頭皮マッサージを毎日のシャンプーに取り入れて「たるみ」にサヨナラ!

いつの間にか下がってきている顔のたるみ。
自分でケアするのは難しいと思っていませんか?
実は顔ではなく頭皮をマッサージするのがおすすめなのです。
今回は顔全体を引き上げる頭皮マッサージについて、株式会社フェイスプラスNIMUの代表で全日本エステ指導育成協会講師の梅原美里さまにお話を伺いました。

頭皮マッサージで顔全体を引き上げる

フェイスラインのたるみやむくみを改善するには、頭皮マッサージも効果的です。
頭皮と顔の皮膚はつながっており、頭皮の筋肉が硬くなることは、顔のたるみにつながります。
頭皮を柔らかくし、血行を促進することで以下4つの効果が期待できます。
1:リフトアップ
頭皮が柔軟になることで顔全体が引き上がります。
2:むくみ改善
血流が促進され、余分な水分や老廃物の排出を助けてくれます。
3:リラックス効果
こわばった頭皮をほぐすことでストレス解消にもつながります。
4:育毛効果
血流が改善されることにより、髪の健康もサポートされます。

頭皮マッサージのやり方

マッサージは、頭皮が清潔な状態で行う必要があるのと、頭皮や髪への摩擦を避けるため、シャンプー中に取り入れるのがおすすめです。
基本は指の腹を使い、爪を立てないように注意してください。
以下のステップで、頭皮マッサージをおこないましょう。
1:頭頂部を中心にほぐす
両手の指を使い、生え際から頭頂部に向かって指の腹で押し上げるように動かします。
圧は強くし過ぎず、心地よい程度に。
2:側頭部をほぐす
耳のまわりを指で小さな円を描くようにマッサージします。
頭皮や髪をこすらずに指を移動しながら動かす。
この部分を刺激すると顔の側面が引き上がる効果があります。
3:後頭部をほぐす
首の付け根から後頭部にかけて小さな円を描くようにマッサージします。
リンパの流れを良くし、むくみを軽減します。
4:頭頂部を刺激する
頭頂部(百会のツボ)を優しく押すことで、全身の血行促進とリラックス効果が得られます。
5:首のつけ根を刺激する
首のつけ根にあるへこみ(盆の窪)に両手の親指をひっかけて両手で頭をつかむ。

マッサージのポイント

日々のケアとして、1回5~10分程度を目安に無理なく続けましょう。
過剰な力を加えず、心地よい圧で行うことが大切です。
手が小さめの方や握力が弱めの方など、指の腹ではうまく力が入らない場合(力を入れにくい場合)があります。
その際は、親指以外の指を内側に丸め(軽く握ったような状態)、第1関節と第2関節の間の部分(面)、または指の第2関節(骨部分)を頭皮に当ててもOKです。
また、ヘアブラシやヘッドマッサージ器を使用するのも効果的です。
最近はさまざまなものが販売されていますので、心地よいと感じるアイテムを探してみるのもいいと思います。

あなたの頭皮は硬くこわばっていませんか?
頭皮が柔らかくなれば、顔のリフトアップだけでなく、髪質の改善も期待できます。
是非、毎日のシャンプー時の習慣にしたいですね。

[執筆者]

梅原美里
2008年より山野愛子直営店でフェイシャルケアの技術を学び、多くの経験を積む。
2019年に独立し、現在は『FACE+(中野店、表参道店)』、そして『山野愛子どろんこ美容KOHANKU代々木店』の3店舗を運営。
これまでに1万人以上のお客様の肌と向き合い、10年以上通い続けてくださる方も多く、信頼をいただけることに日々感謝しています。
私が目指すのは、「すっぴんでも輝ける美肌」をお客様一人ひとりに実感していただくことです。
また、これまでの経験を基にした著書『いくつになっても「すっぴん美肌」になれるコツ サロンオーナーが全部教える』を出版し、多くの方に美肌づくりのコツをお伝えしています。
「肌は心を映す鏡」。美肌ケアを通じて、お客様の毎日がもっと自信に満ちたものになるようにサポートしております。

FACE+ by yamano
https://faceplus.jp/

関連記事一覧