酸味も旨味も栄養も!お酢の魅力たっぷり教えます♪

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調味料の「さしすせそ」は、砂糖・塩・お酢・醤油・味噌をそれぞれ指しています。

日本の家庭料理をつくるうえで基本となる調味料ですが、皆さんはお酢って好きですか?

実は、5つの調味料の中で最も不人気といわざるを得ないのがお酢なのです。

あるアンケート調査によると、一番使う調味料ランキングでは最下位となり、反対に一番使わない調味料では1位という結果に。お酢を苦手に感じる方が多いようです。

ですが、お酢には美容と健康にうれしい効果がたくさん!

今日は、世界最古の調味料ともいわれるお酢の魅力についてお話ししたいと思います!

 

あの「酸っぱさ」が効く?! さまざまなお酢の効能について

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お酢というと、ツンとくる酸っぱい匂いと酸味を思い浮かべる方も多いと思いますが、お酢の酸味をつくり出しているのは酢酸と呼ばれる有機酸の一種で、アルコールと酢酸菌によってつくられています。

酢酸は、体内でクエン酸に変わり、幾度もの化学変化を経て、ATPと呼ばれるエネルギーをつくり出す…という、クエン酸サイクル(TCAサイクル)の要として働きます。

TCAサイクルは、私たちが生きるうえで欠かせないエネルギーを生み出す工場のようなもの。

糖質・脂質・たんぱく質の3大栄養素の代謝の要といえます。

また、サイクルのなかで乳酸やピルビン酸といった酸性物質(疲労物質)を分解してくれるため、疲労回復や筋肉痛にも働きます。

お酢はサイクルを活性化させる働きがあるので、疲れが抜けない、凝りに悩んでいる…という方は、お酢を積極的に取り入れた食事をするように心がけましょう!

また、TCAサイクルが活性化すると代謝の向上につながることから、ダイエットへの効果も期待できます。

代謝に必要な補酵素として働くビタミンB群が不足すると、サイクルの回転が滞り、うまくエネルギーをつくり出せなくなってしまうので、お酢と一緒にビタミンBを含んだ食品を摂るのがおすすめです。

糖質の代謝にはビタミンB₁(豚肉・レバー・魚介類・豆類に含まれる)が、脂質の代謝にはビタミンB₂(豚肉・乳製品・卵などに含まれる)がそれぞれ働きます。

また、クエン酸はキレート作用を持つので、ミネラルの吸収を助ける働きがあります。

カルシウムや鉄分などは体に吸収されにくいので、お酢と一緒に摂るとよいでしょう。

その他、血圧の上昇を抑える、血中総コレステロール値を下げる、血糖値の急上昇を防ぐ、過酸化脂質の形成を抑制する…など、さまざまな効果についても報告されています。

お酢は、私たちの美容と健康に、とても心強い味方なのですね!

 

たくさんある、お酢。それぞれの特徴とは?

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お酢、といっても、スーパーをちらっと覗くだけでたくさんの種類が並んでいて、何をどう選んでいいのかわからない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

食卓にのぼりやすく、目にすることの多いお酢の種類とその特徴を以下にまとめてみました。

◆穀物酢のなかま

穀物酢 穀物(麦・とうもろこし・米など)を40g/L以上使用してつくったお酢。安価でさっぱりした味わいをもち、家庭用として幅広く利用されている。
米 酢 米を40g/L以上使用してつくったお酢。米のみでつくったものを純米酢という。米の風味があり、まろやかな味わいが特徴で、酢飯や酢の物など多くの和食に用いられる。
米黒酢 米を180g/L以上使用してつくったお酢。黒酢とも呼ばれる。発酵や熟成によって褐色~黒褐色をしており、アミノ酸が豊富で、コクと香りが豊か。

◆果実酢のなかま

りんご酢 りんごの搾汁が300g/L以上使用されたお酢。さわやかなりんごの甘味と、すっきりした酸味が特徴。料理以外にも飲用によく用いられる。
ぶどう酢 ぶどうの搾汁が300g/L以上使用されたお酢。ワインビネガーやバルサミコ酢もぶどう酢の一種。アミノ酸は少ないが、ポリフェノールを多く含む。香り豊かで、料理はもちろん、飲用やスイーツなどにも用いられる。

もちろん上記以外にも、さまざまな原料のお酢があります。

近年、塩分の摂り過ぎが原因となる高血圧などの生活習慣病が問題となり、減塩が勧められています。

しかし、料理から塩分やお醤油を大幅に減らすと、ヘルシーですが何となくぼやけた味になり、美味しさを感じにくくなってしまいます。

そこにお酢を追加することで、お酢の持つ酸味や旨味、そして独特の香りが、減塩メニューの物足りなさを解消し、ぐっとおいしくしてくれるのです。

お酢は、肉、魚介類、野菜など、どんな食材とも相性のよい調味料。

さまざまな料理に追加して楽しみましょう。

また、お酢は原料やつくり方によって大きく味や香りが変わります。

製法や産地にこだわって、自分好みの美味しいお酢を探してみるのも楽しいですね!

 

「いい塩梅」という表現を聞いたことがある方も多いと思います。

塩はそのまま塩分、梅は梅酢(酸味)を表しており、塩分と酸味で調整すると“ちょうどいい具合=いい塩梅になる”というところから生まれた言葉です。

塩分と酸味のバランスを取り、美味しさにも健康にも「いい塩梅」の食事を摂りたいですね!

(キレイ研究室研究員:船木)

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