化されていますので紹介したいと思います。

お茶・健康茶 野菜・ハーブ
1 玄米茶 モロヘイヤ
2 紅茶 ふきのとう(蕾)
3 甜茶 新生姜
4 緑茶 ローズマリー
5 ドクダミ茶 ヨモギ粉
6 ジャスミン茶 タデ(蓼)
7 ハマ茶 サニーレタス
8 プーアール茶 ベイリーブス
9 烏龍茶 食用菊(花弁)
10 ほうじ茶 穂紫蘇
発酵食品 フルーツ
1 豆味噌 ライム
2 赤ワイン かりん
3 ゴーダチーズ スターフルーツ
4 濃口醤油 パッションフルーツ
5 溜り醤油 フェイジョア
6 チェダーチーズ イチゴ
7 米味噌 ブルーベリー
8 薄口醤油 さくらんぼ
9 黒豆納豆 バナナ
10 米酢 イチジク

いかがですか?
意外にも、私たちが普段口にしているものが多いのではないでしょうか?
これらの食材を、毎日摂取することができるように工夫したいものですね。
抗糖化食材を食べるうえで、一点気を付けたいのが果物の食べ方です。
果物は、皮に抗糖化活性が高いものが多いので、皮ごと食べるのがポイント。
皮が固かったり、渋みや苦みが強かったりして難しいものもありますが、リンゴやブドウなどは、なるべく皮をむかずに食べるようにしましょう。
また、果物は果糖を多く含みますので、空腹時は避け、食後のデザートとしていただくようにしましょう。
おやつなど、空腹時に食べたいときは、糖分が控えめでクエン酸を含んだグレープフルーツがおすすめです。
他にも、一般的な食材とは少し異なりますが、ローマカミツレ、ドクダミ、西洋サンザシ、ブドウ葉からの抽出物にも抗糖化作用が確認され、こちらは美容ドリンクやサプリメントなどにも多く利用されています。

 

できてしまったAGEsを分解してくれる酵素、OPH!

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AGEsは一度生成されると分解されにくく、どんどん体に蓄積されてしまいます。
そのため、抗糖化を考える上では、上記のような「糖化生成を阻害するもの(抗糖化活性があるもの)と、もう一つ「できてしまったAGEsの分解を促す作用があるもの」についても考えることが、非常に重要になります。

実は、私たちはAGEsを分解する能力をすでに持っています。
もともと、私たちの体内には酸化たんぱくを分解する酵素であるOPH(Oxidized Protein Hydrolase)が備わっているのですが、このOPHにはAGEsを分解・排出する機能もあることが明らかになったのです。
このOPHの活性を高める食材としては、ローズマリー・ステビア・タイムといったハーブ類や、バナバ茶・ルイボス茶・甜茶などのお茶があります。
抗糖化活性のあるものと、AGEsを分解する作用が高いもの、抗糖化のためにはどちらも摂取したいですね。

最近の研究では、皮膚の角層の中にもOPH活性があることが発見されました。
さらに、エンメイソウなどの一部植物由来のエキスに、角層中のOPH様酵素活性を増強させる効果があるとして、スキンケア製品に利用されています。
アンチエイジングの大敵である糖化も、体の内から・外から両方ケアすることができるのです。
健康のためにも、美肌のためにも、OPHの活性を向上させたいですね!

今回は、抗糖化活性の高い素材と、AGEsの分解と排出をしてくれるOPHについてお話ししました。
次回は、食生活以外にも気を付けるべき生活習慣と、糖化と同じくアンチエイジングの要として注目される酸化と糖化との関係についてお話ししたいと思います。

[文:キレイ研究室研究員 船木(化粧品メーカー研究員・サプリメントアドバイザー・健康管理士一般指導員・健康管理能力検定1級)]

※この記事は、過去ブログに掲載した記事を加筆・修正のうえ再掲したものです。

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