2020年、今年こそ痩せたいパーツはどこ?1位はやっぱりココでした!~アンケート結果からみる美容のはなし~

『一年の計は元旦にあり』
との言葉がありますが、新しい年の計画や目標は立てられましたか?
中には、
「今年こそ、目標の●kgに!」
「お腹をひっこめたい」
「美脚になってショートパンツを履きこなす!」
といった、ダイエットに関する目標を持っている方も多いのではないでしょうか。
あなたの2020年こそ痩せたい部位はどこですか?
美容に関心のある女性1,401名におこなったアンケート結果をご紹介したいと思います。

やっぱり、1位はココ!!

「全身痩せたい」と思う方も多いと思いますが、スリムになりたい部位を一か所に絞ってきいてみたところ、1位は「お腹・ウエスト:63.8%」という結果に。
「下腹がやせない」「ポッコリお腹を何とかしたい」「くびれが欲しい」などのコメントも多く、皆さんの悩みの深さがしのばれます。
2位は太ももで12.8%、そしてその後は二の腕、顔、おしり、ふくらはぎと3~4%間に僅差で続いています。
「痩せたい部分はない」といううらやましい回答を選択された方も3.8%!
ぜひ、スリムな体型を維持する秘訣を伺いたいものですね。

スリムになりたい部位は年代によって変わる!

続いて、回答者を年代ごとに分けてみてみましょう。
どの年代でも、1位はやはり「お腹・ウエスト」で、50%以上の方が選択しているのが分かります。
しかし、若い世代ほど「お腹・ウエスト」の選択率は下がり、お尻・太もも・ふくらはぎといった下半身を選択される方が増える傾向に。
ショートパンツやミニスカートといった足を露出するファッションを楽しむ方が若い世代に多いのが理由のひとつかもしれませんね。

多すぎる脂肪が健康に影響する?!


「スリムになりたい」と考えるときは、イコール「キレイになりたい」と考えている方が多いと思います。
前述のアンケート結果からもお腹の脂肪が気になる方が多いようですが、脂肪はキレイだけでなく健康にも大きな影響を与えることが分かっています。
米国国立慢性疾患予防および健康促進センター等の報告によると、太ももなどに蓄積する皮下脂肪とは異なり、腹部内蔵脂肪(肝臓、膵臓、腸など、腹部内のいくつかの重要な臓器の周囲に沈着する脂肪)が蓄積したいわゆるメタボな状態になると、2型糖尿病や動脈疾患などのリスクを約3倍に上昇させることが分かっています。 (出典:Diabetes Care. 2005 Jul;28(7):1769-78.)。
さらに、Oncogene誌には、腹部の脂肪細胞から放出された特定のたんぱく質が、正常な細胞をがん細胞に変える可能性があることが報告されています(出典:Oncogene volume 36、 pages6668 ? 6679(2017))。
米国では肥満が社会問題となり、「Overfat Pandemic(肥満の感染爆発)」なんて言葉が生まれ、話題となっています。
もちろん、肥満は伝染病のように感染はしませんが、肥満者が急激に増加していることや、肥満がもたらす死亡率や健康に対する影響の大きさから「パンデミック」と名付けられたようです。
※米国疾病対策センターの報告によると、米国では2000年では成人で約30%、未成年で約14%が「肥満(米国の基準でBMIが30以上)」に分類されていましたが、2016年には成人の約40%、未成年の約19%に上昇。
肥満と過体重(米国の基準でBMIが25以上)の人が人口の70%を占めることに。
なんと、米国ではすでに「標準体重」の人は、少数派になってしまっているのです!

キレイを損なうだけでなく、健康にも大きな影響を与えるお腹の脂肪。
「また太った」
「年々お腹が出てきたなぁ」
と思いつつも、なかなか行動に移せないあなた。
2020年は、キレイのためだけでなく、健康のためにもダイエットを始めてみませんか?

●アンケート結果データについて
※本アンケート結果はキレイ研究室がおこなった、美容商品愛用者に対する調査結果です。
※実施:2019年12月10日~12月16日、N=1,401
(30代以下:274名、40代:343名、50代:502名、60代以上:282名)
※掲載データ及び画像転載不可
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